風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

平成最初と最後の大会 優勝おめでとう

晴れました。花冷えの日になりました。

春の選抜高校野球東邦高校、優勝おめでとうございます!

平成最初と最後の大会での優勝、凄いです。こんな巡り合わせがあるんですね。

しかも選抜5回優勝は最多だそうです。

素晴らしいですね。愛知県民としてとても嬉しいです。

勝戦は引き締まった良い試合でした。習志野高校も準優勝、おめでとうございます。

ブラバン対決もよかったです。

東邦高校は平成元年の優勝も凄く印象に残っていて、

最後の最後、逆転サヨナラ優勝だったんですよね。

今回の優勝は東邦の良いところがすべて出た優勝でした。強かった。

石川投手の投打の活躍、バックの守備も素晴らしかったですね。

皆溌剌とプレーしていて、気持ちよかったです。

本当におめでとうございました。

 

さて小栗くんの舞台の予定がなかなかないので、しびれを切らし(笑)、

先日、近くの劇場にミュージカルの「ロミオとジュリエット」を観に行ってきました。

小栗くんが「時計じかけのオレンジ」を演じた劇場です。

時計じかけのオレンジ」のときは、東京で1回、

この劇場では3回観に行ったのですが(大楽も含め)、

とにかく気合を入れて席を獲ったので、すべて1桁台だったのですが、

今回は最後列のひとつ前でした(笑)。

でも結構傾斜があったのでよく観ることができて、とても楽しんで帰ってきました。

まあ「ロミオとジュリエット」ということで自動的に感動しちゃうんですけど(笑)。

本当に、ひとめぼれが正義って思っちゃいます。

シェイクスピアってだいたいひとめぼれですよね。その瞬間に惹きこまれます。

それでミュージカルの「ロミオとジュリエット」ですけど、

もともとフランスで上演されたもので、今世界各国でその国の言葉で、

上演されているそうです。だからか曲が凄くキャッチーというか、

音楽の力は強く、まさにロックでポップな「ロミオとジュリエット」でした。

日本でも再々演くらいになるのか、皆さん、チームワークばっちりで、

若いエネルギーが充満していて、観ていて心地よかったです。

死神役が効いていました。私が観た回は、ロミオ役は大野拓朗さんだったのですが、

やはりロミオ声というか(笑)、ハンサムな声ですよね。ぴったりでした。

カーテンコールでは、千秋楽ではないのに挨拶があったり、

電気がついてもまた出てきてくれたり、楽しかったです。

そしてあの胸に手をあてたお辞儀、シェイクスピアでは皆さんあのお辞儀なのかしら?

ちょっと小栗くんを思い出して、なんだか胸がいっぱいになってしまいました。

でも軽い気持ちで行ったのに、充分楽しめて、

夏に出るDVD を買おうか迷っています(笑)。

そして本当に小栗くんの舞台の情報が欲しいですよね!

去年と今年、舞台がないと、2年空くのは初めてじゃないですか。

令和元年の舞台、どうかありますように。

 

♪ お気に召すまま 台詞より ♪

前公爵 君があのサー・ローランドの息子なのか、
    いま君が打ち明けた言葉は誠実そのものだし、
    私の目にはっきり映っている顔も、
    目鼻立ちから色艶まであの男に生き写しだ、
    よく来てくれた、嬉しいぞ。私は公爵だ、
    君の父親に目をかけていた。身の上話の続きは
    私の洞窟で聞かせてくれ。
    ご老人、お前も主人ともども歓迎しよう。
    腕を取って支えてやれ。さあ、君の手を、
    君の身に起こったことを残らず話してもらおう。

新元号は「令和」

よく晴れました。桜は満開です。

今日、新元号「令和」が発表されましたね。

美しい響きでとても良いと思います。

ら行が入ると綺麗な響きだなあとかねがね思っていて、

桂離宮とかリレハンメルとか(笑)。

そして出典が万葉集からということで。

「初春の令月にして   気淑く風和ぎ   梅は鏡前の粉を披き   蘭は珮後の香を薫らす」

素敵ですよね。

このブログに以前ちょっと書いたことがあるのですが、

私、短歌を少し勉強していて、今は短歌教室に通っています。

これでもNHK 短歌全国大会に、4年連続で入選していて、

(ただ20%が入選なんですけど・笑)

