風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

おかえりなさい

小雨が降っています。
mikimiki さんから教えていただきました(ありがとうございます)。
つじモンさんのブログに、「岳」オールアップのことが、
木俣さんのブログに、「シュアリー・サムデイ」ノベライズのことが、
書かれています。

【 つじモンさんのブログ 】

【 木俣さんのブログ 】

そして「踊る大捜査線3」のHPに、初日舞台挨拶の情報がUPされています。

【 踊る大捜査線3 HP 】

日舞台挨拶、全国41ヶ所生中継なんですね。凄いですね。
チケット、大変ですね。
そして「岳」については、とにかく誰も遭難も怪我もしないでよかったです。
映画に携わるすべての皆さんが無事に撮り終えて、本当によかったですね。
私は山に登る気は全然ないのですが(笑)、何故かドキュメンタリーは、
たびたび見る機会があって、少しでも油断すると自然は容赦しないという場面を、
よく見てきたので、山という特別な環境で、助けて支えて導いてくださった、
まわりの方々の力が、本当に素晴らしかったんだなあと思いました。
そういう力を気持ちよく引き出させた小栗くんの人柄もありますよね。
いい映画になることを願っています。
そして家に帰るまでが遠足〜ということで、
元の身体に戻るまでが、本当の終了ということで(笑)、
特に、首の細さ、肩のライン、腕、細身に戻ってほしいです。
三歩くんから小栗旬くんへ戻ってほしいです。


さてもう6月中旬になりますが、舞台の出演予定が聞こえてこないですね。
これで今年、舞台がないとなると、
2008年から3年間で、「ムサシ」1本だけなんですよね。
もう蜷川さんのもとで、シェイクスピアを演じた俳優さんということを、
皆さん、忘れてしまいそうです。
小栗くんのシェイクスピアを生で観たファンも、少なくなっているでしょうか。
私はどうしても「お気に召すまま」のオーランドーから嵌ったので、
そこから抜け出せないというか、どうして、こんなに舞台から離れてしまったのかと、
いろいろ考えてしまいます。
有名になったことで、いろいろ弊害も出てきたのかもしれないのですが、
舞台が小栗くんが一番輝ける場所だと思うんですよね。
舞台「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」のパンフレットに、
蜷川さん、三池監督の対談があり、こう書かれていました。


三池「“クローズ〜”もそうですけど、よそでやれない特別な場所だと、
    思ってくれてるのかな。小栗旬は売れれば売れるほど、
    みんなに共感される、愛される人にならなきゃいけないわけでしょ。
    主役ってそういうものじゃないですか。
    でも、もともとはアウトローになろうとして役者という生き方を選んでるのに、
    どんどん普通の人間を演じなきゃならなくなるという苛立ちがある。
    そのストレスを吐き出してもらうのが自分の現場というか。
    今の人たちは、みんなたぶん面白くないんだと思う。
    だから小栗旬にとっては、蜷川さんのお芝居が絶対に必要なんですよ。
    ベースはそこにある。一緒にやる度に全然違ってますよ。
    奥行きが出てきて、いい男になってる。“ムサシ”もよかったですね。」


三池監督は、以前にも、小栗くんにとって唯一の精神的逃げ場は、
蜷川さんの舞台なんじゃないかと思う、と仰っていましたが、
本当に、“ベースはそこにある”と思います!
蜷川さんは小栗くんとは数年後と仰っていましたが、
とにかく舞台に立ってほしいです。
舞台で輝くばかりのオーラを纏い、生き生きと演じる小栗くんが観たいです。


話は変わりますが、タイトルの「おかえりなさい」は、
「小栗くん、山からおかえりなさい」ではなくて(笑)、
はやぶさ」の帰還にとても感動したので、「おかえりなさい」とつけました。
どこかロマンチックでもあり、久々に胸が熱くなる出来事でした。
写真一覧はこちら。

【 小惑星探査機「はやぶさ」 地球へ帰還 】

凄いですよね〜。最後に地球を写した写真の未完成さが芸術的でもあるなあとか、
大気圏に突入して、カプセルの身代わりになるかのように、
輝きながら散っていく「はやぶさ」の美しさに、心揺さぶられます。
といいつつ、「はやぶさ」を知ったのは、つい先日、
NHKの番組で知ったばかりなのですが(笑)、
でも「おかえりなさい」「ありがとう」って言ってあげたいですね。
素晴らしい偉業だと思います。
カプセルの中にほんの少しでも何か入っているといいですね。
それからそれから、ワールドカップサッカー、
今夜のカメルーン戦、日本代表、頑張ってください!


おかえり、そしてありがとう−−。多くのトラブルを乗り越え日本の小惑星探査機「はやぶさ」が13日深夜、7年にわたる小惑星往復の旅を終えた。その奮闘ぶりは多くの人に感動を与え、どんなときもあきらめないことの大切さを伝えた。はやぶさが帰還するオーストラリアで、管制を担う相模原市で、人々はそのフィナーレに拍手を送った。
「この7年、こちらの指令をけなげにこなし、身をていしてカプセルを届けてくれた。明日から運用がないという事実を、受け入れられないでいる」
はやぶさの運用を管制する宇宙航空研究開発機構JAXA)の宇宙科学研究所相模原市)では、カプセル着地後、日付が変わった14日午前0時過ぎからプロジェクトチームが会見に臨んだ。プロジェクトを率いた川口淳一郎JAXA教授は成功の喜びに浸りながらも、はやぶさとの別れを惜しんだ。
いつもはクールな川口さんが、珍しく感傷的な表情を浮かべ、計画を振り返る。
「この計画は欧米と比べても背伸びした計画」。その一方で、世界初の偉業を「幸運」と言う。「神がかり的だった。今、こうして(成功の)会見の場にいることが夢のよう」とも話した。
一方「このような挑戦がどこかで行われないと先が見えてこない。(宇宙開発技術の)持続的な可能性を支えるために、こういう挑戦は必要」と、後継機の開発を含む今後の技術開発の重要性を強調した。
     “はやぶさ 任務完了…JAXA教授「神がかり的だった」”〜記事より。