風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

おまえのやさしい翼に抱かれて

よく晴れました。
こういう記事が出ました。
【 小栗旬、藤原竜也ら俳優4人が席巻! VM「2017年視聴ランキング」】
動画配信サービス・ビデオマーケット(VideoMarket)が21日、2017年の年間視聴ランキング(集計期間:1月1日〜12月15日)を発表。邦画部門では、小栗旬藤原竜也山田孝之綾野剛の出演作がトップ10内に7作入った。
社会現象を巻き起こした『シン・ゴジラ』(3位)を抑えて邦画部門1位に輝いたのは、小栗主演の『銀魂』。2位『22年目の告白-私が殺人犯です-』、4位『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』、5位『ミュージアム』、6位『デスノート Light up the NEW world』、7位『闇金ウシジマくん Part3』、8位『新宿スワンII』と4人が上位を席巻した。
そのほか、国内ドラマ部門1位は主演・新垣結衣星野源の共演で話題になった『逃げるは恥だが役に立つ』。ここでも小栗の『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(2位)、綾野の『コウノドリ』(6位)、藤原の『リバース』(7位)がトップ10入りを果たした。


<国内ドラマ>
1 逃げるは恥だが役に立つ
2 CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
3 おんな城主 直虎
4 嘘の戦争
5 カルテット
6 コウノドリ(2017)
7 リバース
8 僕たちがやりました
9 あなたのことはそれほど
10 過保護のカホコ


<邦画>
1 銀魂
2 22年目の告白-私が殺人犯です-
3 シン・ゴジラ
4 闇金ウシジマくん ザ・ファイナル
5 ミュージアム
6 デスノート Light up the NEW world
7 闇金ウシジマくん Part3
8 新宿スワンII
9 植物図鑑 運命の恋、 ひろいました
10 本能寺ホテル


「CRISIS」「ミュージアム」「銀魂」、ランクイン、素晴らしいです。
そして席巻という言葉が気持ちいいです。凄いです。
皆、俳優という仕事に対し、真摯に取り組み、情熱があり、
確固たる自分があって、やらされている感じがしない、
自立した俳優さんという感じがします。頼もしいですね。
そして花の82年組という言葉を聞いたことがありますが、
小栗くん、藤原くん、綾野くんが、1982年生まれ、
山田くんだけ、1983年生まれですが、この年代の凄さがわかります。
皆、正々堂々としたライバルであり、友であり、信頼する仲間であり、
良い関係ですよね。
これからも変わらず席巻していってほしいです。
そして1982年生まれは、今年、35歳ということで、
こういう紹介から始まった番組を観ました、「1万人の第九」。


「第35回サントリー1万人の第九。
 このシラーの詩を朗読していただく方は、今年 35歳を迎えられます。
 ご紹介しましょう。小栗旬さんです」


お父様がずっと長年舞台演出をされてきた、
大切にされてきた「1万人の第九」。
その35回目に、35歳の息子が朗読の舞台に立つなんて、
なんて素晴らしいことでしょう。本当にお父様はお喜びのことと思います。
小栗くんは、リハーサルが終わった後、
いとうあさこさんからのインタビューに対し、
「ほんとにうちの父と佐渡さんが、何年間も凄く大事に作ってきている、
この1万人の第九なので、やはりそこのムードを壊すわけには、
いかないなという感じがあるので、
精一杯やれたらなと思っていますけどね」と言っていました。
変に肩に力が入っているわけでもなく、
自信に満ちていて、この「1万人の第九」の力になろうという、
清々しい気持ちが伝わってきました。
白いクラシカルなブラウスも素敵でした。
そしてリハーサルを観たという、いとうさんから、
「もう朗読じゃないですよね」と言われて、
演出の方から覚えろと言われたと言っていましたが、
しかししか〜し!その5分間にも及ぶ、朗読、
テレビ放映はほんの少しでした(笑)。


 歓び
 おまえの不思議な力は 時の流れが引き裂いていたものを
 再び結び合わせる
 おまえのやさしい翼に抱かれて すべてのものは兄弟になる
 世界中の友よ こんな音楽ではない
 もっと心地よい もっと歓びに満ちた調べに
 声を合わせようではないか


やっぱり全部聴きたかったです。全部と言わず、せめて半分くらいは、
これではちょっと物足りないですよね。
人間賛歌に溢れ、力強く美しいシラーの詩を、小栗くんの声で、表情で、
もっと心に感じたかったです。
DVD、Blu-ray、出ないでしょうか。
そんなことが気になって、「第九」第四楽章は、
ついつい「時計じかけのオレンジ」を思い出しながら、
聴いてしまいました(笑)。
あ、演奏が終わった後、佐渡さんがインタビューを受けている後ろを、
笑顔の小栗くんが通っていて、ちょっと嬉しかったです。