だからこういう出典はとても嬉しいです。

でもこの頃短歌は若干気持ち的に停滞ぎみでして、ただ今回の万葉集出典を聞いて、

ちょっとやる気が出てきて(笑)、早速アマゾンで「万葉集」を注文しました。

短歌を勉強しているのに、恥ずかしいのですが、

万葉集はサラッとしか知らなかったので、しっかり読みたいと思います。

そんな決意をした新元号「令和」の発表の日でした。

「令和」の時代、平和な良き時代でありますように。

 

そして小栗くんのファンとしては、平成から令和という二つの時代に、

ファンであるという嬉しさもあり、「人間失格」は令和元年に公開なんですね。

小栗くんも新しい時代に、新たな挑戦という時を迎えて、

さらにどんどん花開いていってほしいです。

それから「髑髏城の七人」Blu-ray 、5万円は手が出ないので(笑)、

早く「二つの祖国」のBlu-ray 発表を待っています。

 

♪ お気に召すまま 台詞より ♪

オーランドー そんな優しい言葉を?どうかお許しください、
       ここでは何もかも野蛮だと思いこんでいたので、
       つい居丈高な態度をとってしまいました。
       みなさんがどういう方かは存じませんが、
       人も寄り付かないこんな場所で
       鬱蒼と枝をたらす木々の陰で
       ゆるやかな時の歩みをやり過ごしておられる。
       みなさんがかつて幸せな日々を送ったことがおありなら、
       鐘の音が教会へと誘うあたりに住んだことがおありなら、
       立派な主人役のいる宴席に招かれたことがおありなら、
       まぶたの涙をぬぐったことがおありなら、そして
       人を憐れみ、人に憐れまれるのがどういうことかをご存じなら、
       私も無理強いはやめ、穏やかな手段が功を奏することを
       願って顔を赤らめ、剣を鞘におさめます。

二つの祖国 世界ウルルン滞在記SP

曇り空です。

23日24日と「二つの祖国」を観ました。

戦争によって父なる国日本と母なる国アメリカで揺れ動く、日系一世二世の方々、

賢治は誠実に誠実に生きようとすればするほど、追いつめられていく、

出口がなくなっていく様子が伝わってきました。

小栗くんは英語に違和感なく自然でよかったです。

しかも抑えた演技により、賢治の生き方がより響いてきて、

スラリとした長いロングコートの後ろ姿に悲しみが滲んでいました。

でもすみません。私個人としては、

どうしてもどうしてもBGM が気になってしまって、しかも名曲揃いじゃないですか。

特に「ラ・ラ・ランド」の曲は、あの二人が浮かんでしまうし、

ここでユーミン?ここでビートルズ?みたいな、

役者さんの演技に入り込めませんでした。

まだクラシックの名曲の方がよかったような気がします。

どうも配信の方はこのBGMではないようなので、

これはBlu-ray になるのでしょうか。それは配信の方のバージョンでしょうか。

そうなったときにもう一度最初から観て、感想を書きたいくらいです。

耳に残りそうで録画を観られない状態です(笑)。

重厚な物語で、俳優さんも素晴らしい方々だったのに、

奇をてらわず正攻法でいってほしかった。劇中音楽って大事ですよね。

他に、脚本も編集も大事だなと思ったドラマでした。

とにかくあのBGM ではない「二つの祖国」を観たいです。

配信を見ればいいのですが、Blu-ray まで待ちます(笑)。

 

そしてその裏で「世界ウルルン滞在記SP」が放送されました。

小栗くん、新聞に名前があったので、

またその当時の映像が少し流れるだけかなと思っていたら、

あのロシアのご家族にスタッフが会いに行って、

小栗くん(ロサンゼルスに居ました)がその映像を見るというシーンが映りました。

このロシアのお父さん、お母さんは、2008年9月にも、

「あの人も旅していた!大再会スペシャル」に登場されていて、

日本で地震があると心配しているとか、

辛いことがあったときにはいつでも来なさいと言ってくださっていました。

それを見ていて、感謝ともに涙ぐんでいた小栗くん。

そのときはお父さん、「クローズZERO」の写真を見て驚いていました(笑)。

今回も、お父さん、お母さん、変わらず元気そうで、

19年前に小栗くんがプレゼントした甚平をまだ着てくださっていて、

今度はハリウッド進出の報告が出来てよかったですよね。

本当に19年も小栗くんのことを忘れず思っていてくださって嬉しいです。

お父さん、お母さんとも体格も変わらず、雰囲気もそのままで、

やはり自然とともに、それを生業にしている人は、

おおらかな温かさがあるのだなあと思いました。

そのお父さんの言葉。

「今度、ハリウッドの映画にも出るんだね。いろいろ挑戦する中で、

自分らしさを失わないこと。是非成功して、世界で有名になってもらいたい。

幸せでいてくれ。バイカル湖からみんなで応援しているよ」

その映像を見ている小栗くんも、とても嬉しそうで、

なんだか余裕があって、穏やかで素敵でした。

しかしながらいつ見ても、17歳の小栗くんの可愛らしいこと!

