風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

その清らかな目で 蒼ざめた天の高みから

晴れたり曇ったりしています。
さて、22日にご紹介した、「ムロバナシ」、
【 ユーストリーム 】で「その1」を見てみました。
その内容を少し書いてみますね。


シュアリー・サムデイ」、DVDの売上も合わせて、成功した。ありがとう。
時計じかけのオレンジ」、小栗くん、2日目で足を痛めて、
テーピングを巻いてやっていた。
主役は凄い。その背中を見て、がんばろうと思った。
出ずっぱりであれだけやっていて、みるみる痩せていった小栗くん。
今、痩せて格好いい(うん、うん、わかります・笑)。
結構チケット代が高い(笑)舞台だったが、全席満席で、小栗旬、凄い。
歌の先生、怖かった。小栗くんは事前にレッスンをしていて、上手くなっていた。
最近は、カラオケでも気持ち良さそうに歌っている。
「セイ・ソウ」はいつまでやるの?と、小栗くんに言われた。
時計じかけのオレンジ」にかける小栗くんのストイックさは半端なかった。
(これは途中ゲストにいらっしゃった福田さんの言葉)


ムロくんは、シルエットで出てくると、自分だけムチムチしていて、
すぐわかる、みたいなことも言っていましたが(笑)、
とても楽しそうにいろいろと話していました。
台本を映しながら、アドリブ部分(看守のとき)の演技を、
その場でやってくれたりもしました。
それから「その1」の終わりの方で、
ムロくんがディムから看守への早替えの場面も映像で映してくれたのですが、
舞台でのアレックスの声が聞こえていて、
「僕は何も悪くない。どうかお願いです。僕に弁護を」等、
この声が聞こえたことが、とても嬉しかったです(笑)。
時計じかけのオレンジ」、大変なこともたくさんあっただろうけど、
そんなことは微塵も見せず、大成功に終って、本当によかったですね。
先日【 時計じかけのオレンジ ツイッター 】には、
賛美歌の歌詞がUPされました。


時計じかけのオレンジ  賛美歌


我々は薄い紅茶のようだ 
出がらしの飲むに耐えない紅茶 
天使の食事は取らない 
試練のときは続く 
だがここで罪の強さと 
悪魔の全ての種を
呪い始めよう 
神の善意を受け入れていこう 
アーメン


本当に、アレックスの小栗くんは、
アポロンのようなギリシャ彫刻のような、綺麗な目鼻立ち、
高い背、惚れ惚れするようなスタイルの良さ、細身で、長い手足、優雅な指先、
何より醸し出す雰囲気が、本当に美しくて、
ああ、なんて綺麗な子なんだって、何度も思いました。
悪い子、アレックスなのにね(笑)。
また舞台でしなやかに眩しいほどに輝いている小栗くんを観たいです。
彼の精神を身体を経由して生で感じ取る何かは、それは至上のものだと、
もうわかってしまったので、またその体験をしたいなあと思います。
では今日の台詞は、舞台「お気に召すまま」から。


前公爵「君があのサー・ローランドの息子なのか、
     いま君が打ち明けた言葉は誠実そのものだし、
     私の目にはっきり映っている顔も、
     目鼻立ちから色艶まであの男に生き写しだ、
     よく来てくれた、嬉しいぞ。私は公爵だ、
     君の父親に目をかけていた。身の上話の続きは
     私の洞窟で聞かせてくれ。ーご老人、
     お前も主人ともども歓迎しよう。
     腕を取って支えてやれ。さあ、君の手を、
     君の身に起こったことを残らず話してもらおう。」


オーランドー「ここに懸かってろ、俺の歌、俺の恋の証人だ。
        三つの冠を戴く夜の女王よ、見ていてくれ、
        その清らかな目で、蒼ざめた天の高みから、
        あなたに仕える美しい狩人、俺の運命を支配する人の名を。
        ああ、ロザリンド、この木々が俺の手帳だ、
        その幹に思いの丈を彫りつけておこう、
        そうすれば、この森に住むすべての者の目が、
        いたるところであの人の美徳の証を見ることになる。
        走れ、走れ、オーランドー、木という木に刻みつけるのだ、
        たとえようもなく美しく清らかなあの人の名を。」