風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

最初の観劇

どんより曇っています。
第13回読売演劇大賞の大賞と最優秀演出家賞に、
幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』『メディア』
『NINAGAWA 十二夜』『天保十二年のシェイクスピア』の演出を評価された、
蜷川幸雄さんが選ばれたそうです。おめでとうございます!
もう凄いですねとしか、言えないんですが、
「間違いの喜劇」チームからはお祝いなどしたんでしょうか。
私はここへきて、演劇を観始めて、でも映画監督と一緒で、
演出家によっても全然違いますよね。そして自分の好みというものもあります。
この間、wowowで「12人の優しい日本人」の生中継を観たんですが、
場面転換も一度もなくて、12人全員が出ずっぱりで、
こういう演劇もあるんだなあって、興味深かったです。
12人それぞれキャラクターがしっかりしていて、なかなか笑わせていただきました。
私は4号(筒井くん)と10号(堀内さん)が気に入りました(笑)。
10号みたいな奥さん、いますよね〜。最後の方の4号の台詞には大笑いしました。
でもやっぱり日本人は議論向いてないですよね。
いい意味でも悪い意味でも「曖昧」な民族だと思います。
今頃になって、もっと若い時から演劇をたくさん観ておけばよかったなあって、
思うんですが、友達に連れて行かれて最初に見たお芝居が、
どうも受けつけないもので、それから遠ざかってしまって・・・。
最初って肝心ですよね。
息子が最初に観劇したのが「偶然の音楽」だったのは、
密かに成功したと思っています(笑)。