風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

心の風景が伝わる

雨が降っていましたが晴れてきました。
昨日、小栗くんの携帯サイトのブログ、マネージャーさんが更新してくださって、
ルーブル美術館で、とても大きな絵の前にいる小栗くんが写っていました。
「カナの婚礼」という絵です。
絵はこちらで見ることができます。
【 カナの婚礼 ルーブル美術館 】
もの凄く大きな絵ですよね。携帯サイトでは、
絵の人物とその前に立っていた小栗くんとほぼ同じ大きさでした。
絵画は詳しくないのですが、見るのは好きで、
モネ、ルノアールとか、印象派が特に好きです。
2008年、こちらの美術館で、「クロード・モネ展」が、
開かれていたとき、見に行くことができて、その感想を書いています。


2008年6月9日


名古屋ボストン美術館で開催されている、
クロード・モネ展」へ行ってきました。
長男が先に行って、とてもよかったと言っていたので。
思ったより展示されている作品も多くて、丁寧に解説されていて、
本当にとてもよかったです。好きな絵の前にはずっといたいなあという感じでした。
そして今更なんですが、私たちはモネが見た感じた風景を、
キャンバスを通して、また見ているんだなあって思いました。
そこの風景が見たいなら、実際に行くか、写真を見ればいいわけで、
モネの感じた心の風景、ちゃんと伝わってくるんですよね。
風の感触、波のゆらめき、
陽の光のあたたかさ、そのきらめき・・・。
モネはその伝わり方も優しく伝わってくるので、そこも好きなところです。
長男がファンだという「積藁、日没」、その見る距離によって、
夕日に染まったその積藁の、赤、橙の光の具合が違って見えました。
そう光、光・・・。たくさんの色たちによって、光は描かれていました。
そうやって考えると、たとえばシェイクスピアカミュ
これからの井上ひさしさんの小次郎も、
小栗くんが彼なりの解釈をして、その役から透けて見える彼の心の風景を、
私たちは感じているんだなあって思ったりしました。
モネは自宅の壁に浮世絵を飾ったり、日本文化に強い関心を寄せていて、
そんなところも親しみやすいかもしれません。
そういえば、見に行った中で、気に入った絵3枚の、
ポストカードを買ってきたのですが、
長男に見せたら、「それは俺も好きな3枚だった」と言われて、
ちょっと嬉しかったです(笑)。


絵は見た後で、語り合うのも楽しいですよね。
しかしあいかわらず絵の感想から、小栗くんへ結びついちゃってますが(笑)、
でも本当に、その心の風景を絵画によって感じるか、
演劇によって感じるか、それが醍醐味だと思います。
また小栗くんが感じた解釈した心の風景を、役柄を通して、
端正な容姿、繊細な表情、甘い声、ときには思いのほか力強い眼差しで、
伝えてほしいと思います。