風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

髑髏城の七人の原点と新しい可能性

曇り空です。
【 小栗くんの公式HP 】に「岳」の初日舞台挨拶のことが書かれています。
お近くの方、見に行ってきてくださいね。今回は東京だけですね(笑)。
kei さんが【 BBS 】に思いを書かれているのですが(ありがとうございます)、
昨日、女優田中好子さんの突然の悲報を知り、ショックでした。
東京DOGS」での奏のお母さん役は、いわゆるコメディ部門の役で、
それを嫌味にならず、温かく明るくとてもチャーミングに演じられたこと、
人柄が滲み出ていましたよね。
奏ちゃんママを素敵に可愛らしく演じてくださって、本当にありがとうございました。
これからどんなにかいろいろな役を演じられて、
味のある素敵な女優さんになられていたかと思うと、とても残念です。
心よりご冥福をお祈り致します。


小栗くんの公式HPの雑誌情報に載っていた「リビング新聞」、
こちらで読めます。
【 小栗旬さんインタビュー 】
金髪で笑顔だと、余計に若く見えますね。


そして「AERA-net. 」で、“『髑髏城の七人』の原点と、新しい可能性”と、
題した中島かずきさんの文章が読めます。
【 AERA-net.  『髑髏城の七人』の原点と、新しい可能性 】


“やっと夏の『髑髏城の七人』の詳細が発表になりました。
脚本はとっくに上がってたのですが、なかなか話題に出来なくて僕ももどかしかったです。
キャストは小栗旬森山未來早乙女太一小池栄子勝地涼仲里依紗と、かなり若返りました。


それが、もう一度やろうと思えたのは、全体を若いキャストにして、しかも捨之介と天魔王という、それまで一人二役でやっていた役をそれぞれ分けるというアイディアを思いついた時です。
いのうえひでのりとヴィレッヂの細川社長と三人で打合せをしている席だったかな。
だったら小栗旬の捨之介、森山未來の天魔王というキャスティングはどうだろうという話になり、そうなると蘭兵衛は『蛮幽鬼』での立ち回りが素晴らしかった早乙女太一でいきたいね。こういうキャスティングが可能なら、新しい『髑髏城の七人』ができるなあと言っていたのですが、その時には半信半疑だったのです。ですが、縁とタイミングと細川社長の努力(これをいれとかないと怒られる)により実現出来ることになりました。
古田新太橋本じゅんが、スケジュール上、出演は無理だということは早めにわかっていたので、だったら他のキャストも一気に若返らせようとした結果、上記の、かなり豪華で贅沢なキャスティングになりました。
いや、新感線を書く時にはいつも思うのですが、これだけのキャストに当ててホンが書けるのは、本当に幸せです。


初演から21年目、50を過ぎた僕が納得出来るホンを若いキャストに演じてもらう。
この化学反応が実に楽しみです。”


これは凄いお話ですよね!ここまでの経緯はよくわかりました。
まずキャスティングありきで、お話が進んでいったのですね。
そしてなんと、また当て書きをしてくださるという、
井上ひさしさんが当て書きをしてくださった、「ムサシ」の小次郎以来ですね。
あのときも役者さんとして、こんなに幸せなことはないのではないかと、
書いたのですが、再びこういう機会が巡ってきました。
大人気作「髑髏城の七人」を新しくする、その大いなる挑戦の舞台に、
小栗くんの名前が最初にあること、感動です。本当に嬉しいです。
企画の段階から名前が出て、縁とタイミングと努力(社長さんの・笑)で、
こうやって実現に向かっていった、そのことにも感動と感謝ですね。
皆の思いが結集した小栗くんならではの捨之介、期待しています!


そういえば昨日、当て書きについて、少し書いていたんですよね。
うん(笑)。
では今日の台詞はその当て書きをしていただいた「ムサシ」より。
小次郎の最初の台詞です。


小次郎 (絞り出すように)・・・遅いぞ、武蔵!怯んでいたのか、
      それともなにかあざとい策略でも企んでいたのか、
      なぜ半日近くも遅れたのだ。この腹黒の騙り者めが!