風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

この青年に踏み入れたら

秋なので、ちゃんと空を見ようと思いました。
電車男デラックス〜最後の聖戦〜」見ました。
最初のうちは、今日は台詞、ないかな〜とか見ていましたが、
やはり最後に美味しいところ、持っていきましたよね。
そうだった、皆本はこういうキャラだったわって思い出しました。
小栗くんはイギリスから、本当に帰ってきたばかりで、
褐色の肌と、銀色の髪と、「エルポポラッチ」のコウタくんと同時期くらいでしょうか。
相変わらず、キーを叩く指が、細くて長くて綺麗でしたね。
無口な格好つけなキャラ、皆本くんにまた会えて嬉しかったです。
そうそう、他の住民の皆さんも懐かしく、陣釜さんも相変わらずで、
楽しく見ることが出来ました。
さて本屋さんを探して「テレパルf」見つけました。
すーこさん、みいママさんからも教えていただきましたが(ありがとうございます)、
白黒3ページ。室井佑月さんとの対談がとても面白いです。
小栗くん、対談はこれまでにもありましたが、
だいたい共演者だったりすることが多いので、こういう方との対談は珍しいですよね。
いろんな分野の方々に会うのは彼の魅力を知っていただくうえで、
いいことだなあって思います。
タイトルは「尊敬してる役者の先輩には破天荒な人が多くて、
今も僕は不良にあこがれてます。」
内容は、室井「ヒャ〜、カッコイイ!」小栗「ありがとうございます!」から始まって、
室井さんのサバサバした、突っ込んだ感じに、
小栗くんがのっかって、普段聞けないようなことも聞けました。
印象的だった言葉は、
「役者さんが私生活の安定を望んじゃいけないと私も思います。」
「小栗さんは優しい青年。でも芯の強さを感じさせるキリリとした目が印象的。」
「好きなことに対して真面目であれば、私生活は破滅的でもいいと、
私、ホントに思います。で、小栗さんはそんな期待に応えて、
役者らしい役者になってくれるのではないかと楽しみな人。
豊かな感性と向上心を武器にグローバルな場面で大きく羽ばたくことでしょう。」
よく分かります。
小栗くんは、文化度も高いお家で、愛情たっぷりに大事に育っている感じがある反面、
少し斜めな感じもある。
これはあの、彼が言うには、大した不良じゃなかったそうですが、
その期間が大きいと思います。
蜷川さんもその期間があったらこそ、と仰ってましたが、
やはり一筋縄ではいかないような雰囲気がある。
小栗くんはその友達関係でも証明されているように、
根っこの部分は、誠実でピュアだと分かっているので、
若いときにいろいろな経験をして、より魅力的な俳優さんになってほしいですよね。
その醸し出す雰囲気というのは、すごく大事だと思うんです。
がちがちの好青年も、あまりにもいい子ちゃんも、
やっぱり役者としては、面白みがないと思うんですよね。
この青年に踏み入れたら、どうなるんだろうという期待と危うさと、
反面、どんなに優しく柔らかに守ってくれるんだろうかとか、
いろいろな思いが、複雑に絡まるような、
素敵な魅惑的な俳優さんになってほしいなあって思いました。