風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

髑髏城の七人 パンフレット

雨は上がってきました。
新聞のテレビ欄、今夜の「ぴったんこカンカン」のところに、
小栗くんの名前があります。ほんの少しかなと思いますが、見てみてくださいね。
17日のコメント欄に、チシャ猫さん、サファイアさん、すーこさん、
リスベットさん、竹栗さん、みゃーこさんが「髑髏城の七人」の感想を、
書いてくださいました。ありがとうございます。読んでみてくださいね。
やっぱり捨之介、素敵でしたよね〜。
そして昨日の「ハンマーオークション」は凄い値段でしたよね。
でも全額寄付ということですから、高ければ高いほどいいですよね。
後々、その様子はテレビで見られるのでしょうか。
できたら「髑髏城の七人」の舞台の様子も映していただけたらなあと思います(笑)。


さてその「髑髏城の七人」のパンフレットについて。
大きさは縦約36cm 横約26cm 今まで買ったもので一番大きなパンフレットでした。
いのうえさん、中島さんのあいさつ文があり、ストーリー紹介。
インタビューと写真とともに、捨之介、天魔王、蘭兵衛のページが各4ページ。
他の主な出演者の方が各2ページ、さらに出演する方々のページが続きます。
稽古風景がモノクロで4ページ。小栗くんと古田さんの対談が4ページ、
未來くんと染五郎さんの対談が4ページです。
他戦国男子の“トリセツ”等が載っています。
古田さんと小栗くんの対談が面白かったのですが、それを読んでいて、
思い出したことがあって、そういえば古田さんが小栗くんの、
オールナイトニッポン」に出てくれたときこんな会話がありました。
【 風色の椅子 2008年2月1日のブログ 】オールナイトニッポン第52回より。


古田「去年っていうか、前から言ってるけど、小栗と芝居したいね」
小栗「芝居したいっすね〜」
古田「ね〜」
小栗「ぼちぼちね。こうやってもちろんラジオで話すのも楽しいけど、
    やっぱりちゃんとね」
古田「もういいよね」
小栗「もういいっすよ。ぼちぼちやらないと。だってさ、さっき蜷川さんの話も、
    ちょっと古田さんふったけども。蜷川さんだって、古田新太は、
    素晴らしい役者だと認めてる古田さんと、やっぱりぼちぼちなんか」
古田「そうだね。でも蜷川さんはもう俺のことも好きだろうけど、
    俺の100倍小栗のことが好きだからね」
小栗「あははは」
古田「まあそこで俺はちょっと横恋慕出して、とりあえずあのう蜷川さんに、
    こう当身でもくらわせて」
小栗「あははは」
古田「小栗と一緒にお芝居するみたいなこともやりたいと思ってますので」
小栗「そんなことが実現できたら、いいと思うんですけど」
古田「ね!」


古田さんの「でも蜷川さんはもう俺のことも好きだろうけど、
俺の100倍小栗のことが好きだからね」〜この言葉が、
とっても嬉しかったことをよく覚えています(笑)。
でも今この会話を読むと、古田さんとの共演は叶いませんでしたが、
古田さんが演じられた役を小栗くんが演じている真っ最中で、
ちょっと感慨深いですよね。
こうやって、いろんな演出家のもとでいろんな舞台に出て、
それが小栗くんの血となり肉となり、
また蜷川さんのシェイクスピアの舞台にも、
ひとまわりもふたまわりも大きくなって戻ってきてほしいなあと思う、
今日この頃です(笑)。
ではここからはパンフレットの内容について書こうと思いますので、
読みたい方だけお願いします。






髑髏城の七人 パンフレット


小栗くんと古田さんの対談、面白いです。蜷川さんのことも出てきます。
古田さんが「蜷川さんのばっか出るのやめろよ」と言ったとか(笑)。
「いろんな演出家と仕事をしたほうがいいよって。」
古田さんによると、この世代が好きなんだそうです。
みんな熱く、真面目で、何かを吸収しようとしている、その中で小栗くんは、
一番紳士的なんだそうです(笑)。
最後の方で古田さんが、
「おいら、本当は贋鉄斎がやりたかった。旬に刀を渡したかった!」という言葉が、
とてもぐっときました。凄く嬉しかったです。
私は、贋鉄斎と捨之介のシーン、とても好きで、高田さんも凄くよかったのですが、
あの役が古田さんだったらと考えると、なんだかもうそれだけで、
胸がいっぱいです。舞台での二人が目に浮かぶようです。
本当にこうやって、古田さん、もちろん蜷川さん等、
まわりの皆さんが買ってくれて、愛してくれて、彼の俳優としての将来について、
考えてくれて導いてくれて、本当にありがたく、嬉しいことだなあと思いました。
小栗くんの才能を見込んで、そしてその人柄に惹かれて、
可愛いと思ってくださっているのだなあと思います。
蜷川さんとはまた是非お仕事をしてほしいけれど、やっぱりいろんな経験をして、
いろんな魅力を身につけて、板の上での輝きを増して、
再びシェイクスピアも演じてほしいですよね。
未來くんと染五郎さんの対談も面白かったです。
染五郎さんってそういう方だったのね!って(笑)、
歌舞伎役者の方は、また違った何かを持っていらっしゃいますよね。
他には、それぞれのインタビューにすべて、「作文:ここ一番の勝負」が、
書かれていて、これがまたそれぞれとても面白かったです。
小栗くんの作文と未來くんの作文は、同じことを書いているような?
ふむふむという二人でした(笑)。
写真はすべてあのスチール撮影のときの凄く雰囲気のある写真です。
捨之介は長い指先で番傘を持つ俯いた横顔の写真が、私は好きです。
写真というより墨絵のようで、
「捨之介様、これはどちらの絵師に描いていただいたのですか」と、
きいてしまいたくなるような(笑)、
あ、皆さんそういう写真なんですけど(笑)、
素敵な写真がたくさん載っている「髑髏城の七人」のパンフレットでした。