緑が眩しいです。
「風色の椅子」はおかげさまで、三周年を迎えることとなりました。
「カリギュラ」の台詞ではないですが、「もう三年も!」みたいな(笑)。
三年もやっていると、さすがにもう生活の一部です。
ただ好きなことを書いているだけなのに、こういう環境を家族に許してもらえて、
かつ温かく優しい読者の皆さんに恵まれ、本当に本当に感謝しています!
そして椅子が足りなくなるくらい座っていただいて、
嬉しいコメントもたくさんいただいて、この年になって(笑)、
こんなに幸せな時間を過ごせるなんて、思ってもいませんでした。
本当にありがとうございます!
情報もたくさん寄せていただき、いろいろと助けていただいて、
感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さんと一緒に小栗くんを応援出来たことが、大きな喜びでした。
いたらないところも多いかと思いますが、これからもどうぞよろしくお願いしますね。
そしてこんなに毎日のように書かせてくれたのが、言わずと知れた小栗くんです(笑)。
小栗くんのファンサイトは、始めた頃は、数えるほどだったのに、
今や数えきれないほどになりました(笑)。
ここ1年でものすごく彼の取り巻く環境も変わって、
こういう爪の先まで、商業的なことに使われるような環境を、
彼は望んでいたのかなあってときどき漠然と考えます。
もうみつかったら、皆さんが虜になるのは時間の問題だと思っていました。
美しい容姿と、実力に裏打ちされた確かな演技力、そして、
小栗くん自身とても魅力的な人物で、プラス面もマイナス面も、
ひっくるめて惹かれてしまう人ですから。
小栗くんの理想の役者生活ってどんな感じだろうって考えたことがあります。
これなんじゃないかなって思ったのは、
「タイタス・アンドロニカス」イギリス公演のとき。
その日、舞台に出演して、それが終わると、街をブラブラして、
誰に取り囲まれることもなく、写真を撮られることもなく、
「今日の芝居、よかったよ!」って、なにげに声をかけられるくらいで。
そしてパブで、見ず知らずの人たちと、楽しくお酒を飲んで、
今日のお芝居について語り合ったり、演技論を交わしたり、
そしてまた明日、板の上に立つ。
今となってはもう叶わないことだけど、小栗くんは今、何を考えているのでしょう。
ずっと役者でいてほしいです。
やっぱり選ばれた人だと思うのです。使命を受けて生まれてきた人だと思うのです。
この頃、よく思い出すのは、一部地域で放送された「間違いの喜劇」の、
メイキングドキュメント。
「間違いの喜劇」は初めての座長公演、千本ノックを受けるように、
蜷川さんに鍛えられました。
小栗くんはまだまだ初々しく不安もいっぱいで、
蜷川さんとしては、イギリス公演の「エアロン」のためにも、
小栗くんを鍛え上げたいという思いだったと思います。そしてその稽古中、
蜷川さんがある言葉をかけてくれて、その言葉を聞いたときの小栗くんの、
嬉しさと不安と戸惑いと、とても複雑な表情が今でも記憶に残っています。
その蜷川さんの言葉とは。
「そこんところをちゃんと勝負しないと、
世界レベルに行かないって俺は考えてる。
小栗は、そこまで行ってほしいわけだ」
この言葉を基準にすれば、まだ何もやっていないって思うんですよね。
それはそれは今まで幸せにしていただきました。楽しませていただきました。
新しい世界へも連れて行ってもらいました。
小栗くんに出会えたことで、こんなにもキラキラした非日常を感じることができて、
感謝しきれないくらい、感謝しているのですが、でも、
役者人生はこれからだと思うんですよね。世界へ出て行ける人だと思っています。
大変な大変な1年を過ごしてしまったけれど、
ゆっくり充電して、バランスをとって、また帰ってきてください。
ときどき、彼は自分の中の美しいもの、それはもうみんなは持っていなくて、
忘れてしまっていて、取り戻せなくて、その美しいものを彼は持っていて、
それを守るために生きているのかなあって思うときがあります。
でもやっぱり役者小栗旬であってほしい。
「風色の椅子」は役者小栗旬を応援します。ずっとずっといつまでも。