風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

報知映画賞 主演男優賞 おめでとう!

晴れたり曇ったりしています。

小栗くん、報知映画賞の主演男優賞を受賞しました!

本当に本当におめでとうございます!もう本当に嬉しいです!

早速、スポーツ報知新聞を買ってきました。

1面にドーンと花束を担いだ(個人的には花束を担ぐ所作、大好きです!笑)、

素敵な笑顔の小栗くん。裏1面には嬉しそうな星野さん。

だから広げるとすべて「罪の声」になります。なんかもう胸がいっぱいです。

もともと演技が上手い人だと思っていたのですが、

派手目な作品や役が多くて、賞にはなかなか結びつかず、

しかもいわゆる二枚目は評価がされにくい中で、

こういう普通の役で受賞できたことが本当に嬉しいです。

普通の役って、かえって難しいと思うんです。

「罪の声」は作品賞も獲りましたが(こちらも凄く嬉しいです)、

こういう良い作品と巡り会えたことが、本当によかったですよね。

星野さんと受賞できたことも嬉しいですし、

新聞には、選考経過も書かれていましたが、

ノミネートされた俳優さんの中、決選投票の末、小栗くんに軍配が上がったそうです。

「華やかさの上に渋みも加わったシリアスな存在感。静かなパッションがにじみ出る」

「断然、華がある」

本当に、年を重ねて成長して、そうですよね。

華やかさの上に渋みも加わって、そこが評価されたことが、

とてもとても嬉しいですよね!

華というのは誰にでもあるものではないので、その良さは残してほしいですし、

そうそう、存在感が凄くて、大きなスクリーンに映える人だと思います。

作品賞の選考経過は、まず過半数を上回ったそうで、

「脚本、構成、演出、キャスティング、映像、音楽、全て完璧。

作品賞にふさわしい」と書かれていました。

賞を獲るためにお芝居をしているわけではないのですが、

小栗くんの演技力にいつも魅了されているファンとしては、

やはり評価されることは、とてもとても嬉しいことです。

でも長かった〜。そして「罪の声」の阿久津英士で獲れたことが凄く嬉しいです。

 

記事、動画で小栗くんのコメントを聞けます。

hochi.news今年の映画賞レースの幕開けとなる「第45回報知映画賞」の各賞が1日、発表された。主演男優賞は「罪の声」(土井裕泰監督、公開中)で新聞記者を演じた小栗旬(37)が受賞した。主要な映画賞で個人賞を受賞するのは初めて。コロナ禍で価値観が変容した今、「エンターテインメントはきっと救いになる」と思いを込めた。なお「罪の声」は作品賞、星野源(39)が助演男優賞を獲得し、3冠となった。

高揚感よりも、不思議な感覚が去来した。出演映画は実に40本以上。大ヒット作も多い小栗だが、意外にも主要な映画賞レースでの受賞は初めてだ。「賞からは無縁の状況で生きてきて、いつもどこか自分には関係ないものだと思っていました。まず、今年は無事に公開できたことがありがたい。さらに、それが今年の一本と言ってもらえて、光栄だと思っています」

実在の未解決事件をモチーフにした「罪の声」で小栗が演じたのは、新聞記者・阿久津。文化部所属ながら関係者の「声」を集め事件の真相に迫る過程で、犯行に用いられた脅迫テープに無垢な子供の声が使われた事実に直面する。事件を外側から見る役割。「一歩間違ったら物語を進行するだけのキャラクターになってしまう。今どんな感情で、どのくらい前のめりになっているのか。監督とも話し合って丁寧に作っていきました」。当事者であるテーラーの曽根を演じた星野源との関係性も背中を押した。「もらったものがすごく大きかった。2人で主演だと思っているので(同時受賞は)非常にうれしいです」

