風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

心惹かれる人

晴れました。今日も暑い日でした。
思わぬ嬉しい情報「Next Stage」の発売が待ち遠しい今日この頃ですが(笑)、
考えてみれば、10年前のその当時、まだそれほど知名度がない若手俳優に、
連載ものを与えたキネマ旬報社は、先見の明があったなあと(笑)、
今さらながらに思います。
私は2004年5月「ロボコン」の映画をレンタルして、小栗くんに興味を持ち、
2004年8月「お気に召すまま」初演を観劇して、嵌りに嵌ったのですが、
嵌ってみてから、あれ、メジャーじゃないんだと思って(笑)、
でもきっと舞台中心に活躍していく俳優さんなんだなあと思っていました。
もっと有名になってほしいとか、活躍してほしいとか、あまり思わず(笑)、
でもなんだか確信というか、そんな思いはあって、
それはこうやって、ちゃんと証明されましたよね。
あの当時の私の目に狂いはなかったと、
こはちょっぴり自慢です(笑)。
でもなんといっても、小さな事務所で、
それはもういろいろないろいろなことがあっただろうけど、
一生懸命頑張ってきた、小栗くんに一番に感謝です。
いっぱい幸せをもらいましたから。
「お気に召すまま」初演を観た感想の最後にこう書きました。


彼の演技にはいつも何かを感じます。その何かをうまく説明できないんですが、
若さというか上り坂の俳優さん特有のものなのか、
とにかくこれからの大きな可能性を感じ取れて、心惹かれました。
こんなに素晴らしい舞台を観劇出来て、
こんなに綺麗な魅力的な21歳の時を感じることが出来て、感謝です。
シェイクスピアの作品の中で、「お気に召すまま」は、
もっとも楽しく幸福感に溢れる戯曲だと本に書いてありましたが、
まさに見終わったあと、清々しく爽やかな幸せな気持ちいっぱいで帰ってきました。


そしてこれからもまだまだ大きな可能性を感じますよね。
これからもずっとずっと心惹かれる人です。
いい演出家、いい監督、そして良い作品にたくさん出合えますように。
今は「大一郎」として精一杯生きてください。