風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

ひんやりした綺麗な冷たさ

久々の雨になりました。台風、気をつけてくださいね。
ゆまさん、mimosaさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
「踊る3」のオフィシャルサイト、「映画情報」にて、
「OD3 メイキング 05 」をクリックすると、
鳥飼くんのクランクアップのシーンが動画で見られます。
「OD3 メイキング 03 」にも、パトカーから降りるシーンが少し見られます。

【 踊る3 オフィシャルサイト 映画情報 】

鳥飼くん、いいですよね〜。
皆さん仰ってますが、ほんの少しのシーンでも惹きこまれます。
私としては、警察系でいくと高倉奏くんより、鳥飼くんの方が好きです(笑)。
高倉奏くんの方が性格はいいと思うのですが、
エリートで隙がないように見えて、無防備だったり、
青年期の不安定さが、好きなんですよね(笑)。
メガネ男子でスーツ男子で包帯男子。
傷ついてなお美しいを絵に描いたような、
繊細な甘さと知的で冷静で、しかし優しさと危うさと、
歪んだ正義、美しさ、プライド。
いろいろと複雑に絡んでいて、より魅力的です。
ドラマでいいので、鳥飼くんのスピンオフが観たいなあと思いました。


さてその「踊る3」にも出演された深津絵里さんが、モントリオール世界映画祭で、
「悪人」(李相日監督)で最優秀女優賞に輝きましたね。おめでとうございます。
とてもいい女優さんですよね。好きな女優さんのひとりです。
モントリオール世界映画祭といえば、「イズ・エー」も、
2004年のモントリオール映画祭の、正式出品作品だったんですよね。
受賞はできませんでしたが、数ある映画の中で、
まずは出品作品に選ばれるだけでも素晴らしいことだと思います。
このごろ小栗くんは映画はもっぱらエンターテイメント系なので、
たまには、こういう映画祭に出品できるような作品にも出てほしいですよね。
「イズ・エー」は、父親役の内藤さんに感情移入してしまって、
ボロボロ泣きました。
パンフレットには監督さんの言葉として、こういうことが書かれています。


“勇也役の小栗くんの表情が脚本に書かれている以上に、
 儚さや切なさを含めて、少年の危うさを見事に演じてくれましたので、
 小栗くんの力に助けられたかなと、と思っています”


少年犯罪を描いているので、とても重く哀しい映画なのですが、
小栗くんの勇也は秀逸だったと思います。
繊細で透明感があって、ガラスのような脆さと儚さ、そして幼さと狂気、
ぞっとするような綺麗な少年でした。
小栗くんが演じると、ひんやりした綺麗な冷たさ、怖さが出るんですよね。
これは鳥飼くんにもちょっと現れていて、
そこは小栗くんにしか出せないものだと思うので、
大事にしてほしいなあと思います。

【 amazon.co.jp イズ・エー 】

まだHPも見られます。

【 イズ・エー HP 】

「News & Event」のところをクリックして、
「完成披露試写会レポート」をクリックすると、
白シャツで、まだ少年の面影が残る美しい小栗くんが見られますよ(笑)。