風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」主演決定!

春の嵐のような日でした。

おけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

新年早々、凄いニュースが飛び込んできました!

小栗くん、2022年の大河ドラマ北条義時役で主演が決定しました!

NHKは8日、東京・渋谷の同局で会見を行い、2022年に放送される大河ドラマ(第61作)が『鎌倉殿の13人』で、主演を小栗旬(37)が務めることを発表した。脚本は三谷幸喜氏(58)が務め、『新選組!』『真田丸』に続く3度目の担当となる。

タイトルの『鎌倉殿』とは鎌倉幕府将軍のこと。平安末期から鎌倉時代初期を舞台に源頼朝の天下取りを支えた13人の家臣たちは息子の頼家の暴走をきっかけに、合議制を定め激しいパワーゲームを繰り広げる。そのなかで最年少であり北条政子の弟だった北条義時(小栗)がやがて鎌倉幕府の権力者になるまでを描いていく。

会見に一人登壇した三谷氏は小栗の主演について「大賛成なんですけど一緒に発表することはどうかな?」と首をかしげつつも歓迎。小栗と初めて仕事をしたのはドラマ『わが家の歴史』で「高倉健さんの若い頃をやってもらった。実際は似ていないのに、健さんにしか見えなかった。この人とまた、ご一緒したいと思いました」と、その演技力を絶賛。

大河ドラマも何本か出てるのを拝見して、どの役も役をつかむのが上手で、芝居にウソがない。ただただかっこいい、強く、優しいヒーローだけではない人間のズルい部分。酸いも甘いも噛み砕いた男を演ってもらうのが楽しみです」と期待を込めた。

また、主演を担う小栗は「1年半にもわたり、ひとつのテーマ、一本のドラマに出演するという大河ドラマの経験は、生涯一度は体験しなければならない……僕にとって俳優としての大きな関門であり、夢であり、挑戦であり、恐れさえを覚える覚悟のいる仕事です」。

「しかし2年後40歳という節目の年に放送される大河ドラマを演れることに幸運と興奮と、大きな喜びを感じています。ましてや3度目の大河脚本となる三谷幸喜さんの熟練した筆先が、どんな義時像を描き出すのか……また僕自身、どうすれば皆さんの期待を裏切らない義時を演ずる事ができるのか……など、今から想像するだけでワクワク胸踊る思いです」とコメントを寄せている。
登壇した三谷氏は「この(鎌倉(時代って本当に面白い。面白いドラマの要素が全部盛り込まれている。それをドラマにできるのは光栄に思っています」と抱負。

小栗とは「決まった日に携帯電話の着信があって、海外からで誰かも予想もつかなくて、かけ直してみたら、よろしくお願いしますと。2人で新しい代表作にしましょうという話をしました」とやり取りを明かした。

「脚本家であるなら、大河ドラマはやりたいと思う。毎週同じ曜日の同じ時間にみんなで見るというのは連続ドラマしかない。その中で大河ドラマは1年。1年かけてやるのは大河ドラマと『渡る世間』しかない。『渡る世間』は僕が書くことはないので、大河ドラマやりたいと思っていた。2本書いて分かったこともある。そのノウハウを生かして、自分にとっての集大成、最高の大河ドラマにしたい」と意気込んだ。

小栗は大河には1995年「八代将軍吉宗」、96年「秀吉」、00年「葵 徳川三代」、05年「義経」、09年「天地人」、13年「八重の桜」、18年「西郷どん」に出演している。

小栗は同局を通じて「1年半にもわたり、ひとつのテーマ、1本のドラマに出演するという大河ドラマの経験は、生涯一度は体験したい、体験しなければならない…僕にとって俳優としての大きな関門であり、夢であり、挑戦であり、恐れさえ覚える覚悟の要る仕事です。しかし2年後、40歳という節目の年に放送される大河ドラマを演れることに幸運と興奮と、大きな喜びを感じています。ましてや3度目の大河脚本となる三谷幸喜さんの練熟した筆先が、どんな義時像を描き出すのか…また僕自身、どうすれば皆さんの期待を裏切らない義時を演ずる事が出来るのか…など、今から想像するだけでワクワク 胸躍る思いです」とコメントした。

 三谷氏は「小栗さん主演の大河は大河ファンの僕が見たかった。役をつかむのが上手な方。芝居が上手な方。義時はただただ、強い、カッコいいヒーローではなく、人間的な、酸いも甘いもかみしめた役なので、楽しみです」と期待した。

ファンとしてはいつかいつかと思っていましたよね!本当に嬉しいです!

