風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

幾たびの逢瀬

晴れました。まだ日差しは暑いくらいです。
さて今日、「踊る大捜査線 THE FINAL」、5回目に行ってきました!
同じ映画を5回観るのは、私としては新記録です(笑)。
では小栗くん出演の映画、私が映画館で観たその回数ごとに、
整理してみますね。


<1回>
隣人13号 鋼の錬金術師 シャンバラを往く者
ウォーターズ スキヤキ・ウエスタンジャンゴ サーフズ・アップ
蛇にピアス シュアリー・サムデイ 岳 グスコーブドリの伝記
<2回>
あずみ2 キサラギ クローズZERO 花より男子ファイナル
クローズZERO 2 TAJOMARU 宇宙兄弟
<3回>
キツツキと雨 踊る大捜査線 THE MOVIE 3
<5回>
踊る大捜査線 THE FINAL


映画館で、小栗くんを観た初めての映画は「あずみ2」でした。
ちょっとドキドキしました(笑)。
隣人13号」「ウォーターズ」「蛇にピアス」「キサラギ」「キツツキと雨」は、
遠方の映画館でしたが、「キサラギ」は良い映画と聞いていたので、
その映画館に行って、2回続けて観ました。
キツツキと雨」は名古屋、大阪の舞台挨拶に行って、
もう一度、観に行ったので、遠方の映画館の上映でしたが、
3回観ています。
「踊る〜」が回数が多いのは、長く公開しているということも、
関係がありますよね。
「踊るF」は、9月25日、3週目でもまだ一番大きなスクリーンだったので、
今日はさすがに、一番大きなスクリーンではなかったのですが、
こちらは水曜日はカップルサービスデー、カップルで来ると、
2人で2000円なので、カップルの方が多かったです(笑)。
平日昼間の回で、思ったより入っていて、まだまだ根強い人気ですね。
予告編の中で、「カラスの親指」の予告にさとみちゃんが映って、
ちょっと嬉しかったです(笑)。


そしてきっとこれで大画面で観る鳥飼くんは最後だなあと思いながら、
観ていた彼は、やはり切なく美しかったです。
鳥飼くんはラインが綺麗なんですよね。
全身のシルエットも細身で無駄がなく、高い背、長い足、
横顔もとても綺麗で、かつあの細くて長い指、
ただ携帯を持っていたり、パソコンのキーへ滑らせているだけなのに、
情緒があるというか、訴えるものがあります。
小栗くんの指が細くて長いから、指がアップになるシーンが多いのか、
今日は人差し指を少し曲げている感じが、ゆるいアーチになっていて、
その角度が品が良いなあと見ていました(細かい・笑)。
女の人のような細い指ではないのですが、
ごつごつはしていなくて、男の子の指という感じで、
でもどこかロマンチックな感じがする細くて長い綺麗な指ですよね。
今回は、告発状を送信する切なくて繊細な指でした。
鳥飼くんはずっと心の内を見せなくて、でもとても雰囲気がある人で、
もし「鳥飼さん」と呼んで、彼が振り返ったとしたら、
はっとして言葉が出ないような、威圧感とはまた違うのですが、
凄く印象的で、のみ込まれてしまうような感じがあります。
今日は、あの婦警さん、鳥飼くんのことをやっぱり気になっていて、
それは事件についてもですが、私的な感情もほんの少しありそうな?(笑)
だってあんなに素敵ですから。
「踊る3」のときは少年っぽい部分も危うい部分もあったのですが、
「踊るF」ではまた違う危うさと、大人っぽい雰囲気と、
凛として寄せ付けなくて、知的で冷静で潔癖で、でも繊細で切なくて、
しかも人に気づかせまいと頑なに秘めていた哀しみを纏っていたので、
ますます魅力的な鳥飼誠一でした。
ただ歩いたり、座ったり、振り返ったり、電話をかけたり、
何も色っぽいシーンではないのに、色っぽかったですよね。
今まで透明な色っぽさだったのが、
そこに深さも加わった色っぽさになりました。
圧倒的な存在感と、落ち着いた、でも甘い声も素敵でした。
今日は、鳥飼くんが室井さんや青島さんの元で最初から働いていたら、
また違ったのかなあと思ったりしながら、
これから彼の心をとかす女性がきっと現れて、
優しく穏やかに暮らせるように、そんなことを願いながら、
最後のエンドロール、あのガラス張りの部屋、夜景の滲む中電話をかける、
美しい鳥飼誠一を観ていました。