風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

踊る大捜査線 THE LAST TV

晴れましたが突然雨が降ったりしています。
昨日、「踊る大捜査線 THE LAST TV」を観ました。
「踊る」らしいドラマで楽しめました。
そういえば「踊る大捜査線」って不思議なタイトルですよね。
「踊る」と「大捜査線」って絶対一緒にはならない気がするのですが、
その「踊る」の部分というか、コメディの部分をたくさん観ることができて、
最後はちゃんと青島さんの血の通った正義感というものに、
触れることができて、これが「踊る大捜査線」なんだなあと思いました。
そしてそして我らが鳥飼くんは、結構たくさん出てましたね〜。
ちょっと驚きました。
エンドロールでは柳葉さんの前に小栗くんという位置で、重責を感じます。
相変わらず、とてもとても素敵な鳥飼くんでした!
鳥飼くんの場合は、ただ歩いているだけで心掴まれます(笑)。
私、「踊る大捜査線3」を観たときも思ったんですけど、
「踊る」を制作された亀山氏、本広監督は、絶対に、
小栗くんの舞台を観に行かれていますよね。
小栗くんを素敵に見せる術を知っているというか、
あの舞台での小栗くんのように、
美しさがつきまとうような格好良さを、凄く鳥飼くんには感じます。
白い肌、黒い髪、細身で、オーダーメイドのスーツをきちんと着こなし、
ひんやりとして繊細で、突き放すような拒絶した色っぽさと、
エリート然としてプライドが高く、知的で品が良い。
やっぱり鳥飼くん、好きだ〜って何度も思いました(笑)。
まずオープニングからとても格好よかったですね。
すでに出世していて、
警視庁刑事部捜査一課管理官 警視
もう補佐官ではありません。あの若さで素晴らしい。
しかし左目はもう見えないようで、
容疑者らしき写真を取りにくそうにしていたところ、
パソコンの画面に向かって、斜めに座るところ、
胸が痛かったです。
でも色のついた眼鏡のそのレンズ越しに、睫毛が可愛いなあとか、
机に座って、足を組んでいたところ、今更ながらに足が長くて、
格好いいなあとか、
眼鏡をその長い指の親指と中指で、くいっとあげるところ、
右手に時計、手を組んだり、広げて、顎につけたり、
長くて細くて綺麗な指につい目が行ってしまいました。
それからそれからインカムのなんと似合うこと。
踊る大捜査線3」でも、インカムをつける動作、外す動作、
投げる動作に、どんなにドキドキしたことか(笑)。
でも「3」よりは明らかに、青島さんとの対決姿勢は強くなっていますよね。
室井さんとも相反しています。


鳥飼「また逮捕か。あの女何人殺したと思ってる。青島さんは手ごわいですね」
室井「手ごわい?」
鳥飼「いや」


鳥飼「僕なら・・・。室井さんも欲しんでしょ、力が。警察を動かせる力が」
室井「私には約束を交わした男がいる。彼は私に上へ行けと言った。
    現場の捜査員が正しいことが出来るようにと」
鳥飼「なら」
室井「ただ上に行くのではなく、信念を曲げずにだ」
鳥飼「・・・あなたがしてきたことは偽善だ」


ここ、悪くて格好いい!って思っちゃいました(笑)。
言っていることとは逆に静かな声で、
鳥飼くんの声もいつも穏やかで優しくさえあって、
それがかえって、ゾクゾクします。
映画が本当に楽しみです!
「3」で電源を切ったら?と言った人がちゃんと働いていたり、
音楽も格好いいなあとか、「踊る」のグッズも可愛いなあとか、
そんなことも考えながら、あと少し、ネタばれは読まないように、
この鳥飼くんの1ヶ月後、その映画を楽しみにしたいと思います。