さらに嬉しいことに、脚本も三谷さんですし、

再来年って、結構先ですが(笑)、考えてみれば今決まらないと、

長期間のスケジュールを押さえなくてはいけないですし、

撮影は来年からと思えば、今の発表かなと思います。

小栗くんの言葉の端々からも嬉しさが伝わってきますよね。

「1年半にもわたり、ひとつのテーマ、1本のドラマに出演するという大河ドラマの経験は、生涯一度は体験したい、体験しなければならない…僕にとって俳優としての大きな関門であり、夢であり、挑戦であり、恐れさえ覚える覚悟の要る仕事です。しかし2年後、40歳という節目の年に放送される大河ドラマを演れることに幸運と興奮と、大きな喜びを感じています。」

三谷さんの言葉も嬉しいです。

「小栗さん主演の大河は大河ファンの僕が見たかった。役をつかむのが上手な方。芝居が上手な方。義時はただただ、強い、カッコいいヒーローではなく、人間的な、酸いも甘いもかみしめた役なので、楽しみです」

今年はずーっとアメリカかなあとか、でも念願の舞台はあるし、

しかし他の予定を知りたいなあと思っていたら、

特大のお仕事の発表がありました!

今年は、舞台、オリンピック等々、続いたら、もう2021年、その先ですけど(笑)、

でもとにかくおめでとうございます!

大河、8作目にして主演、40歳での主演に小栗くんは、

「幸運と興奮と大きな喜び」と表現しましたが、

ちゃんとこういう巡り合わせがあるのだなあと思いました。

俳優という職業に対して、大切に大事に真摯に向き合ってきたからこその、

必然という気もします。

まずはお身体を大切にして、充分な準備を行って、

大河の主役をやり遂げてほしいです。

新年早々、とても嬉しいニュースでした。

本当に本当に楽しみな気持ちでいっぱいです!

ただただ、強い、カッコいいヒーローではなく、

人間的な、酸いも甘いもかみしめた北条義時、楽しみにしています!

お誕生日おめでとう 今年のベスト3

曇り空です。

まず全日本フィギュアスケート選手権

宇野選手、優勝、4連覇、おめでとうございます!

これからもステファン・ランビエール先生とともに、

より美しくロマンチックな演技を期待しています。

エキシビションの「La Vie en rose」、清らかで甘くとても素敵でした。

 

さて今日は12月26日ですね!

12月26日といえば、新美南吉が「てぶくろを買いに」を書いた日です(え?笑)。

新美南吉記念館では、受付で白銅貨をもらい、記念館内のショップに持っていって、

合言葉「このおててにちょうどいい手袋ください」と言うと、

素敵なプレゼントをもらえるそうですよ。中学生以下ですけど(笑)。

http://www.nankichi.gr.jp/Event/event.html#tebukuro

かわいいですよね。

そして私たちも随分と年を重ねたおてて(笑)に、

毎年素敵な手袋をはめてくれる人がいますよね。

今年は、愛と革命の素敵なレースの手袋でした!

 

小栗くん、37歳のお誕生日おめでとうございます!

お誕生日に合わせたかのように、「ジョン王」のビジュアルが解禁になりました。
小栗旬(37)吉田鋼太郎(60)横田栄司(48)が出演する舞台、彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾「ジョン王」(来年6月開幕)のビジュアルが25日、解禁された。
今作は「失地王」として悪評高いジョン王の治世を描いた歴史劇。今回も芸術監督蜷川幸雄氏から引き継ぎ演出を担当する吉田は「シェークスピア作品の中でも上演される機会が非常に少ない作品ですが、人間臭い、善の部分と悪の部分が入り乱れた作品なので、役者としても演出家としてもやりがいを感じます」。

主役の小栗は生命力とユーモアにあふれる“私生児”フィリップ、吉田はフランス王役、横田はジョン王役をそれぞれ演じる。

小栗は「僕にとって演劇の師である鋼太郎さんから、ついに演出を受けられるのが非常にうれしいです。今回僕が演じる“私生児”は、このビジュアルのように王族たちを見下すような皮肉屋ですが、稽古場では鋼太郎さん、横田さんたちと向き合ってシェークスピア作品を演じるのに必要な演劇筋肉を、鍛えていきたいと思っています」と意気込んだ。

