風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

リーディングバトン

よく晴れています。でも寒いです。
たまには違う話題で。息子のブログから、リーディングバトンなるものを、
強奪してきました(笑)。
私は本は数は読んでいません。気に入ると何度も読み返すタイプです。
長編はあまり読めなくて(笑)、短編とか詩が好きです。それでは思いつくままに。


1・・・今部屋の棚に並んでる蔵書の冊数
 そうですね。主人の持ってきた本が多いけど、漫画も合わせて500冊くらいかな。
2・・・最後に買った本(漫画)
 「博士の愛した数式」 小川洋子
 感動しました。詳しい感想は1月16日の日記に書いてあります。
 それで映画も観にいったんですが、
 あまりにも原作の印象が鮮明に残っていたままだったので、
 映画に入れず、もう少し時間をおくべきでした。
3・・・今読んでいる本(漫画)
 「のだめカンタービレ」(漫画)二ノ宮知子
 まだ4巻までしか読んでいないんですが、なかなかおもしろいです。
 音楽学校の様子も分かるし、ほんのり恋愛模様も嫌味がないですし、楽しいし、
 でも音楽とか才能とかへの、深さも感じ取れていい感じです。


4・・・よく読み返す本、または自分にとって特に思い入れのある5冊
 よく読み返すというより、思い入れのある方で。
 ①「光る砂漠」 矢沢宰詩集  童心社
  写真と詩が載っている本で、夭折した詩人の書いた本です。
  その中でも、透明な純粋さで語りかける、懐かしくて優しい詩が好きです。
 ②「八木重吉詩集」 八木重吉  角川書店
  人間に限らず、自然界の特に弱いものに対して、
  その微かな、でも凛とした強さを、賛美した詩が好きです。
 ③「金閣寺」 三島由紀夫  新潮社
  三島文学は一時、嵌って戯曲以外ほとんど読んだんですが、やっぱり「金閣寺」で。
  圧倒されるような美しい文章で、でも美しさに溺れず、
  理知的で、浪漫的で、古典的で、かつ非常に逆説的な世界へ惹き込まれます。
 ④「フレデリック」 ちょっとかわった のねずみのはなし 
  レオ=レオニ 訳 谷川俊太郎  好学社
  絵本です。いつも読むと、フレデリックは芸術家だと思うんですよね。
  生活に必要な物だけでは生きていけなくて、
  心に必要なものが大事なんだと思います。まわりのねずみたちもいい子です。
 ⑤「不思議の国のアリス」 ルイス・キャロル 新潮社
  これは矛盾、不条理大歓迎の、この分けわかんなさを楽しむ感じですね。
  意味なさ加減が意味あるような?私はチェシャネコが好きです。なんだか楽しい。


中、高と図書委員だったんですが、読む本が偏っているとよく言われました(笑)。
これからは誰かさんのせいで?シェイクスピア作品が増えそうですね。
では、バトンということで、眼福日記のmisaさん、もしここを覗いていらしたら、
もしよかったら、受け取ってもらえると嬉しいです。