風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

悪役は哀しみに繋がる

どうも冬に逆戻りのような感じです。
aquaさんから、教えていただきました。
3月24日(金)ハニカミの総集編に、もしかしたら映るかも?ということらしいです。
ありがとうございました。彩ちゃんと一緒のときのですよね。
さて彩の国公式ブログに、「タイタス狼」の写真がUPされていましたね。
いつも美術が素晴らしいなあって思うんですが、
色使いも綺麗で、凄くインパクトがあるというか、
舞台全体が一枚の絵のような感じがします。
私は悪役は結構好きです。俳優としては、好青年も悪い役も出来る人が、
本当に上手い俳優さんだと思うので、小栗くんは振り幅が広い俳優さんだなあって、
前から思っていたので、「エアロン」は楽しみです。
でも本当に悪い役って、今まであったかな。
イズ・エーの勇也が筆頭でしょうか。
でも勇也は悪いことをしている感覚がない役でしたよね。
現実を生きていない役だったので。
隣人13号の十三は、13号が悪い部分を請け負っていましたし。
ということで、DVD「め組の大吾 vol.1(第1話〜第3話収録)」を、
レンタルしてきました(笑)。前にも一度、見ているんですが、
その第2話でゲスト出演、矢沢という役でしたね。
放火犯ということで、でも見たら、悪い役というよりは哀しい役でした。
大吾にその犯人とばれたときの、笑っているのに冷たい表情とか、ぞくっとするし、
足で行うオイルタンクの倒し方とか、ドキッとするんですが、
でもその矢沢が罪を犯すにいたる夢破れた思いとか、その綺麗な目に、
みるみる涙が溜まってきて、つーっと流れて言う、搾り出すような自分の思い。
もう戻れない悲しみとか、僅かな救いにすがる目の表情とか、
心に押し寄せてきて、胸がいっぱいになってしまいました。
最後になって、後ずさりしながら俯く目と、指から離れるライターが悲しくて・・・。
今よりも顔が少し幼い感じですが、心をつかむ演技をする人だなあって思いました。
そうですよね。悪役は哀しみにも繋がっていくので、
惹かれるものがあるのかもしれません。
「エアロン」はもっと膨大な悪でしょうか。