吉田は「小栗くんに私生児を演じてもらいたいとずっと思っていたので、舞台の上にいる小栗に会えるのが楽しみでなりません。ビジュアルではあんな冷めた目で見られてるけど、僕は舞台の小栗に恋しちゃってるので(笑い)。横田くん演じるジョン王とは大口開けて激論したり、それだけではない繊細さも忘れず、小栗を盛り上げていきたいです」と2人の出演者について語った。

横田も「鋼太郎さんと小栗くんという強大な2人と対峙(たいじ)しなければならいことは恐怖でもあります。舞台上では、心だけでなく、顔も引き締めて、勇気と知恵と工夫で立ち向かっていきます」と力強く宣言した。

 

年齢はちゃんと37歳になっています。

このビジュアル素敵です!お髭なしで、このくらいの体型でお願いしたいです。

そして鋼太郎さんの言葉「僕は舞台の小栗に恋しちゃってるので」、

私もです!物凄く共感します!本当に本当に待望のシェイクスピア作品、

舞台の小栗くんに会えることが楽しみで楽しみで、

また恋することができることが、嬉しくてなりません。

来年は、この舞台の上演、ハリウッドデビューの作品も公開されますし、

彼の37歳は、また飛躍の年になりそうですね。

こうしてずっと長い間、小栗くんを見守ること、応援すること、

好きでいることは、もはやライフワークのように、かけがいのないものになりました。

いつもありがとう!

小栗くんの37歳が、元気で充実した幸せな37歳でありますように。

 

さて毎年恒例、今年のベスト3を書きたいと思います。

【 映画 】

1 「人間失格 太宰治と3人の女たち」  

   細身で色っぽくてどうしようもなく惹かれてしまう太宰治でした。

2 「天気の子」

   意外にも一番等身大な役。あきらめも希望も併せ持つ、大人な須賀圭介でした。

「ダイナー」「コンフィデンスマンJP」(ちらっと出てたらしい)は観ていません。

 

太宰治を演じたおかげで、賞もいただけました。

男性部門の小栗旬さんへの代表的投票理由は「映画『人間失格』で魅せた日常的な着姿が素敵で印象的!とても似合っておりました」

本当にそうでしたね。とても愛しくて美しい太宰治でした。

 

【 ドラマ 】

1 「二つの祖国」

   重厚な物語、充分に主役の重責は果たしていて、

   でもやはりBGM は大事だと思わされました。

2 「ファントミラージュ」

   こんなところでマント姿が見られるなんて(笑)。帽子の栗が可愛かった。

 

【 バラエティ 】

1 「ボクらの時代」

   あえてこの番組を1位にしました。映画への充実感を感じながら、

   楽しそうに話す3人の話は、本心からの思いに聞こえました。

2 「チコちゃんに叱られる

   岡村さん、りえさんと楽しそうにしていて、

   きっとチコちゃんに会いたかったんだと思います(笑)。

3 「嵐にしやがれ

   松本くんとグダグダと(笑)、楽しそうな感じがよかったです。

 

【 CM 】

1 「三井住友カード

   雰囲気が素敵。

   未来を暗示するようで、でも過去の懐かしさもあるような映像でした。

2 「中部電力

   武井咲ちゃんとドラマのような感じで、スピーディな作りでした。

3 「味の素 チャーハン」

   味の素さんはお付き合いが長いですよね。

   今年のものは、チャーハンのCM に妹が登場したものだと思うのですが、

   いつもドラマ仕立てで面白いです。

 

三井住友カードのCM は、ACCゴールド賞を受賞しました。

 

こんな感じで、今年は、後半はアメリカにいることが多かったようですし、

やはり準備の年だったかなあと思います。

来年は本当に楽しみな年になりそうですね。舞台もありますし、

連続ドラマ(日本でもアメリカでも)があると、もっと嬉しいです(笑)。

 

それでは今年も引き続き読んでくださって、本当にありがとうございました。

今日で今年の更新は終わります。

ぼちぼちマイペースな「風色の椅子 第二楽章」にお付き合いくださって、

とても嬉しかったです。

どうぞ皆さん、お身体に気をつけてお過ごしくださいね。

良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。

ジョン王 公演スケジュール

晴れたり曇ったりしています。

「ジョン王」公演スケジュールが発表されました。
やった~!御園座御園座!名古屋での公演、ありました!とても嬉しいです。

さい芸、遠いなあと思っていて、

どうにかこちらの地域での公演がないかなあと思っていたので、本当に嬉しいです。

新幹線に乗らず、在来線で行ける嬉しさ・・・(笑)。

張り切ってチケットを獲ろうと思います。

御園座は新しくなってから行っていないので、それも楽しみです。

本当に来年7月が楽しみになりました。

 

