風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

すらりとした容姿、美貌の警視

爽やかに晴れました。
まず山中教授、ノーベル医学生理学賞、おめでとうございます!
凄いですよね。素晴らしいです。日本人として誇らしいです。
今までお名前は知っていましたが、
インタビューでは、何度も「感謝」「責任」と仰っていて、
こういう先生だからこその受賞なんだなあと思いました。
これからの益々のご活躍を祈っています。


さて昨日「伝説の引退スペシャル」を見ました。
ナビゲーターもナレーションもよかったですよね。
野球好きということで、江川さんのときに、
より乗ってやっているような?そんな気もしたり(笑)、
落ち着いていて温かく寄り添うようなナレーションだったと思います。
サントリーウィスキー山崎のCM のときと、
同じようなトーンだなあと思いました。


声といえば、鳥飼くんの声が好きです。
同じ小栗くんなんですけど(笑)。
内容的にも声だけが流れる部分があったので、
そのシーンも凄く好きですし、
予告CM の「あなたはこれ以上捜査出来ない」の声も凄く好きでした。
少し低めであまり抑揚がなくて、でも優しく穏やかな声だと思います。


そういえば声ではないですが、「踊る大捜査線 THE FINAL」のHPに、
中野友加里さんの現場レポートというコーナーがありまして、
その第七弾に、鳥飼くんが大会議室に入ってきて、
コートを脱ぐところまでが見られるシーンがあります。
2分頃です。
【 踊る大捜査線 THE FINAL 中野友加里現場レポート 第七弾 】
格好いいですよね〜!
カツカツと歩く、コートを脱ぐ、かける、一連の動作が流れるようで、
しかも決して雑ではなくてきちんとしていて、惚れ惚れします。
私はこのシーンだけで、10回以上見ました(笑)。
もともと小栗くんは、所作が美しいので、
これは私の持論では(笑)、幼い頃、お母様からバレエを、
習っていたせいだと思うんです。
お父様はオペラの舞台監督、お母様はバレエの先生、
こんなに文化レベルの高い家庭で育った人は、
そうそういないと思うので、本人は自覚がないかもしれませんが、
こういう鳥飼誠一等、品の良い役柄の場合、
そういうものが滲み出てくる感じがします。
蜷川さんからも、「小栗は黙っていれば貴族に見えるから」
「イギリスでも通用するある種の品のよさを持っている」と、
言われていましたよね。


しかしあんなに美貌の警視さんだと、
張り込みとか、目立って出来ないですよね(笑)。
あ、本庁の人は張り込みとかやる必要はないのかな。
ファイナルではよりオーラが増して、
エリート中のエリートっていう雰囲気が凄くしたので、
羨望の的のようで、近寄りがたく、
すらりとした容姿、本当に美しい警視さんでした。
しかも拒絶した色っぽさもあって、
本広監督も鳥飼の美しさが輝くことを厭わないというか、
そういう演出の仕方で、しかもダークな輝きだったので、
小栗くんの良いところをよくわかっていらっしゃるなあと、
鳥飼くんを見ていると思います。
20代最後の年に、こんなに美しく撮ってもらえて、
本当によかったなあと思いました。


鳥飼くん、言葉遣いが綺麗なところも気に入っています。
小栗くんが今まで演じた役の中で、現代劇の中では、
一番言葉遣いが綺麗ではないでしょうか。
花沢類も綺麗なんですけど、F4は皆一人称が「俺」なんですよね。
しかも「花より男子」第3話では、静の母親に挨拶に行くというところで、
「おばさん」と言っていて、何故「おばさま」と言わせなかったのか、
いまだに引っかかっています(笑)。
というわけで、一人称は「僕」ですし(日向徹も僕でしたね・笑)、
「あなたはこれ以上捜査できない」の「あなた」とか、
「何もわかってらっしゃらない」とか。
そうそう、「踊る3」では、
「所轄と組むから君がこんなことになったんだろうが」と、
「君」と呼ばれる感じが好きだったり(これは呼ばれる側ですが)、
丁寧な言葉遣いが多いので、
その品の良さととても合っていると思います。
しかし命令は非情な感じで、
「ダミーの車両だせ」とか、そこも好きだったり(笑)。
あ、なんだかんだと鳥飼くんが好きなんだと思います(笑)。
「踊る3」でもTV ドラマのSP でも言っていた、
口癖のような「大丈夫ですよ、僕は」〜も好きです。
TV ドラマのSPの方、事件が解決後、去っていく鳥飼、
伸びをするように左腕を上げる仕草が、ちょっと花沢類のようで、
その細身の背中も好きでした(笑)。
また会いに行きたいなあ。
大画面での鳥飼くんは美しさもパワーも増して格別なんですよね。