風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

彼の身体を心を経由して 大切な言葉を感じる

晴れたり曇ったりしています。
【 小栗くんの公式HP 】より。
テレビ朝日「BORDER」第1話再放送のお知らせ
2014年4月17日(木)13:05〜14:55放送
※「新・科捜研の女2 第2話」と「BORDER 第1話」の再放送です。


これは関東地区だけかな。
観られなかった方、観てみてくださいね。


ローソンチケット」のサイトに、小栗くんのインタビューが載っています。
【 カッコーの巣の上で 小栗旬 自分たちなり解釈で表現する 】
小栗くんのインタビューも良いのですが、
インタビューこぼれ話がとても良いです。


今回のマクマーフィー役を、「勢いやひとつの考え方で駆け抜けられた20代を経て、多角的に見ていかなきゃいけない30代に突入した。そういうタイミングで出会った役」と神妙に語る小栗。
その話の流れで、蜷川幸雄さんが率いる若手劇団“さいたまネクスト・シアター”の「カリギュラ」を観劇したときの話に。
この作品は2007年に、同じ蜷川演出で小栗が主演し、舞台における彼の代表作となった。
そのとき共演した長谷川博己と一緒に観劇し、共に大感激したそうで、
「『俺たちあんなにカッコいいことやってたんだね!』って(笑)。あの頃、なんかわかったような顔してたけど全然分かってなかったんだなあ、みたいな」と、ちょっと気恥ずかしくもうれしそうな笑顔で話してくれた。
特に作者アルベール・カミュの言葉に改めて圧倒されたという。
「もうすべての言葉がカッコいい。今、自分たちはあんなにカッコいい言葉を使いながら、そして相手の言葉をも理解しようとして会話できているんだろうかと。
かといって、僕が今の友人たちとああいう詩的な言葉を使って会話したいかというとまた違うんですけど、言葉を使う仕事をしているので、言葉についてもうちょっと考えなきゃいけないなあと思ったんですよね」
こうした日々の思いを肥やしに、小栗が今後演じる役は、どんどん深みを増していくのだろう。


「勢いやひとつの考え方で駆け抜けられた20代を経て、
多角的に見ていかなきゃいけない30代に突入した。
そういうタイミングで出会った役」〜とても納得しました。
そして長谷川さんとネクスト・シアターの「カリギュラ」を観劇したのですね。
「もうすべての言葉がカッコいい。」〜これは凄くわかります!
私は2007年の小栗くんの「カリギュラ」しか観ていないのですが、
これはそのときにも凄く感じました。
そうなんですよ。言葉ってとても大事だと思います。
小栗くんが好き〜という要因のひとつに、
言葉を大切に扱う役者という仕事についているからという理由もあります。
だから小栗くんから、
「言葉を使う仕事をしているので、
言葉についてもうちょっと考えなきゃいけないなあと思ったんですよね」という、
お話を聞けたことはとても嬉しいです。
その大切な言葉を、小栗くんの身体を心を声を経由して、
聞くことが、感じることができることが、史上の喜びです。
またカッコいい、詩的な台詞が聞きたいなあ。
カッコーの巣の上で」期待しています!


その「カッコーの巣の上で」を演出される河原さん、
18日(金)の「未来シアター」に出演します。
【 Yahoo 番組表 未来シアター 】
【二人目の革新者】
演出家:河原雅彦
舞台演出の他、出演、映画・ドラマ脚本、雑誌連載など、
幅広いジャンルで活躍。
台本に沿って細かく演出。役者には台本をしっかり読んでこいと言い、
「全て台本に書いてある」と自分で答えを出させる。
役者の気持ちが分かる演出家でいるために、年一回は役者の仕事をしている。


カッコーの巣の上で」の話題はあるでしょうか。
もし、「時計じかけのオレンジ」の映像が出たら、とてもとても嬉しいのですが、
どうでしょうか。そんなことはないかな(笑)。
でも観てみようと思います。