こちらの地域といえば、昨日、愛知県のスケートリンクで行われた、

浅田真央ちゃんのサンクスツアーへ行ってきました。

まずチケットが、県民優先販売というものがあるんですよ。

全国を回っているサンクスツアーならではかもしれませんが、

だから私も県民優先で挑戦して、第3希望(それでも第3希望・笑)に当たりました。

それからチケットに名前が印刷されてくるんです。

入場するときに、身分証明書で本人確認がありました。

オークション等での転売を防ぐためですよね。よいことだと思います。

小栗くんもこういうシステムが採用されるでしょうか。

そういう効果か、会場には、おじいちゃん、おばあちゃんから小さなお子さんまで、

老若男女で満席でした。

そして真央ちゃん、綺麗で可愛くてキラキラしてました。

特に背中のラインとか、動くときの姿勢が美しい。

スケーティングも本当に滑らかで、リンクの隅から隅まで、

あっという間に、スーーッとたどり着いてしまって、

まるで浮かんでいるようなスケーティングだなあと思いました。

自身が滑ったプログラムをサンクスツアーのメンバー皆で、

滑る構成になっているのですが、

名曲揃いで、ショパンドビュッシーハチャトゥリアンプッチーニ

ラフマニノフ等、でもそれに負けない演技だったなあとか、

特に「鐘」は芸術的なプログラムで(タラソワさんさすがです)、

これを19歳の彼女が滑ったなんてとか、思い出しながら観ていました。

明るくてコケティッシュな曲を楽しそうに滑っている真央ちゃん、

真っ白な衣装の蝶々夫人の表現力にも惹かれながら、

最後のラフマニノフピアノ協奏曲第2番では、涙が流れました。

本当に、こういうみんなを幸せにする使命を持って生まれてくる人がいるのだなあと、

思いながら、でもそれを重圧には感じず、軽やかに全うしていて、

スケートが大好きという思いが、

彼女の笑顔から指先から全身から伝わってきて、胸が熱くなりました。

とても素敵な時間でしたよ。

ジャンルは違いますが、やっぱり生で観ることは素晴らしいと思うので、

来年の「ジョン王」、久々の小栗くんの生の舞台をとても楽しみにしています!

光を風をそして優しいメロディを届けてほしい

よく晴れました。

人間失格 太宰治と3人の女たち」に出演していた成田くんが、

石原裕次郎賞の新人賞を受賞しました。

成田凌「少しホッと」石原裕次郎新人賞/映画大賞(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

俳優成田凌(26)が、第32回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(日刊スポーツ新聞社主催、石原プロモーション協賛)の石原裕次郎新人賞に輝いた。「愛がなんだ」「さよならくちびる」「翔んで埼玉」など5作品に出演した。

今年の出演公開作は、今回の映画賞対象期間だけで5本に上り、スクリーンを彩り続けた。「胸を張っておもしろいと思える作品に出させていただいて、こうして賞をいただけて少しホッとしています」と胸をなでおろした。

人間失格-」では、あるシーンの撮影前日に、小栗旬(36)と部屋で台詞合わせをしたという。「なかなかないこと。あの太宰を演じる小栗さんを近くで見られたのは、今後大切な財産になると思います」。

 

「あの太宰を演じる小栗さんを近くで見られたのは、

 今後大切な財産になると思います」~小栗くんの太宰をそのように言ってもらえて、

本当に嬉しいなあと思いました。

小栗くんにとっても、この太宰治はある意味挑戦であり、全身全霊で取り組んで、

ちゃんと爪痕を残した役だったと思うので、それに値する評価も欲しいところですが、

でもみんなの心に残っていくなら、それは素晴らしいことだと思います。

色っぽくて情けなくて優しく美しい小栗太宰でした。

 

