風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

淳一くん総評

朝から眩しい日差しです。
昨日の「義経」は、弓をひくところとか、挨拶するところとか、格好よかったですね。
先日買った本によると、(歴史も疎くて、景季勉強中)ドラマでは出てきませんでしたが、
今回の宇治川の戦いでは、梶原景季佐々木高綱と先陣争いをしたとか。
屏風絵にも残っています。F1でいうと、ポールポジション?(違うかな)
なかなか運動能力の高い、武勇に長けた若武者だったようですね。
ドラマのシーンでは、義仲を討ち取ったことを報告に来たときが、
夜の灯りにも照らされて、なんだか艶やかで美しい若者でした。
ほっとしたような嬉しそうな表情が、印象的でしたね。


さて「あいくるしい」は机に浅く腰掛けて、電話しているところが、
小栗くんはやっぱり足が長い!って思っていたら、
それがラストシーンでした。あ、あれ?
政希はどれだけ淳一を守ったら気が済むんでしょうか。
もはや兄弟愛だけの理由では弱いですよね。
本格的な画家にならなくても、1年くらい留学したほうが、
淳一のためになると思ったんだけどなあ・・・
最後まで淳一くんは、優しくて優柔不断な役でした。
長所と短所は表と裏なので、ある意味リアルな役だったんですけどね。
私としては、育ちの良い世間知らずのおぼっちゃんキャラは嫌いじゃないですよ。
そんなところが窺える印象に残った台詞、表情。(細かいです。笑)


*屋上でみちるに名詞を渡した後、政希に立ち聞きされ、
「趣味悪いぞ。盗み聞きなんて」・・・少し拗ねたような甘い目の表情が可愛い。
*みちるを車で送って行くとき、ここでいいです。小さくて古い家だからと、
みちるが言うと、「そんなこと」・・・そんなに否定もしないトーンなところが、金持ち的な余裕が垣間見れました。
*政希が淳一の代わりに殴られたところ・・・身を投げ出して守っているのに、相手に怒りを表すこともなく、どうしたの?という表情が、らしいなあって思いました。


まあ普通のデートシーンも見れたし、白衣姿も見ることができたので、
欲を言うと、コート型の白衣姿をもう一回、見たかったなあ。
裾を翻して走ったりすると、格好いいのになあ。
それから二人のインターンが一緒にいる時、(緑の並木道とか、一室とか)
弟って感じの淳一くんも好きでした。