忘れられない光景がある。35年前、曽根と同様にテープに声を使われた聡一郎(宇野祥平)と対面するシーン。運命に翻弄され、地を這うように生きてきた姿を目の当たりにし、芝居を超えて胸が苦しくなった。「『保険証持ってないんで…』っていうせりふが今も残っています。こんなふうに生きている人たちがいるんだと、突きつけられた瞬間でした」。英国でのクライマックスでは、阿久津のやるせなさや憤り、覚悟、すべてをぶつけた。

11歳で目指したエンターテインメントの世界。37歳の今、小栗は「いい意味で『こんなはずじゃなかった』というか…。こんなにありがたい環境で、役者を続けられると思っていなかった」と振り返る。王道を歩み、センターに立つ孤独や重圧も感じた日もあった。「でも『一緒にやろう』と自分を選んでくれた人がいる。人に恵まれて、期待に応えたくて、ここまでやってこられたんだと思います」

コロナ禍の2020年、エンタメ界においては苦しい一年となったが、小栗は「それでも、エンターテインメントはきっと誰かの救いになる」と信じている。「生きる意味や、娯楽としての楽しみ。勇気づけたり、時間を忘れさせることができたり…。自分の脳みそが今も自分に夢を見させてくれるのは、子供のころに見た光景があったから。誰かの人生を少しでも豊かにすることが、自分ができるお返しなんじゃないかと」。スクリーンの中の自分の姿が、誰かの心を震わす。作品を通じ誰かの人生に寄り添いながら、小栗は新たな表現を追い求めていく。

 

とても素晴らしい素敵なコメントですよね。感動しました。

こんなふうに思ってくれてたんだなあと、胸がいっぱいになります。

本当に、こういう時期だからこそ、エンターテインメントは、救いになると思います。

小栗くんは皆に届ける力のある人だと思います。

やっぱりファンでよかったなあって、小栗くん、ありがとう。

ファンでいることが誇らしいです。

小栗くん、本当に本当におめでとう!

ドラマ 日本沈没 主演

小春日和です。

小栗くん、ドラマ「日本沈没」の主演と発表されました。

俳優小栗旬(37)が来年10月期のTBS系日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」(日曜午後9時)で、同枠で11年ぶりに主演を務めることが25日、分かった。小栗は「今を生きる皆さんへの賛歌になれるような作品にしていきたい」と意気込んでいる。

小栗が演じるのは未曽有の危機に立ち向かう野心的な環境省の官僚・天海啓示。「“希望”と“人間の強さ”を届けられるよう自分を含め、キャスト・スタッフ全力で希望を持って真摯(しんし)に作品に向かっていきます」とコメント。東仲恵吾プロデューサーは「(主人公が)道なき道を切り開いて立ち向かっていく力強さが小栗さんそのものだった」と起用理由を明かし「かつてない苦しい状況に追い込まれる中で、葛藤する様子、もがき苦しむ様子は今までの小栗さんの役どころとして新境地」と期待する。

 

