風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

夢を託されるに値する人

今日もよく晴れました。
「クローズZERO」映画興行成績ランキング、1位獲得ということで、
ここに詳しくベスト10が載っています。
http://movie.goo.ne.jp/ranking/boxoffice/index.html
素晴らしいですね。小栗くん主演映画で1位は初めてじゃないですか。
出演映画でも初めて?でしょうか。
あの少ない上映館数で、ベスト10へ食い込もうとした「キサラギ」も、
凄いですが、「キサラギ」はいまだに上映しているところがあって、
それもとても素晴らしいですよね。
「クローズ」は小栗くんが忙しい中、あんなに一生懸命、宣伝をしていたので、
1位を取れて、よかったなあって思いました。これが続くとより嬉しいですね。
考えてみると、ああいう題材は、安っぽくなりがちなところを、
説得力を持って描かれたのは、三池監督の力かなあって思います。
キャラクターも皆、人間味があって、魅力的でしたね。
そしてキャスト、スタッフの皆さんの心意気というか、
熱意が伝わる映画で、それもよかったです。
「クローズZERO OFFICIAL PHOTO BOOK」の、
やべさんのインタビューのところに、こんなことが書かれていました。
あの拳が源治に渡してくれと書いた手紙、
その手紙を小栗くんは、自ら申し出て、本当にポケットに入れて、
最後の決戦に臨んだとか。そんなことは、脚本にも書いてないし、
演出でもないし、だいいち見た目には全然分からないのに。


“小栗くんが、泥だらけの大格闘シーンの撮影を終えて、
「終わった〜!」と笑顔で近づいて来たので、
「おつかれ!」と声をかけると、
「拳さん!俺、ちゃんと拳さんの手紙を持って闘ったからね!」と言うんですよ。
もう、ブワーッと熱いものがこみ上げて来て・・・嬉しかったですね。”


泣かせる子ですよね(笑)。本当にみんながひとつになって、
作った映画なんだなあって思いました。
小栗くんはこれで、今年は、今まですべて外れなしですね。
ドラマは高視聴率、映画の興行成績はトップでロングラン、
舞台のチケットは完売、凄いですね〜。
こういう時期ってあるんだなあって、今更ながらに思っていますが、
いつも真摯に丁寧に、身を削って、頑張ってきた成果ですよね。
そして認められてほしい。
昨日のコメント欄ですーこさんも仰ってましたが、
「誰からも好かれる俳優ではなく、誰からも認められる俳優になってほしい」
私もそう思います。好かれることも大事ですが、俳優さんなので、
個性的で、小栗旬だから、小栗旬なればこそ、
こういう世界を表現出来た、この役を生きることが出来たと言われるような、
まだ若いので、これからもっともっと凄くなっていくと思いますが、
そういう俳優さんになってほしいなあって勝手に思っています。
数少ない芸術の担い手だと思っているので、
昨日の続きになりますが、蜷川さん曰く「天下無敵」の俳優になってほしいです。
やはり昨日のコメント欄で、ヨッシーさんが、
「蜷川さんにとって旬くんは夢なのかな〜」と書かれていて、
みらいさんも、「ずっと憧れてはいたけれど挑めなかったカミュの世界へ、
小栗旬と云う才能が連れてってくれることを歓んでらっしゃるような」と、
書かれていますが、そういうことを、託される俳優さんにすでに、
なっているんだなあって思いますよね。
彼の才能がもっともっと花開くことを、みんなが待ち望んでいるんだなあって思います。
そして私も小栗くんへ夢を託すひとりです(笑)。