風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

八周年を迎えました

よく晴れました。
shu shu さんが、4月28日のコメント欄に、「髑髏城の七人」のDVD について、
書いてくださいました(ありがとうございます)。
参考になります。皆さんも検討してみてくださいね。
【 Bunkamura トピックス 】より。
小栗旬さんインタビュー掲載≫
5月4日(土) 産経EXPRESS
インタビュー記事が掲載予定です。
白石加代子さん出演≫
CX「ボクらの時代」
5月5日(日)7:00〜7:30 
南果歩さん、中嶋朋子さんと共に
女優という職業についてやプライベートの話題まで
盛りだくさんのトークとなっています!


いよいよ5日「あかいくらやみ〜天狗党幻譚〜」初日ですね!
それで、ブログは2日3日4日とお休みします。
私自身の観劇はもう少し先になりますが、
5日初日に備えます(笑)。よろしくお願いします。


そのブログですが、「風色の椅子」は今日で、八周年を迎えました。
長い!(笑) よく続きました。
こんなに長く続いたのは、本当に本当に、
皆さんが読んでくださり、コメントをくださるおかげです。
いつも励みになっています。感謝の気持ちでいっぱいです!
ありがとうございます!
それからなんといっても、小栗くんが第一線で、
ずっとずっと活躍してくれたおかげでもありますよね。
感謝、感謝です!


でもこの頃は読んでもらうのが、なんだか申し訳ない気もしています。
時代はツイッターですよね(笑)。
ブログをやっていた方もほとんどツイッターもされていて、
こちらにコメントをくださった方もツイッターをされていたりして、
あの方かな〜と思いながら、読ませてもらっています。
ツイッターの方が情報が早いですし、なんか楽しそうって思うのですが、
でも私はブログでいいです(笑)。
ずっと同じようなことを書いていますし、
毒にも薬にもならないブログで(笑)、
その存在価値はどうなの?って思わなくもないのですが、
でも書くことが好きなんですよね。
美しい男の子に感動したいですし、それを書きとめたいという気持ちが強くて、
こんなに長く続けていると、もう生活の一部ですし、
「今日も素敵な小栗くん!」って、毎回書いていたいのです(笑)。
ただ長く続いているので、ちょっとした資料集としては、
役に立つかなあと思っています。
右上の【 プロフィール kurigohan 】のところに、
感想を項目ごとに並べていますので、
よかったら、読んでみてくださいね。
特に舞台は力を入れて、感想を書いています(笑)。
少し抜粋してみますね。


≪お気に召すまま(初演)≫
そしてなによりも小栗旬くんのなんと素敵だったことか。
高い背と、細くて足は長く、
まっすぐで綺麗で、立ち姿もそれは美しく、
彼はしなやかに軽やかに舞台を駆け巡り、
その恋する青年の想いは、繊細で凛々しく、
胸がいっぱいになるほどに心に響きました。


≪偶然の音楽≫
単純で、短絡的で、饒舌で、お調子者で、
わめいて、さげすんで、絶望して・・・
でもその高い背のポッツィは、とてもとても可愛くて愛しい
失いたくないものの全てのように、
心に刻まれました。


≪間違いの喜劇≫
その虹色のリボン、大切に大切にはずしたら
そこは中世の夢の世界
まるで飛び出す絵本のような
美しい若者は踊るよ 駆け巡るよ そして間違えられる 
絡み合った虹色?いいえ赤いリボンは 綺麗にほどけて結び合うよ


≪タイタス・アンドロニカス≫
貫く天井までの真っ白な舞台。真っ白な狼。真っ白な衣装。
しかし糸で表した滴り落ちる赤い血は鮮明に、褐色の肌の赤い衣装も印象的に。
その細身のしなやかな野獣は、まず美しい言葉で、自分の野心を語ります。
あの白い狼を背に。


≪お気に召すまま(再演)≫
深く深く美しいアーデンの森、木漏れ日優しく、葉陰は揺れる。
さざめく風の中、美しい若者は、恋の指南を受け、
羊飼いは、切ない思いを訴える。
可愛い姫君は、男装し、やきもきし、愛らしく、
たくさんの恋人たちの、すれ違う思いは、
もうすぐ溢れる幸せに包まれる。
ああ、このお芝居がどうかお気に召しますよう・・・。


カリギュラ
ローマに似つかわしくないような、人工的な細い色とりどりのネオン管が、
光輝く中、いろいろな感情が、降りしきる雨のように降りそそぎます。
誇り、狂気、滑稽、侮蔑、残酷、傲慢、恐怖、見せしめ、気まぐれ。
叫び、脆さ、繊細、嘘、なぐさめ、諦め、望み、絶望、甘さ、優しさ・・・。
カリギュラは、泥のように、悲しみに打ちひしがれて現れたかと思うと、
白いテーブルクロスの上を、食器を蹴散らし、大股で歩く。
その長い指は、愛撫するように優しかったと思えば、
残酷な指先にも豹変する。
長い衣装の裾を引きずりながら、縦横無尽に、駆けめぐり、
非道なことを命令し、幼子のように抱きしめられて、涙を流す。


≪ムサシ≫
スタイリッシュで、繊細で、真っ直ぐで、饒舌。
ときに駄々っ子のようで、チャーミングで、なにより美剣士佐々木小次郎
剣さばき等、腰がしっかり入って美しい形でした。
いつものように上品な雰囲気が、小次郎によく合っていました。
襷掛けをするところ、旅支度をするところ、色っぽかったです。
笑いの間、センスが光りました。


時計じかけのオレンジ
人間の闇の部分をカラフルにポップにしたような舞台で、
良くも悪くもアレックスオンステージ(笑)、
そこに、シニカル、コミカル、クレージーというスパイスを振りかけて、
ロックで味付けし、煮て焼いて丸めて放り投げたような、
見世物小屋の猥雑さと、大いなる芸術的な悪ふざけのような、
大音響の中、ぐいぐいとパワーがみなぎるキラキラとした饗宴の舞台。
白いシャツに白いサスペンダー、黒い山高帽に黒いステッキ、
踊るようにしなやかに、
細身の銀髪の美しい彼は、スポットライトを浴びて、
狂乱の第九のメロディに、なんと似合っていたことでしょう。
悪夢としてもいい夢としても、綺麗で夢のようなアレックスでした。


≪髑髏城の七人≫
捨之介は相変わらず美しく、あの長い髪もいいですよね。
殺陣は流麗というより、躍動感があって、とてもよかったと思います。
「髑髏城の七人」ってこの七人だったんだ〜!っていうところ、感動しました。
愚かでもバカでもそれゆえの愛すべき人たちに、心を持っていかれました。


ここにもうすぐ「あかいくらやみ〜天狗党幻譚〜」が加わりますね。
本当に楽しみです。
そして長く続いていることだけが取り柄のブログですが、
ずっとずっと読んでくださっている方、
お会いできたときはとても嬉しかったですし、
お会いできなくても、もはや身内のように思っています(笑)。
最近読んでくださるようになった方も、本当に嬉しかったですし、
すべて小栗くんが結んでくれた縁ですね。
ありがとうございます。感謝です。
よかったら、またお暇なときにでもお立ち寄りくださいね。
風色の椅子は小栗ファンブログ、老舗として(笑)、
ささやかながら小栗印のお茶とお菓子を用意してお待ちしております。