さて「はてなダイアリー」から、この「はてなブログ」に、

2018年10月6日に移行した「風色の椅子」ですが、そのときに、

「風色の椅子 第二楽章」というタイトルにしました。

それにともない、♪ の表示をつけて、少し今までの感想を振り返っていたのですが、

それは小栗くんを生で観たときの感想を綴っていました。

つまり舞台か、映画の舞台挨拶等ですね。

それが今日、最後になりました。

最後は、2017年9月10日のブログから~ということは、

もう2年も生の小栗くんに会っていないということです(なんてこと!笑)。

今年の「人間失格 太宰治と3人の女たち」の名古屋での舞台挨拶も、

落選しましたし、来年はまずは「ジョン王」は絶対ですね。

そして「罪の声」「ゴジラVSコング」もできたら、名古屋に来てもらって、

舞台挨拶を観に行きたいです。

生の小栗くんは、映像の50倍、いえいえ100倍素敵なんですよ(笑)。

 

♪ ヤングフランケンシュタイン 大千秋楽 感想 2017年9月10日のブログより ♪

「ヤングフランケンシュタイン」大千秋楽に、行ってきました!
無事、終了しましたよ。おめでとうございます!大成功、大盛況でしたね。
最後の最後まで楽しかった〜!
音に乗せた拍手もこんなに楽しいのねって思いながら、
拍手をしていました。
カーテンコールも終えて、時間を見ると、確か 4時50分だったので、
当初の予定、上演時間 3時間5分からは45分オーバー(笑)。
もちろんカーテンコールで、福田さんが登場し、
ひとりひとりの挨拶があったり、電気がついても拍手が鳴りやまず、
もう一度出てきてくれたこともあったのですが、
それとともに、ムロくんや賀来くんが笑いをとるシーンを伸ばす伸ばす(笑)。
小栗くんも、あのモノマネのシーンは、以前、東京で観たときより、
少し長めにやったのに、賀来くんから、もう1パターンあったよねと言われて、
小栗くんが「え?後で覚えてろよ」みたいなやりとりがあり(笑)、
結局、2パターン、やってくれて、どちらも藤原くんのマネですが、
そんなこんなで、本編自体も随分ノリで伸びている感じがしました。
あ、小栗くんと賀来くんのバク転をやるフリもありましたよ。
あくまでもフリのままでしたが(笑)。
でもとにかくカンパニー全員が全力で、笑ってもらおう、楽しんでもらおうという、
思いが凄く伝わってきて、改めて素敵なカンパニーだなあと思いました。

そうそう、皆さんがどうなるのかと思われていた、
ムロくんの歌ですが、本人いわく、
自分はやりたいと言っていたのに、福田さんやオケの指揮者の方等に、
「大阪をなめたらあかん」と言われ、結局、今日も、
吹き替えをしてくれる高原さんが歌っていて、
(昨日、高原さんのご両親が観に来てくれたそうで、
このシーンで泣いていたとか〜ムロくん談)
でも今回は途中からは小栗くんが入って、何故か二人のコラボになって、
ムロくんが「主演、一緒に歌わなくていい!」なんて言われてました(笑)。
でもこの吹き替えでやるというスタンスで、
これからもミュージカルは続けていくと言っていましたよ。

今回は2階席だったので、
このシーンはオペラグラスで観るぞ!という意気込みで行きました。
まずなんといっても、燕尾服で歌って踊るシーン。
本当に本当に素敵なんですよね。なんでしょう、あの素敵さ、美しさ。
燕尾服のそれこそ二つに割れた裾がひらひら揺れて、
スラリとした細身の身体、高い背と長い手足に
優雅さも品の良さもクラシックさもロマンチックさも凝縮されていきます。
本当にしなやかに細いというか、質量がないような(笑)、
倒れているシーンとか、色っぽいなあと思ってしまいます。
それからインガちゃんとのキスシーンもしっかりオペラグラスで見ました。
可愛らしいキスでしたね。
そうなんです。可愛らしかったですよね。フレデリック
可愛らしい、チャーミング、キュート。
インガちゃんにベッドへ押し倒されるところも、
しっかりオペラグラスで見ましたが、白いシーツに二人が包まれて、
ゴンドラは上がっていきました(ゴンドラ、凄く高く上がっていきましたよね)。
そんな振り回される役だったせいもありますが、
情けないところも、素直なところも、
でもフレデリックはあったかい心の持ち主でした。
他にオペラグラスで見たところは、藤原くんのマネをしたところや、
イゴールとのこのやりとり。

イゴールが持ってきたのは、優秀な脳ではなく、
本当は熊の脳だったということを告白するシーン。
イゴール 「熊の脳を・・・」
フレデリック「ん?」
イゴール 「ん?」
フレデリック「くま?ああ、くまさん」
イゴール 「いやいや」
フレデリック「森の?」
イゴール 「そう森の熊」
フレデリック「森野くまさん」
イゴール 「違う違う。そんなサザエさんに出てくるような名前じゃない」

