よく晴れました。
「忘れられない恋のうた」第十二話、聞きました。
やはり悲しい方向へ向かっているのは分かっているので、来週が辛そうですよね。
それにしても、小栗くん、いえいえ、凛太郎くんの、
“おやすみ”はなんて優しい響きでしょう。
“み”のところが、少し高めの音で、ちょっと恥ずかしそうで、
そして消え入りそうで、その声を聞くと、
わけもなく、少女のように泣いてしまいそう・・・。
「近い将来、凛太郎の“おやすみ”がなくなっても、
私は安心して、眠ることができるだろうか。」というゆき子さんの言葉は、
そのまま自分の感情にも当てはまって、
思いっきりドラマの中に入り込んで聞いてしまいました(笑)。
ロミオとジュリエットの、ジュリエットの台詞に、
「おやすみなさい、おやすみなさい!
お別れするのは、ほんとに甘く、切ないものね。
夜の明けるまで、こうしておやすみなさいって言いつづけていたい。」
というものがあるんですが、
“おやすみ”自体が素敵な言葉ですよね。
そうですね、思い浮かぶのは、
ゆりかご そよ風 優しい笑顔 ささやく声音 穏やかな寝息。
“おやすみ”に流れているものが、とてもやさしい時間だなあって思います。
その優しさにぴったりなのが、小栗くんの声だなあって、思いながら、
昨日は聞いていました。