風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

コッホ先生と僕らの革命

よく晴れました。
さてまた、wowow で録画した映画の感想を書きたいと思います。
「コッホ先生と僕らの革命」を観ました。
【 コッホ先生と僕らの革命 公式サイト 】
私のご贔屓の(笑)内田選手はじめ、今、日本人プレーヤーが多く所属する、
ドイツのプロサッカーリーグ、ブンデスリーガ
そのドイツサッカーの父と言われるコンラート・コッホの実録ドラマです。
まだまだ帝国主義下のドイツにおいて、コッホ先生が、
イギリス留学中に知ったサッカーを子供たちに教えることによって、
子供たちがひとつのチームのようになっていく、
子供たちの生き生きとした表情ととも相まって、
とても清々しい物語になっていました。
サッカーのフェアプレイ精神や相手に敬意を表すこと、
何より貧富の差や階級の差を乗り越えて、
サッカーに夢中になっていき、友情も築いていく子供たちの姿が感動的でした。
そして私の好きなヨーロッパの風景(笑)、
木々が風に揺れ、色鮮やかな眩しい緑と暖かな日差しの中、
シャツにベスト、革靴でボールを蹴る姿、
サスペンダーも可愛くて、美少年揃いというわけではないですが(笑)、
その当時の子供たちの雰囲気がよく出ていました。
サッカーって道具としてはボールひとつで出来るスポーツで、
今となっては世界中に広がって、W杯という世界的大会があって、
素晴らしいですよね。
先日も「なんかサッカーって格好いいよね〜」と息子と話していたのですが、
流れるような美しいゴールを見たりすると、
ゴールへのワンタッチパスの繋がりが選手の皆の気持ちの繋がりに、
直結しているようで、胸がいっぱいになります。
劇中にもエンドロールにも流れた元々ドイツの曲、「蛍の光」は、
友情の歌詞になっていました。


こういうヨーロッパの風景の作品、どうでしょうか。
木々が風に揺れ、色鮮やかな眩しい緑と暖かな日差し、
そこに佇む美しい彼。
shu shu さんも仰っていましたが、今、細身のうちにもう一本(笑)、
サントリーウイスキーのCM のような(これも海外の撮影でしたよね)、
素敵な愛の物語も観てみたい気もします。
短編映画でもいいです(笑)。