風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

大人の愛の物語

雨は上がって、晴れてきました。
昨日の続きになりますが、
皆さんも昨日のコメント欄に書かれていますが(ありがとうございます)、
もうそろそろ小栗くんに本格的な恋愛ものに出ていただきたい。
あれだけの容姿と雰囲気を持っていながら、もったいないということで(笑)、
どんな感じのものに出てほしいのか、いつもの独断と偏見の(笑)、
私の思いを(今まで、ちょこちょこ書いたものもまとめて)、
書いていこうと思います。


≪切なくて優しく温かいラブストーリー≫
映画「ラブアクチュアリー」のような、皆の気持ちの行き来の、
その思いに、心温かくなる、コミカルでちょっぴり切ないラブストーリー。
ヒュー・グラントコリン・ファースの役は、まだ早いかなと思うので、
あの友人の花嫁に恋をする彼の役とか、
小栗くんの優しい恋する瞳を観たいです。


≪おしゃれで軽やかなロマンチック・コメディ≫
映画「プラダを着た悪魔」の男性版(笑)。
全く洋服に興味のない彼が配属されたのは、最先端のファッション雑誌。
厳しい外国人の女性上司に振りまわされながらも、
どんどん垢ぬけて、おしゃれになっていく彼。
ツカツカっと大股で、最新のブランド服を着こなして、颯爽と歩く姿、
観てみたいなあ。そんな彼にはでもつつましくも素直で可愛い、
ウエイトレスの彼女がいて・・・。
彼が日々遠い人になってしまうと悩む彼女との関係は?女性上司とは?
おしゃれで軽やかでテンポがよくて、粋でコミカルで、
邦画ではなかなか難しいのですが、そういう映画も観てみたいです。
そして思いっきり格好いい小栗くんを大画面で堪能したいです(笑)。


≪悲劇と隣り合わせの愛≫
映画「俺たちに明日はない」のような、銀行強盗で逃避行で最後は惨殺みたいな。
ぎりぎりの二人の愛の物語を観てみたいです。濃厚ラブシーンあり(笑)。
みじめで切なくて儚くて、たった二人きりの、ときにはののしり合ったり、
激しく愛し合ったり、でもお互いが唯一無二の存在で、
そういうぎりぎりのときの、小栗くんの泣いているんじゃないかと思うような、
儚い笑顔を観てみたい。


≪退廃的な浪漫的な愛≫
どの物語というわけではないのですが、明治、大正の時代を舞台にした、
作品に出てほしいです。三島作品なら、なおいいのですが、
あの頃の時代、小栗くんに絶対合うと思うのです。
あの頃の少し退廃的な浪漫的な雰囲気とか、身分の差、社会の不自由さ、
良家のご子息でも、インテリの帝大生の役でも、
人妻を手玉にとって、奔放に生きているようにみえて、
しかし自分に溺れて破滅していく役とか、
一度は演じてほしいです。


≪三池監督の意見≫
オールナイトニッポン」第104回より。
小栗旬と再びタッグを組むならやってみたいことがある〜
三池「これはなんかね、いつか、やれればなあというふうには思うけども。
    要はこう、具体的な作品、タイトルとかということではなくて、
    やっぱり普通、出来ないもの。で、エロチックなもの。
    で、映倫とかなんかっていうのを、超越しちゃってるもの。
    こういう映画があってもいいんじゃないのっていいながら、
    それを見ると、なんか魂が揺れちゃうような。映画そのものの可能性、
    今はもう映画ってこんなもんだって、みんな決められて、
    その中で作ってるけど、ほんとはなんでもありなわけでしょ。
    そういうのを、なんていうのかな、何も持ってない人間たちが、
    何でもありっていうんじゃなくて、全部持ってるのに、
    あえてこれだ、みたいな。持ってるから出来るっていうようなことが、
    出来ればな、っていうふうには思う」


テリー・ギリアム監督の意見≫
オールナイトニッポン」第139回より。
小栗くんにどんな役を?
上背があるので、ロマンティックな役がいいかな。
ただテストはさせていただきます(笑)。
キレぎみの殺人鬼なんだけど、とてもデリケートな面も持ち合わせていて、
ロマンティックな役とか、どうでしょうか。
人を殺す行為は、彼をとても苦しませるが、連続殺人鬼で、
非常に混乱している、そんな役はいかがでしょう。
小栗さん、ナイスガイに見えるけれども、もしかしたら、奥深いところで、
極悪人かもしれません。ナイスな俳優さんに悪い役を演じてもらうのが面白い。


ロミオとジュリエット
悲願ですね(笑)。
ちゃんとシェイクスピアの台詞で、ストレートプレイでお願いしたいです。


ロミオ「だが、待て、あの窓からさしそめる光はなに?
     むこうは東、とすればジュリエットは太陽。
     昇れ、美しい太陽、ねたみ深い月の光を消してしまえ、
     自分に仕える乙女であるあの人のほうが美しいと
     悲しみ嘆き、病み青ざめている月の光を消してしまうのだ。」


私は観た好きな映画に重ねているだけなのですが(笑)、
でも脚本がいいといいなあとか、いい監督さんに撮ってもらえるといいなあとか。
その監督さんの二人、三池監督は、エロティック、ギリアム監督は、
小栗くん本人にもこのとき初めて会ったと思うのですが、
でもちゃんとロマンティックな役と仰ってくれていますね。
そういう小栗くんのロマンティックな雰囲気が活かせる役をやってほしいですよね。
ロマンティックな雰囲気ってなかなか持っている人、少ないと思います。
本格的で上質な大人の愛の物語、是非、観てみたいです。