風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

仕事の現場は刺激的で面白い

よく晴れました。暑くなってきました。
「いいとも」の忽那さん、見ました。小栗くんからお花が来ていましたね。
忽那さん、おっとりしていて可愛くて、
日本語があまり得意ではないということですが、
かえって、丁寧な言葉遣いだなあと思います。
その忽那さんと二人で、インタビューを受けています。
【 Yahoo 映画 グスコーブドリの伝記 小栗旬&忽那汐里インタビュー 】
ーーこのストーリーの一番アピールできる、最大の魅力は何でしょうか?
小栗「誰か大切な人のために自分が動くことができる勇気というものが、きちんと目に見えるという点でしょうか。これから大きくなっていく子どもたちにも、その辺はしっかりと伝わってくれればいいなとは思います。ラストシーンで流れる小田和正さんが作った「生まれ来る子供たちのために」という曲も本当にステキだなと思いました。」
忽那「ブドリが大切なものを次々と失って、旅に出て行く一方で、(佐々木蔵之介演じる、子どもをさらう)コトリとの葛藤や、ストーリーの中で語られる比喩的なメッセージなど、そういうものについて作品を観ながら考えていただいて、最後までたどり着いたときに、観客の皆さんが一体何を感じ、何を思うのかという部分が大事だと感じています。一人一人違った感想を持っていただける作品になっていればうれしいです。」


二人とも素敵な答えですよね。
あまり難しく考えず、心をフラットにして素直に観たいと思います。


日経の「WOMAN ON line」にインタビューが載っています。
【 仕事の現場は刺激的で面白い 宮沢賢治作品に参加した小栗さんにインタビュー 】
一部抜粋します。
映画を見ている間、不思議とブドリの姿が小栗さんに重なりました。今回、当連載の単独インタビューに小栗さんが応じてくれることになり、「ブドリ」と「宮沢賢治」、そして「仕事」などについて、お話を伺ってきました。


ーーグスコーブドリの伝記」の主人公ブドリは、小栗さんに似ているという印象を受けました。杉井ギサブロー監督は、最初からブドリの声は、小栗さんに決めていたそうですね。
小栗「杉井監督にお会いしたときに、『どうして自分なんですか?』と聞いてみたところ、『ブドリの真っすぐさとか純粋さのようなものを、小栗さんの声を聞いていて感じるところがあった』と話してくださいました」


ーー本作では、小栗さんをはじめ、声の出演者のみなさんのキャラクターが生かされているように感じました。
小栗「それは、すごく感じましたね。収録は別々だったのですが、完成した作品を見て、みなさん上手だなぁ、こんな風に声を出していたんだ、と感激しました」


――宮沢賢治の作品ならではのテーマでしょうか?
小栗「そうですね。でも監督は、宮沢賢治の作品は“自己犠牲”をメインにしていると言われていても、読めば読むほどユーモアがあって、彼はきっと面白い人だったんじゃないかと感じている、ともお話しされていました。ブドリが求めているのは、“家族の幸せ”ですよね。だから、ブドリは自己犠牲によって世界を変えようとするというよりも、家族との温かい時間を取り戻したいという願いから行動を起こしていったんじゃないか、と監督と話し合いながら収録に臨みました」


ーーブドリが成長していく過程では、ユーモアにあふれた場面もたくさんありましたよね。
小栗「そうなんです。ユーモアがあって、大人も子どもも楽しめるアニメーション作品になっていると思います。登場人物をネコとして描くことで、人間として描くよりも優しい見え方になったんじゃないかなとも思いますね」


ーーネコのキャラクターに、とても癒やされました。日経ウーマンオンラインの読者にも、ぜひ見てほしいですね。
小栗「ブドリの、目の前にあるものに対して進んでいくエネルギーは、見ていて心地がいいですし、ブドリを取り巻くキャラクターたちのひたむきさや温かみを感じてほしいです。素敵な作品になっていると思います」


ーーところでブドリは、初めは学校に通っていましたが、やがて働くようになり、仕事で喜びを感じるようになっていきますよね。10代から仕事を始めた小栗さんが、仕事で喜びを感じるようになったのはいつ頃ですか?
小栗「僕は、いつも喜びを感じていた気がします。仕事の現場は刺激的なので、どこに行っても面白いと思っていましたし、監督から褒められれば嬉しかったですしね。自分は自分のやるべきことをやればいいと考えて過ごしてきた時間が長くて、見てくれる人のことを考えて、楽しませたいと思うようになったのは、ここ数年かもしれません」


正直に何でも語ってくれる小栗さんは、ありきたりな言い方かもしれませんが、飾らない率直さが魅力的でした。全く格好つけていないのに、格好いい。そんな印象を受けたインタビューでした。


ブドリと小栗くんが重なる、似ている〜というのは、
早く映画を観てみたいです。
監督さんの “ブドリの真っすぐさとか純粋さのようなものを、
小栗さんの声を聞いていて感じるところがあった” というのは、
わかっていらっしゃるというか(笑)、嬉しいなあと思いました。
ネコのキャラクターは私が猫好きということもあって、
凄く楽しみにしています。
小栗くんの仕事に対する言葉もなるほどなあと思いました。
最後のインタビュアーの方の言葉はとても共感しますよね。
“飾らない率直さ。全く格好つけていないのに、格好いい。”
本当にそのとおり、魅力的な人だと思います。
もともとアニメーションを観るのは好きなのですが、
あまり映画館まで観に行っていなくて(笑)、
小栗くんが声優をしたものでは「サーフズ・アップ」以来、
アニメ映画としては「崖の上のポニョ」以来になります。
グスコーブドリの伝記」、とても楽しみにしています。