風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

纏う空気の美しさが愛しい

晴れました。夏日です。
凄い本が出ます(笑)。
小栗旬 Next Stage 」
【 amazon.co.jp 小栗旬 Next Stage 】
『アクチュール』の人気連載、小栗旬の「小栗旬報」がスタートして10年。
その連載再録と蜷川幸雄演出の舞台「タイタス・アンドロニカス」ロンドン公演の、
模様を収めた書籍『小栗旬 First Stage』刊行から7年。
2013年、映画、舞台、テレビ、CM……と多彩な活躍を展開する小栗旬の、
次なるステージは既に始まっている――。
人気・実力ともにトップクラスの俳優となった小栗旬の現在を、
撮り下ろしグラビア、ロングインタビュー&ルポ、
スペシャル対談や関係者コメントでまとめたファン待望のオフィシャルブック。


[主な内容(予定)]
カラー撮り下しスペシャルグラビア
小栗旬ロングインタビュー
小栗旬 in「あかいくらやみ 〜天狗党幻譚〜」
舞台俳優としての小栗旬 ロングルポ
『アクチュール』連載「小栗旬報」再録
第13回(『アクチュール』No.2掲載)〜第48回(No.35掲載)まで
スペシャル対談
蜷川幸雄×小栗旬
役所広司×小栗旬
小栗旬を語る
沖田修一/河原雅彦/長塚圭史/西浦正記/三池祟史
小栗旬出演作品データブック
映画・TV・舞台etc.,


単行本(ソフトカバー): 240ページ
出版社: キネマ旬報社
発売日:2013年6月26日


あの「First Stage」の続編ということですよね。素晴らしいです!
活躍し成長し続けているからこそですよね。
ロングインタビューと、対談も蜷川さん(嬉しい!)、役所さん、
本当に楽しみですし、三池監督はじめ錚々たる皆さんが、
小栗くんを語ってくださるなんて、とても嬉しいです。
「あかいくらやみ」や舞台俳優としての小栗くんも楽しみですし、
ただ「カラー撮り下しスペシャルグラビア」は、できたら、
サントリーウイスキー山崎のような素敵さだったらいいのですが、
洋服はシンプルでお願いしたいです(笑)。
とにかく楽しみな本ですよね。待ち遠しいです。


さて17日「僕らの音楽」を見ました。
二人並ぶと、随分純は背が高くなっちゃいましたけど(笑)、
やはり堂本くんが本当にお兄ちゃんみたいで、
優しくて身守る感じで、いい雰囲気の二人だなあと思いました。
小栗くんの「得意な役・やりたい役」についての話が面白かったです。
小栗「いつもいろんな人にこれは鉄板なんだなと言われるのは、
    僕はどうやらツンデレらしいんですよね」
小栗「多分自分は何かしらかせがあった方が、
    よくなる人間なんだなというふうに思うんですよね」
小栗くんの口からしっかり「ツンデレ」と聞いたことが、
あまりないような気がしたので、そう伝わっているんだなと思いました。
あとは、全然お話に関係ないんですけど、
短めの髪で、スッとした襟足、可愛いなあって思いました(笑)。


しかし私の中で、舞台の小栗くんを観た後、よく陥る現象なのですが、
こうやってテレビの中の映像の小栗くんを見ると、
どこか違う人みたいなんです(笑)。
それは映像も充分充分、素敵なんですけど、
ときどき思うんですよね。
小栗くんは自分の目で、舞台での生の小栗くんは見られないんだなあって。
だから小栗くんを観たときの感動を、
小栗くんに伝えるのは難しいかもしれませんが。
あの小栗くんだけが持つ、まっすぐで綺麗で、
そのオーラというか纏う空気が、はっとするほど綺麗だなあと、
どんな役のときもそう思います。
もちろん高い背と小さな顔と手足の長さ、細身でスラリとバランスの良い肢体、
立ち姿の美しさ、しかも甘く良い声、上品さ。
心情的にも役に真摯に向かっている様子、役者としての心意気、潔さ、純粋さ、
なんというか心の芯の美しさも、
それが清潔感にも、独特の美しさにも繋がる気がします。
観に行く理由のひとつに、それを感じにいくという思いもあります。
特に今回「カリギュラ」以来のシアターコクーンで生の声だったので、
余計にそう思ったのかもしれませんが、
その纏う空気の綺麗さ、美しさが愛しくて、
いつもいつも心を持っていかれます。