発表になりましたね。

放送が来年10月ということは、「日本沈没」が終わったら、

すぐ紅白の審査員をやって(笑)、すぐ「鎌倉殿の13人」ですね。

なかなか忙しい(笑)。その頃には世の中が落ち着いているでしょうか。

題材が題材ですし、とかく主役が矢面に立たされやすいので、

この時期、観てよかったなあというドラマになるといいですよね。

共演者の方々は皆素晴らしくて、松山くんとは「リターンマッチ」以来だそうです。

香川さんはやっぱり「キサラギ」ですよね。

そして仲村さんはどうしても舞台「偶然の音楽」を思い出します。

若い若い小栗くんの台本に、仲村さんの綺麗な字で書き込んでくれたこと。

今でも「偶然の音楽」のパンフレットを見ると、その不条理で残酷な世界に、

ひとり正常に立ち向かっていった若く美しいポッツイが浮かんできて、

切ない気持ちになります。

しかし小栗くん、大作が続きますね。

大河のことがあるので、今から撮影でしょうか。

お身体に気をつけて、撮影が予定どおり行われますように願っています。

鎌倉殿の13人 キャスト発表week 最終日

雨が降ったり止んだりした一日でした。

「鎌倉殿の13人」楽しいキャスト発表week  でしたね。

ヒットメーカーの三谷幸喜氏(59)が脚本を手掛け、俳優の小栗旬(37)が北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第1次出演者発表の最終5日目となる20日、俳優の大泉洋(47)が鎌倉幕府初代将軍・源頼朝役で出演することが明らかになった。大河ドラマ出演は10年「龍馬伝」、16年「真田丸」に続き、6年ぶり3回目。三谷氏自らが番組公式ツイッターの動画で官房長官の記者会見風に16日から5日間連続で総勢24人の新キャストを発表する異例のスタイル。最終日の発表となり、SNS上で予想合戦が展開されるなど注目され、最後に残ったキーマン・頼朝役。今年大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」の白組司会を務める“国民的俳優”大泉が“大トリ”を飾った。

大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府の第2代執権・北条義時源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本、小栗は大河初主演に挑む。

大泉と小栗は05年1月期のフジテレビ「救命病棟24時」で共演。大泉は「小栗君との思い出は何と言っても『救命病棟24時』で、当時1つの楽屋を2人で使っていて、待ち時間に色んな話をしたことですね。その小栗君が主演の大河に、私がこれだけ重要な役どころで出演できるのは本当にうれしいし、感慨深いです。できれば久々に同じ楽屋にしてほしいです(笑)」と再会を心待ちにしている。

初日(16日)に発表されたのは、小池栄子(39)片岡愛之助(48)松平健(66)佐藤二朗(51)の4人。小池は主人公・北条義時の姉にして鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の妻・北条政子愛之助は義時の兄・北条宗時、松平が平家の総帥・平清盛、佐藤はタイトルにある“13人”の1人にして頼朝の側近・比企能員(ひきよしかず)を演じる。
2日目(17日)に発表されたのは、中川大志(22)小泉孝太郎(42)南沙良(18)野添義弘(62)杉本哲太(55)の5人。中川は“武士の鑑”と言われた若手御家人筆頭・畠山重忠、小泉は清盛の三男にして後継者・平宗盛、南は頼朝の愛娘・大姫(おおひめ)、野添は“13人”の1人にして頼朝の従者・安達盛長、杉本は頼朝の叔父・源行家を演じる。
3日目(18日)に発表されたのは、山本耕史(44)横田栄司(49)辻萬長(76=「辻」は一点しんにょう)宮澤エマ(31)阿南健治(58)の5人。山本は義時の盟友・三浦義村、横田は“13人”の1人にして鎌倉幕府軍事長官・和田義盛、辻は義時の祖父・伊東祐親(すけちか)、宮澤は義時の妹・阿波局(あわのつぼね)、阿南は相模の豪族・土肥実平を演じる。
4日目(19日)に発表されたのは、坂東彌十郎(64)金子大地(24)新納慎也(45)迫田孝也(43)栗原英雄(55)の5人。彌十郎は“13人”の1人にして義時の父・北条時政、金子は頼朝の長男・源頼家、新納は頼朝の異母弟・阿野全成(あのぜんじょう)、迫田は頼朝の異母弟・源範頼、栗原は“13人”の1人にして鎌倉幕府行政長官・大江広元を演じる。
最終日(20日)に発表されたのは、菅田将暉(27)小林隆(61)中村獅童(48)宮沢りえ(47)。菅田は天才軍略家・源義経、小林は“13人”の1人にして鎌倉幕府司法長官・三善康信獅童は“13人”の1人にして御家人筆頭・梶原景時、宮沢は義時の継母・牧の方を演じる。
 