細身で繊細で本当に綺麗な男の子という感じでしたね。

 

♪ お気に召すまま 台詞より ♪ 

オーランドー そんな優しい言葉を?どうかお許しください、
       ここでは何もかも野蛮だと思いこんでいたので、
       つい居丈高な態度をとってしまいました。
       みなさんがどういう方かは存じませんが、
       人も寄り付かないこんな場所で
       鬱蒼と枝をたらす木々の陰で
       ゆるやかな時の歩みをやり過ごしておられる。
       みなさんがかつて幸せな日々を送ったことがおありなら、
       鐘の音が教会へと誘うあたりに住んだことがおありなら、
       立派な主人役のいる宴席に招かれたことがおありなら、
       まぶたの涙をぬぐったことがおありなら、そして
       人を憐れみ、人に憐れまれるのがどういうことかをご存じなら、
       私も無理強いはやめ、穏やかな手段が功を奏することを
       願って顔を赤らめ、剣を鞘におさめます。」

人間失格 特報

晴れたり曇ったりしています。東海地方も桜の開花宣言が出ました。

映画「人間失格」特報が解禁されました!

小栗旬が主演を務め、9月13日(金)に公開される映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」より、特報映像とティザービジュアルが解禁された。

「人間は、恋と革命のために生まれてきた」という太宰(小栗)の名言から始まる特報映像には、天才作家として生きる太宰と、彼を愛する3人の女たちそれぞれの濃密な関係が映し出されている。

「大丈夫。君は僕が好きだよ…」と女たちに甘い言葉をささやく太宰。しかし、愛人・静子(沢尻)からは「赤ちゃんが欲しい」と笑顔で迫られ、もう一人の愛人・富栄(二階堂)からは「うそつき!」と突き飛ばされるダメダメっぷり。

その一方で、正妻の美知子(宮沢)からは「あなたはもっとすごいものが書ける!」と叫ばれ、のちに日本最大のベストセラーとなる傑作「人間失格」の執筆のために机に向かう、鬼気迫る表情の太宰の姿が…。 

まるで太宰が憑依したかのような、かつてないほど色気に満ちた魅力的な小栗の存在感と、華やかなトップ女優3人それぞれの個性あふれる熱演を垣間見ることができる映像となっている。

また、特報とともにティザービジュアルも公開に。口元についた“赤い何か”を手の甲で拭う、思わせぶりでセクシーな太宰と、彼を巡る3人の女性たちの姿。

「禁断の恋。ヤバい実話」というコピーの通り、誰も見たことがない太宰と女たちの“究極の恋”に期待感が高まるビジュアルとなっている。

さらにこのたび、劇中音楽をフランス・パリを拠点とする音楽家・三宅純が手掛け、現在作曲中であることが発表された。

動画はこちら。

もうなんかちょっとどうします?(笑) 息苦しくなりそうな色っぽさですよね。

こういう感じ、やってほしかったのですが、いざそうなると、

どういう対応したらいいのかわからない(笑)。

本当に色っぽくて美しくて、眼差しから声まで素敵で、

ただそこにいるだけで女性が引き寄せられるような、

どんなにかモテるだろうなあという雰囲気がひしひしと伝わってきました。

しかも真剣なのに嘘つきで怠惰で限りなく優しいような、

この映像だけでも伝わってきますよね。

この特報を見て私としては、太宰治というともっと暗く湿った空気というか、

そういう感じかなと思っていたのですが、

でもそうだ、蜷川実花さんが監督なのですから、

実花さんらしさが表れた映像になっていますよね。

しかもそのポップさが、小栗くんが持つポップさと相まって、既成概念から外れた、

少し攻撃的な太宰治になっている感じがして、凄く楽しみになりました!