パロディや大げさな笑いも可笑しいのですが、こういう可愛い笑いも好きです。
フレデリックとアイゴールフレデリックとインガ、
フレデリックとエリザベス、フレデリックとムロくんの役それぞれ(笑)。
フレデリックはみな受け止める側ですが、
受け止める側がちゃんと受け止めてくれるから、
だから相手が自由にできるんですよね。
そういう点でも小栗くん、素晴らしいと思いますし、
相手を輝かせて、しかも自分も輝いているって、凄いと思います。

そしてカーテンコール。劇場いっぱいに響き渡る拍手の中、
スタンディングオベーションの中、福田さんが登場し、観客を座らせた後、
ひとりひとりの挨拶。まずアンサンブルの皆さんから。
(その間、小栗くんはゆらゆらゴソゴソしてました・笑)
福田さんから「皆さんに名前、覚えてもらえ」という優しい言葉があり、
でも本当にアンサンブルの皆さん、歌も踊りも素晴らしかったですよね、
歌って踊って、しかも馬や木の役もやったり、フル回転で、
皆さん、やりきったという晴れ晴れとした感じでした。
「○○歳、独身です」等、自己アピールもあり、
「ヤングフランケンシュタイン」の舞台の続きのように、
明るく楽しい挨拶ばかりでした。
20歳、最年少の女性の方は、稽古からここまで、
一度も行きたくないと思った日はなかったと、晴れやかに言っていました。
そして宮川さんは、
「小栗くんの人柄からか、本当に素敵なカンパニーだった」と、
言ってくださって、とても嬉しかったです。
保坂さん、瀬奈さん、吉田さんも、
そのキャラクターを活かした挨拶をされて、最後まで笑いを誘っていましたし、
賀来くんは大阪は反応が早い等(福田監督も共感していました)の挨拶をされて、
美織ちゃんの挨拶は、「いつも満員で、今までたくさんの方に観てもらえて」〜と、
言ったら、ムロくんらに、これはライブビューイングじゃないから、
今日のお客さんは初めてだからと突っ込まれていました。
そしてムロくんが、「昨日、一足早い打ち上げで、
スタッフと小栗と数人になったら、小栗が、
ムロくんと賀来くんが自由にやってて、笑いをとってと言っていたので、
小栗も素晴らしいと、皆さん、褒めてください」と客席に喚起し、
客席から大きな拍手。
「小栗は褒めて伸びるタイプですから」とムロくんなおもダメ押しして(笑)、
より大きな拍手の後、小栗くんの挨拶。
「どうも褒められるのが大好きな主演です(笑)。
 さっき、一度も行きたくないと思った日はなかったという話がありましたが、
 僕は、稽古を始めて、2、3週間、ずっと行きたくなかったです。
 最初、稽古をしたとき、“これ、やばいよね。やばくない?”という空気を感じて、
 (後ろのアンサンブルの方々は首を振っていましたが・笑)
 いつも居残りで、稽古をしました。この年で居残りって、初めてです。
 でも素晴らしいカンパニーのキャスト、スタッフに支えられて、
 ここまで来ることができました。本当にありがとうございました!」
その後、福田さんが 2年後には、
ジャンバルジャンをやるからと仰っていましたが(笑)、
小栗くん、本当に素晴らしいですよね。
言わばもう確たる地位もある、一線で活躍する俳優なのに、
ここへ来て、新しいことに挑戦するという、その心意気に感動します。
とても立派でしたよ。歌も踊りも、座長の責務を充分に果たしたと思います。
今日は特にハーモニーが素敵って思いました。
長い足で細かいステップを踏む踊りも可愛かったです。
何より輝いていましたよね。
やっぱり板の上に立つ小栗くんを観ると、華があるなあ、美しいなあと、
惚れ惚れします。
電気がつき、アナウンスが入る中、拍手が鳴りやまず、
また舞台に出て来てくれた小栗くん。
最後の最後、舞台中央で、
その鮮やかさが目に沁みるようなブルーのスーツを身に纏い、
深々と頭を下げる姿に胸がいっぱいになりました。
この容姿の美しさに、優れた演技力があるということは、
奇跡ではないかとさえ思ってしまう。
人々を幸せにするそういう役割を担って生まれてきたのだと思います。
あの絵本のフレデリックのように。
私たちに、これからも小栗くん経由で、小栗くんが集めた、
光を風を、そして優しいメロディを、届けてほしいです。