本当に素晴らしいキャストの方々ですよね!
まず横田さんが選ばれたこと、とても嬉しいです!
横田さんとは、「タイタス. アンドロニカス」「カリギュラ」等で共演しましたが、
舞台で共演した方もたくさん選ばれました。
辻さんは「ムサシ」、小池さんは「髑髏城の七人」、山本さんは「髑髏城〜花」、
ドラマ、映画での共演の方々も、小泉さんは「踊る大捜査線」、菅田くんは「銀魂」、
獅童さんは「隣人13号」、杉本さんは「BORDER」、
そして宮沢りえさんは「太宰治」、
まだまだ共演した方々がいらっしゃいますが、今さらながらに、
小栗くんが長い間、真摯に作品に向かってきたから、
いろんな方々の共演が印象に残っているんだと思います。
 
そして頼朝役の大泉さん!
小栗君との思い出は何と言っても『救命病棟24時』で、当時1つの楽屋を2人で使っていて、待ち時間に色んな話をしたことですね。その小栗君が主演の大河に、私がこれだけ重要な役どころで出演できるのは本当にうれしいし、感慨深いです。できれば久々に同じ楽屋にしてほしいです(笑)」
本当に、コメントがぐっときますよね。ファンとしても感慨深いです。
でも本当に楽屋が一緒になりそうですが(笑)。
三谷さんの脚本と、こんなに豪華な素敵なキャストの方々と、
その中心に小栗くんがいること、素晴らしいです。胸がいっぱいになりますね。
小栗くんはじめ、皆さんお身体に気をつけて、
無事に撮影が進み、滞りなく1年間の放送が出来ますように、今から祈っています。
 
小栗くんのコメントも出ました!
小栗は番組公式ツイッターを通じて「毎回毎回、キャストが決まったという報告を聞くたび、一体何事なのかと驚く連続でした。そして、それぞれのお名前を聞くたびに、こんな豪華な方々と一緒に、この長い旅路を渡ることはできることに心強く、興奮してしまいました」と喜び。
「ですが、まだそれぞれの役が発表されたばかりです。この皆様方とどんな鎌倉時代を作り出していけるのか、そして、三谷さんがどんな鎌倉時代を我々に見せてくれるのか、期待を持って臨んでいきたいと思います」と決意を新たに。「ただ、これは素晴らしくなる、そう思わせてくれるキャストの集結に、ただただ、歓喜しております。どうぞ、ご期待くださいませ」と早くも手応えを感じている。
 
本当に、きっと素晴らしくなると思わせるに余りあるキャストの方々で、
ただただ歓喜ですよね。
「どうぞ、ご期待くださいませ」〜はい、期待しています!

鎌倉殿の13人 キャスト発表week

今日は春のような陽気になりました。

これからずっと、大河の主役ってこういうことなのねって感じる日々に、

なるのでしょうか(笑)。

今日16日から20日にかけて、「鎌倉殿の13人」のキャスト発表が行われます。

ワクワクしますね。まさにキャスト発表weekが始まりました!

三谷さんの発表の仕方がちょっとドラフト会議みたいです(笑)。

www6.nhk.or.jp

小栗旬が主演、三谷幸喜が脚本を務める2022年のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」で、小池栄子北条政子片岡愛之助北条宗時松平健平清盛佐藤二朗比企能員を演じることが明らかになった。

 

義時のお姉さん、北条政子が小池さん、ぴったりですね。

小栗くんとは「髑髏城の七人」で共演しましたね。

お兄さんの北条宗時愛之助さん、松平さんの平清盛もぴったりだと思います。

二朗さんからは嬉しいコメントもありました。

news.mynavi.jp

主演の小栗とも「20年近く前、ドラマ『Stand Up!!』で初めて会ったと記憶しています。あとはドラマ『電車男』、映画『銀魂』などで一緒にやりました」と複数の作品で共演。「小栗が持って生まれた座長としての資質に身を委ねながら、全力で彼を支えていきたいと思っています」と頼もしいコメントを寄せた。

 

本当に頼もしく嬉しいなあと思います。そうそう、「Stand   Up」で共演してましたね。

他、皆さんのコメントを読むと、並々ならぬ意気込みが感じられて、

やはり大河って凄いんだなあと思っています。とてもとても楽しみですね!