そうですよね。小栗くんがキャスティングされたということは、

彼だからこその太宰であるべきで、とてもワクワク、ドキドキします。

それから最近は品行方正が過度に求められる世の中になったので、

こういうダメ男というか、どうしようもない男を、

より観てみたい、惹かれてみたい、溺れてみたい衝動にかられていて、

あの動画、ティザービジュアルを見て、ここにいた!と確信しました。

だって「君は僕が好きだよ」って、「僕は君が好きだよ」じゃないんですよ。

小栗太宰しか言えない言葉ですよね。

ああ、早く9月にならないかなあ。写真集も出てほしい。

Blu-ray も買います(気が早い・笑)。

とにかく映画「人間失格」楽しみですね!

 

♪ お気に召すまま 台詞より ♪

オーランドー だがな、かわいそうな爺や、お前は朽ち果てた木の
       手入れをしてるんだよ、この木にはもう花も咲かない、
       いくら苦労して丹精込めたって駄目なんだ。
       まあいい、好きなようにしろ。一緒に出て行こう、
       お前が若いころ貯めた金を使い果たさないうちに
       どこか、ささやかでも満足できるところに落ち着こう。

プラスアクト 100号

曇り空です。

「二つの祖国」はたけしさんや鶴瓶さんの出演も明らかになって、

本当に豪華出演陣でますます楽しみですね。

そして「プラスアクト 100号」が届きました!

表紙と裏表紙ともに、改めて手に取るとより一層素敵です。

さらに内容としては、小栗くんの写真が14ページ、インタビューが4ページ、

ムロくんのインタビューが1ページ、

写真家のsai さん、ライターの鷲頭紀子さん、編集長の鼎談が1ページです。

まず写真が、sai さんが撮られているのですが、とてもとても素敵です。

sai さんの写真は、これまでのものもすべて好きで、

まるで図ったように、私が好きな小栗くんの部分、

繊細さ、少年っぽさ、優しさ、美しさ、そして若干の不安定さ、

それらをいつも柔らかい光とともに撮ってくださっていて、本当に心掴まれます。

その上に、心の芯の強さ、凛とした大人の男性としての格好良さも、

きちんと撮られていて、大満足でした。

インタビューは、相変わらず正直で飾らず、でもシャイでおちゃめで、

本当にたくさん考えている人だなあと思いました。

短絡的に結論を出さず、しなやかに多角的に考えられる人だと思います。

舞台の話については、そうそう、そうなのよと、

年に1本はやりたい~等々、私たちが考えていることは、

小栗くんも考えていたのだなあと思いました。

いつも自分を過小評価しながら(笑)、こつこつと努力を重ね、

だからこそ彼の前には、まだまだ開いていない未来の扉がたくさんある気がします。

プラスアクト15周年イヤー、100号ということで、

この15年を振り返るようなインタビューだったり、鼎談だったりしたのですが、

私も2004年から小栗くんのファンになったので、ちょうど15年ということで、

いろいろと懐かしく読みました。

なんだかファン仲間の話し合いに参加しているような感じで(笑)、

小栗くんの誠実さに温かさに感激したり、そしてなによりsai さんが語った、

「クローズZERO」の撮影現場で、こっちにむかって小栗くんが歩いてきた時、

その鋭さ、美しさに息を飲み、

ただ歩いてくるだけで周りの空気を変えてしまうところ、

本人の内側から放つパワーが光っているように見えた等々、

わかります~!って伝えたいくらいでした。

そうなんですよね。ずっと彼からは光が放たれていて、

その光は優しかったり、いたずらっ子のようであったり、

でも私が思うよりはるかに素敵な、年相応の大人の光になりました。

まさか15年もこんなに楽しませてもらえるなんて、思いもしなかったです。

今更ながらに感謝ですね。

あらためて、よく言われる「変わらずに変わっていく」見本のような、

魅力が詰まった本でした。

ファンとして、ちょっと自慢したい本でした(笑)。

 

♪ お気に召すまま 台詞より ♪

ロザリンド  どうぞこれを、(ネックレスをはずして彼にわたす)

       私だと思って。私がもし、運命に見放されていなければ

       もっと差し上げたいのだけれど、今はこれが精一杯。

       行かない、シーリア?

シーリア   そうね。・・・ごきげんよう

オーランドー(傍白)「ありがとう」も言えないのか?俺の気力は

       投げ飛ばされ、ここに立っているのは

       泥人形、命を持たない棒っきれだ。