風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

千の目 スキヤキ・ウエスタンジャンゴ

不安定な空模様でした。
昨日の「千の目」蜷川さん、小栗くんとの対談は、
BBSにて、にゃんこさん、さこにゃんさん、ジョーママさんが、
コメント欄で、あきさん、恋蓮さんがとても詳しく報告してくださいました。
ありがとうございます!是非、みなさん、読んでみてくださいね。
そしてその様子が、とくダネ!で放送される?ようなので、
それも気をつけてみてくださいね。
皆さんの報告を読むと、蜷川さんの小栗くんを大切にみつめる優しい眼差しが、
鮮やかに目に浮かびますよね。
こんなに大事に思ってもらえて、期待をかけてもらって、そして導いていただいて、
本当に嬉しいなあって思いました。
小栗くんがそれに応えるべくして応えていく人だということも、
よくわかりますし、二人の父と子のような?微笑ましい関係もよく伝わってきますね。
でも小栗くんは、世界の蜷川さんとこういう関係を築けて、
そしてやはり世界的な評価もある三池監督と仕事ができて、素晴らしいですよね。
私たちより、当然ですが、そういう方々の見る目の方が、
早く、確かで、彼の才能に惚れこんでいて、これからも小栗くんの、
役者としての魅力を、どんどん引き出していただきたいと思いました。
ということで、三池監督の「スキヤキ・ウエスタンジャンゴ」を見てきました。
三池監督の作品は初めて見たのですが、感想を少し書きたいと思います。
ネタバレを含みますので、読みたい方だけお願いします。
あ、期待した「クローズZERO」の予告が見られず、それが残念でした。













スキヤキ・ウエスタンジャンゴ       三池崇史監督作品
                          アキラ 小栗旬


ものすごく壮大な迫力のある遊び心を見せていただきました、という感じの、
映画でした。男の子が避けて通れない、チャンバラごっごや、ガンマンごっごを、
お金をかけて時間をかけていい俳優さんを使って、
大真面目に撮りました、みたいな(笑)。
何故、日本の映画なのに、全編英語なのかなって思っていたのですが、
世界進出もあるかもしれませんが、より作り物感が欲しかったのかなって思いました。
劇画風なところもあって、でもパワーがあるので、
なんだか引きこまれてしまうんですね。力技?(笑)
ところどころ笑えるシーンもあるんですが、迫力あるシーンの後だと、
笑っていいものかどうか、迷ってしまうような感じもしました。
アキラのシーンは、唯一清涼剤のような、純粋なシーンで、
子供がからむので、どうしても心動かされてしまいます。
撃たれたところもそうなんですが、アキラのところへ、息子平八が、
駆け寄っていくところを、源氏側で窓越しに見ている妻、静のところが可哀想でした。
台詞は少しでしたが、声が甘くて素敵なので、英語でも聞き入ってしまいました。
小栗くんはその皆の拠りどころのような、汚れていない綺麗な部分を、
その雰囲気そのまま、純粋に演じていて、小栗くんにこの役がきた意味が分かります。
ちょっとキーになるというか、象徴のような部分なので、印象的な役でしたね。
赤と白が混在している薔薇の向こうに、アキラの微笑みが見えるようでした。
茶髪である意味もちゃんとあります。
最後の歌がなんだかとてもよく合っていて、
スキヤキ〜というタイトルが、そのとおりだなあというか、
ごった煮のような、いろいろな具があって、肉は外国のもので、
でも味は日本風みたいな。
あまりこういう映画は見たことがなかったので、興味深かったです。
桃井姉さんが、格好よかったです(笑)。