「勉強させていただきます」DVD&ブルーレイ

曇り空です。

wowowのドラマ、コンプリートBOX発売記念のイベントがありました。

小栗旬が眠れないほどの“重圧”現場 遠藤憲一「旬くんの動揺した顔見たことないけど…」(オリコン) - Yahoo!ニュース

俳優の遠藤憲一笠原秀幸が3日、都内でワンシチュエーションコメディードラマ『遠藤憲一宮藤官九郎の勉強させていただきます』のコンプリートBOX発売記念イベントに参加。第1話のゲストだった小栗旬が同作へのプレッシャーで眠れなかったというエピソードを明かした。

同じ物語の同じ役を、違う役者が演じたらどう変わるのか? “役作り”の真剣勝負を題材にした物語の舞台は、刑事・諸井情(遠藤)が連続殺人犯を追うサスペンスドラマの撮影現場。ドラマの撮影は滞りなく終わったと思いきや、トラブル発生で撮り直しに(!?)。だが、遠藤の共演者は既に現場にいない…。急場でオファーするのは、たまたま現場の近くにいた俳優たち。役者の演技力はドラマにどんな予想外の化学反応を起こすのか、という内容となっている。

脚本を読んだ感想について遠藤は「脚本の状態からおかしい。文字にして笑える脚本は少ない。宮藤さんの脚本はぶっ飛んた部分がすごいので。俺自身もプレッシャーだけど、ゲストの人が相当なプレッシャーだろうなと思ったら案の定、来る人が『眠れなかった』とかプレッシャーを受けてた」と苦笑い。1話目のゲストは小栗で「旬くんの動揺した顔見たことないけど『緊張する』と言っていた。ビックリしましたね」と振り返る。遠藤のバディ役だった笠原も「小栗くんは、ほぼ眠れずに1人でけいこ場に入って練習していたみたい」と暴露していた。

遠藤憲一宮藤官九郎の勉強させていただきます』のDVD&ブルーレイは、4日に発売。

 

遠藤さんと笠原くんも出席したんですね。

このドラマ、実験的ドラマで面白かったですよね。そういう緊張もあったのですね。

本編の後の出演者と宮藤さんのお話も楽しかったです。

遠藤さんは、古くは「あずみ2」から、あの「BORDER」まで、

共演もたびたびあるので、小栗くんのことをわかってくださっていて、

かけてくださる言葉が温かいですよね。

 

そして宮藤さん、私は今「いだてん」をとても楽しみに観ています。

もうすぐ終わっちゃいますが、本当に宮藤さんの脚本が素晴らしい。

加えて役者さんが、みな嵌りに嵌っていて、生き生きと演じられています。

人生をかけて時代を動かしていった人々のパワー、

ほんの庶民の小さな願い、力ないもの、負けてしまったものの希望、

すべての人に光を丁寧に繊細に当てていて、

本当に皆に感情移入してしまう作品です。

近代の物語なので、あとで実際の映像が出てきたりするのですが、

それは作り話だろうということが、本当だったりして、

それにも驚きました。

毎週楽しみにしていました。

こういう大河にも小栗くん、出てほしかったなあとか(笑)。

まずは、wowowのドラマのように、

人間失格」のDVD &ブルーレイが発売されますように願っています。

 

♪ ヤングフランケンシュタイン 感想  2017年8月27日のブログより ♪

カラフルで楽しくてイカレた人々が愛おしい、
大騒動も思わぬ展開でハートフルに終わった、
楽しい楽しいミュージカル。
愛しいフレデリック、ずっと歌っていてね。踊っていてね。
素直な可愛い博士でいてね。

 

