風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

クラシカルなシェイクスピアが似合う美しい青年

小雨が降っています。
ラブシュンアリーさん、にゃおさんから、
教えていただきました(ありがとうございます)。
笠原くんのブログに、小栗くんのことが書かれています。
そして昨日3月23日に、「おしゃまTV」に小栗くんが電話で参加したそうです。
笠原くんのブログの、「おしゃまTV」のところをクリックして、
3月23日のところをクリックするとその様子が聞けますよ。
41分くらいで、小栗くんと電話で話す場面が出てきます。


【 笠原秀幸くんのブログ 】


ちょっと聞こえにくいんですけど、監督と小龍包を食べてるみたいでしたね。
元気そうでよかったです。
やべさんのブログにも、小栗くんの名前が少しでてきます。
「ヘンリー六世!」のところです。


【 やべさんのブログ 】


写真が、高岡くんはもちろんですが、鋼太郎さん、長谷川さんも、
一緒に写っていますね!「ヘンリー六世」よかったんですね〜。
すごく感動した様子が書かれていて、
“でも…凄すぎる!こんな風に思ったのは…
 旬の舞台を観た時、以来でしたァ…。”〜ここは嬉しかったです。
鋼太郎さん、ケレアもお元気そうで(笑)、
やっぱりまたシェイクスピアを小栗くんで観たいです〜。
シェイクスピアに限っていうと、小栗くんは2007年の「お気に召すまま」再演以来、
シェイクスピアの台詞を語ってくれてないんですよね。
私はこの頃、台詞フェチ(笑)かなと思うところがあって、
本当にシェイクスピアとか、カミュは、キラ星のごとく、台詞が素晴らしい。
詩的で美しい台詞、格好いい台詞、心に沁みる台詞、切ない台詞・・・。
またあの美しい容姿で、美しい声で、美しい台詞を紡ぎだしてほしい。
クラシカルなシェイクスピアに、こんなにもよく似合う青年だったこと、
この目がしっかり覚えています。
では、久しぶりに「お気に召すまま」の台詞より。


オーランドー「そんな優しい言葉を?どうかお許しください、
        ここでは何もかも野蛮だと思いこんでいたので、
        つい居丈高な態度をとってしまいました。
        みなさんがどういう方かは存じませんが、
        人も寄り付かないこんな場所で
        鬱蒼と枝をたらす木々の陰で
        ゆるやかな時の歩みをやり過ごしておられる。
        みなさんがかつて幸せな日々を送ったことがおありなら、
        鐘の音が教会へと誘うあたりに住んだことがおありなら、
        立派な主人役のいる宴席に招かれたことがおありなら、
        まぶたの涙をぬぐったことがおありなら、そして
        人を憐れみ、人に憐れまれるのがどういうことかをご存じなら、
        私も無理強いはやめ、穏やかな手段が功を奏することを
        願って顔を赤らめ、剣を鞘におさめます。」


この台詞は「情熱大陸」にも出てきましたね。稽古中、
少し怪我をしてしまった後、目を閉じて、うわ言のように呟いていました。
長い睫毛と細い顎の線と、切なくなるような惹き込まれる映像でした。
情熱大陸」のDVDには、鋼太郎さんがこの台詞についての言い方を、
熱心に説いている場面も出てきました。
「お気に召すまま」再演は、また初演と全然違っていたので、
「お気に召すまま」再演のDVDも、出してほしいです。
24歳のオーランドーのロザリンドへの恋心、たくさんたくさん伝わってきましたよね。