 

さて昨日、「罪の声」の録画したもろもろをdiscに落としたりしていたのですが、

たくさん出てくれましたよね。

映画を純粋にたくさんの人に観てもらいたかったんだろうなあと、

本当にそれだけの価値がある映画だと思います。

完成報告会、公開直前イベント、初日舞台挨拶、大ヒット御礼舞台挨拶、

私は、公開直前イベントの小栗くんが好きです。

丈の長い上着と、お髭のなさ、スラリとした体型もみな、とっても素敵でした!

そしてバラエティはなんといっても、「人生最高レストラン」。

小栗くんの口から、ハムレットのことを聞けたこと、胸がいっぱいになりました。

他には、「ゴゴスマ」で、石井アナが、小栗くんのことを、

格好いい、色気があると言ってくれて、

「小栗さんのなんかこう、普通のこと喋っているときでも、

格好いいじゃないですか。それって、何がそうさせているのかなと思って、

やっぱり、小栗旬という芯があるからかなという」

それを聞いて、恥ずかしそうに小栗くんは笑っていましたが、

本当にそのとおり!って思いました。

その後、星野さんの魅力を語る小栗くんも素敵でした。

それから過去を振り返ってくれた「ぴったんこカンカン」もよかったです。

「罪の声」は興行収入ランキングも、1位がとても強い中(笑)、

2位、2位、3位と健闘しています。

いろいろな思いを受け取ることのできるとても良質な映画ですから、

ロングランヒットをして、よりたくさんの方々に観ていただきたいですね。

罪の声 大ヒット御礼舞台挨拶

曇っていましたが晴れてきました。

今朝、「バゲット」を見ていたら、小栗くんが、ほんだし50周年記念CMに出ることを、

放送していました。

小栗くんは2008年から12年間、イメージキャラクターをつとめていると、

紹介されていて、なので今までのCMでの小栗くんが次々と映し出される、

CMになっています。可愛いですよ。あのとき、このときの小栗くんって思います。

(髪型が作品によってよく変わるので思い出しやすいですね   笑)

私の好きな池田菊博士は出ませんでしたが(笑)、あれは味の素だったかな。

とにかく12年もずっとそのCMに出続けるって、凄いことですよね!

キャラクターイメージに外れるようなことがあってもだめですし、

とにかくずっと活躍し続けてきたこと、成長し続けてきたことが、

素晴らしいです。

この記念CMは、来週から放送されるそうで、楽しみですね!

 

そして昨日、「罪の声」の大ヒット御礼舞台挨拶が行われました。

 「罪の声」の大ヒット御礼舞台挨拶が11月11日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、キャストの小栗旬星野源宇野祥平原菜乃華、監督の土井裕泰が登壇した。

本作では、塩田武士の同名小説をもとに昭和最大の未解決事件に翻弄される男2人の姿が描かれる。小栗が事件を追う記者・阿久津英士、星野がテーラー曽根の2代目店主・曽根俊也を演じ、犯行テープに声を使用されたことで事件に巻き込まれる望と弟の聡一郎に原と宇野が扮した。星野は「いろんなメッセージが含まれている映画です。今はいろんな感情になっていると思います」と映画を鑑賞したばかりの観客に優しく呼びかけ、「ミステリーでもあり人間ドラマでもある。たくさんの魅力を持った作品なので、長文の感想をいただくことが多いですね」と紹介。小栗は「友人から熱いメッセージをもらっています」と周囲の反響を報告する。

原が「メールで友達から感想を送ってもらっています。モチーフとなった事件を知らない私と同年代の子に『観てよかった』と言ってもらいました」と笑みをこぼすと、土井は「『俳優さんたちの力がすごかった』と感想をいただきます。演出した側としてとてもうれしいですね」と喜びを伝えた。

