曇り空です。
この間、ブログ巡りをしていたら、
舞台をたくさん観ていらっしゃる方のブログがあって、
小栗くんの初舞台の頃から、ずっとご覧になっている方だったのですが、
小栗くんの雑誌は一切見ない、プログラムも買わないそうで、
「自分の目で見て、自分の耳で聞いたものだけで十分」と書かれていました。
それもひとつだなあって思いました(でも買っちゃいますけど・笑)。
やはり書かれているということは、書く人が小栗くんの間に介在することで、
レポートといえども、どうしても書く人の思いが根底に流れていて、
こういう状態になると特に、そこまでいい人に書かなくていいのにって、
思うこともあるし、逆のこともあるし。
前にサッカーの川口選手が、あのアトランタオリンピックで、
ブラジルを破った後、帰国して、その川口選手のインタビューで、
あのチームは実は内紛があったということを、衝撃的に書いた記事がありました。
雑誌「ナンバー」に載った記事だと思います。
書いたのは金子さんというライターの方で、それによってそのライターさんは、
一気に注目されて、今でもときどきTVで見たりしますが。
その記事は、それはとても衝撃的だったのですが、
当然川口選手の、まだ若さ、青さが感じられる部分、こだわりの部分も、
書かれていて、でもやっぱりサッカーを愛するゆえの気持ちは伝わってきたのです。
そのライターさんもサッカーを愛している人だなあって思いました。
小栗くんもこれからいろいろな人に、いろいろなことを書かれると思いますが、
その書いている人が、これで衝撃を与えようとかよりも、
小栗くんと同じものを愛している人で、それゆえの書き方をしてくれると、
嬉しいですよね。文はどんなふうにも書けますから。
そして小栗くんから、楽しい気持ち、幸せな気持ちをもらっている事実は、
ゆるぎないもので、カリギュラの台詞の中には、
「この世に真実はないというこの世の真実を」というものがありますが、
どれが何が本当かということは、ずっとわからないかもしれない。
でも前出したブログの方のように、
自分が小栗くんの舞台、映画を観て、感じたことは、そのとき真実だと思うので。
役を通して伝わってきたもの、
とても純粋なもの、思えばその純粋さにずっと惹かれ続けていたのかもしれない。
若さ、青さ、未完成さも、でも繊細で優しくて、そしてお芝居が何より好きで、
そう感じた自分の感性を信じていきたいと思います。
はい、何が書きたいかというと、
「プラスアクト」の記事がどうも引っかかっていて、それからの木俣さんのブログも、
引っかかっていたので、自分なりに整理してみました(笑)。