舞台「ヤングフランケンシュタイン」を観てきました!
本当に本当に楽しく、たくさん笑って気持ち良くパワーがもらえる作品でした。
小栗くんは可愛くて相変わらず美しかった。
長い指も甘く色っぽく、お顔がですね。アメリカのミュージカルなんですけど、
イギリスの男の子みたいでした(笑)。
ちょっとお髭はありましたが、巻き毛が可愛かったです。
本当にスラリとしていて、長身で手足が長く姿勢よく、立ち姿が美しい。
華があるなあと改めて思いました。
トレンチコートも白衣も丈が長くて、
スタイルの良い彼によく似合っていました。
そして注目の小栗くんの歌ですが、やはり地声がいいので、
そこに音を乗せていくだけなんですよね。
だからとても耳障りの良い声で、しかもとてものびやかに、
思いっきりよく歌っているので、凄くよかったと思います。
当然、何十年も歌や踊りのレッスンをした人と比べたらという、
話になりますが、でも今日、聴いていて、
なんかミュージカルの歌はいわゆる歌ではないような、
やはり台詞の続きという気がします。
そうなると、フレデリックが歌っているので、
それですんなりと聴くことができるんですよね。
フレデリックの変に素直な甘い部分が、甘い声と合っていたと思います。
それから小栗くん、今更ながら、台詞が凄く聞き取りやすいというか、
滑舌が良いですよね。こんなに滑舌よかったかな?(笑)
本当に堂々としていて、初ミュージカルで、主役って、
でもみんなの中心になって、歌って踊っていても違和感ないんですよ。
それはフレデリックとして居るから。
ここで演技力があることが活きてくると思います。
初めてって、当然、誰にでもあって、そこを乗り越えなくてはいけない。
でも初ミュージカルがこの作品でよかったなあと思いました。
コメディ作品で、お祭りみたいな作品ですよね。
生のオーケストラの音は本当に素敵で、
まわりの方々が皆さん、プロフェショナルで、かつ温かくて、
元宝塚の方、元劇団四季の方等々は、圧倒的な歌唱力を、
聴かせてくださるのですが、全然嫌味がなく、
本当に楽しんでいて、かつ主役の小栗くんを支えてくださっているのが、
よく伝わってきました。
皆さん、生き生きとしてエネルギッシュでした。
カーテンコールは、ふざけた歩き方で、小栗くんと賀来くん、
小栗くん、賀来くん、ムロくんが揃って、ムロくんを置き去りにしたかと思うと、
そのムロくんは服をちょっとはだけて誘う感じで、喝采を受けていました。
オーケストラに拍手を送るシーンでは、小栗くん、指笛を吹いていて、
それが凄く上手かったです。
そしてそして小栗くん、胸に手を当てたお辞儀をしてくれたんですよ。
またこのお辞儀を見ることができて、胸がいっぱいになりました。
実はこの「ヤングフランケンシュタイン」で、
私としては、新たに扉が開いた瞬間と、夢が叶った瞬間がありました。

それは、最初に席に着いたとき、「あれ、舞台に階段がある」と思ったんですね。
席が結構前で通路側だったので、これは何に使うのだろうかと思っていたら、
フレデリックはその通路から現れました。
私の反対側だったんですけど(笑)。
でもこっち側にも来てくれたんですよ。
だから突然近くに小栗くんが、フレデリックがいる!という状態で、
驚いて、扉が開いてしまいました(なんの扉?笑)
これからも舞台の小栗くんを観るぞー!という扉です(笑)。
そんな感じで始まった「ヤングフランケンシュタイン」、
ミュージカルって、こんなにも歌って踊るんだなあと本当に圧倒されました。
ソロもいいですけど、皆で歌って踊るところは圧巻です。
それでですね。もうひとつ夢が叶った瞬間は、
フレデリック、シルクハットと燕尾服で歌って踊るシーンがあったのです!
「アナザーカントリー」という映画を観て、早数十年、
映画のモデルになったイギリスのイートン校に心酔し、
いつかいつか、あのイートン校の制服、シルクハットと燕尾服を、
小栗くんに着てほしいと願っていました。
こんなところで、叶うなんて、しかも髪は栗色の巻き毛です。
やっぱり似合うわ〜。思ったとおり!
足の長い長身の人にしか似合わない服装です。
踊るだびにひらひら舞う燕尾服の裾と長い足に見惚れました。
小栗くん、不思議と日本の物語を演じれば、
やはり日本的な面長な顔だからと思い、
西洋の物語を演じれば、整ったお顔に栗色の髪が似合って、
どこの国の貴族って思いますよね。
両方しっくりくるって凄いと思います。
そんなフレデリック、今日は途中でモノマネをやらされて、
藤原くんのマネをしてましたが(結構似てました・笑)、
毎回、こうなのでしょうか。
小栗くんは歌に踊りはもちろん、くるくる表情も変わって、
押し倒されたり、気を失って抱きかかえられたり、
いろいろ楽しめました(笑)。
そして最後のフレデリックとインガのキスも可愛かったです。

帰りの新幹線、日に沈む雲の中の青い富士山を見ながら、
久々に感想を一言一言、メモに書いて、帰ってきました。
特別なとても楽しい愛おしい一日でした。