減量して本作に挑んだという宇野。「原作を読んだときに、聡一郎は今の自分の体重じゃないと思ったんです」と述べ、大阪での撮影を振り返り「小栗さんと星野さんが遊歩道を歩いて来るのを見たとき、阿久津と曽根だ!と思いました。演じるうえで、お二人からもらったものはとても多いです」と語る。

観客からの質問に登壇者が回答するコーナーでは、小栗と星野に「互いの直してほしいところは?」と質問が飛んだ。小栗は「直してほしいところはないですね! 僕は全然ない。源ちゃんに迷惑かけてるんで」と笑う。一方の星野は「僕もないんですが……深夜にLINEで『元気?』ってメッセージが来たんで、飲みの誘いかなと思って『元気だよ』と返信したら連絡なしってことがあって……」と裏話を披露し、「もうちょっとキャッチボールしようよ!って(笑)。でもそれぐらいですね」と続ける。これを受けた小栗は「送ったことで満足しちゃって」と笑顔を返した。また次はどんな役で共演したいか問われた小栗と星野は「ホームコメディがやりたいですね」と声をそろえ、小栗は「年齢も2つ違いなので、兄弟もできますね」と期待を込めた。

観客から「幼い頃の夢は?」と尋ねられた原は「アニメの影響でアイドルになりたかったですね」と回想。小栗が「11歳のときに内田有紀さんに会いたくて芸能界に入ろうと思いました。高校生の頃は役者になりたかった。結果的に今も夢に向かってますね」と答えると、星野は「小学生の低学年のときに『ブルース・ブラザース』を観て、俺もあっちの世界に行きたいなと思いましたね。役者もやって音楽もやって、文筆業もやっている原型があの映画の中にあります」とコメントする。そして「僕も(小栗と)一緒で夢の途中です」と言葉を添えた。また夢に向かってどのような努力をしたかという質問に、「努力と思ってやってきたことはないですね」と小栗はきっぱり。星野が「その言い方かっこいい!」と声を弾ませると、小栗は「今のはかっこいいと思って言ってた(笑)」と明かし、会場を和ませた。

最後に星野は「望と聡一郎もこの物語の主人公だと思っています。きっと観てくださった方は2人の表情が胸に残っていると思います。それを持ち帰っていただいて、感想を友人に伝えたり、広めてほしいです」と口にする。小栗は「どんなふうに感想を伝えようかな?っていう帰り道があったらうれしいです」と観客に呼びかけ、イベントの幕を引いた。

 

声が使われた3人の子供たちが、皆元気でよかったって思っちゃいますよね。

宇野さんや、原菜乃華ちゃんの登壇、嬉しいです。

宇野さんはそのままの朴訥さで、菜乃華ちゃんは、あんなに昭和の女の子に見えたのに、

とても可愛らしい女優さんで、初々しいです。

小栗くんや星野さんも、親しい方々から、直接熱い感想を聞かせてもらっているようで、

よかったですよね。感想を言いたくなる映画ですから。

小栗くんの「どんなふうに感想を伝えようかな?っていう帰り道があったら、

うれしいです」という言葉が素敵です。

そして聡一郎は一目で聡一郎とわかる凄みがあったのですが、

聡一郎役の宇野さんは、「小栗さんと星野さんが遊歩道を歩いて来るのを見たとき、

阿久津と曽根だ!と思いました。演じるうえで、

お二人からもらったものはとても多いです」と仰っていて、

そうなんだと納得しました。当然、小栗くんも星野さんも、

宇野さんからもらったものは大きいと思うのですが、与えて受け止めて、

両方が素晴らしいから、あのシーンが出来たんですよね。

映画はそういう役者さんたちの共同作業というか、そのハーモニーが、

私たちの心を揺らすんですよね。

鑑賞した後、日が経つにつれ、しみじみと良い映画だったなあと思っています。

こんなに良質な映画に主演できたこと、本当によかったなあと思いました。