風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

日本映画magazine vol.19

暖かい一日でした。
昨日のサッカーのチャリティーマッチ、感動しました。
気持ちはちゃんと伝わってきましたよね。本当に魂のこもったプレー、ゴールで、
それは技術的にも精神的にも、日々の絶え間ない精進があってこその、
サッカー選手としての表現というか、だからこそ、伝わってくるんですよね。
個人的には、川口選手から闘莉王選手へ、そしてカズ選手のゴールが、
生まれたことが嬉しかったです(笑)。
先日の選抜高校野球の選手宣誓も、簡潔で真摯な思いがきちんと伝わってきて、
感動しましたが、昨日は「君が代」を聴きながら(倉木さん、綺麗な声でした)、
なんて美しい国歌なんだろうって思いました。
少しでも早く収束しますように、復興しますように、
力を合わせて、前へ進んで行けますように。


今日の台詞は「花ざかりの君たちへ」 第9話より。
「おまえが笑ってなきゃ、中津がもっと辛くなる」
自分の肩へ抱き寄せて、頭ポンポン。
「気にすんな」
瑞稀の髪に触れる佐野の長い指。優しくて・・・。


山りんさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
「日本映画magazine vol.19」にも小栗くんが載っています。

【 amazon.co.jp 日本映画magazine vol.19 】

小栗くんで、カラー6ページ。写真が4カット。そのうちインタビューが2ぺージ。
写真は、ラフなくすんだグリーン色のカーディガンを着ていて、
深い緑色のビロードの帽子が素敵です。
もちろん帽子からのぞく軽くウエーブした金髪もとても魅力的。
細身な身体とナチュラルな笑顔も可愛いです。
インタビューは映画「岳」のこと、お芝居について語られています。
そして後ろの方のページに、20人の方に、
「あなたの好きな日本映画1本、教えてください」という企画があって、
小栗くんは「サマーウォーズ」、そして溝端くんが「キサラギ」、
獣医ドリトル」で共演した菅田くんが「シュアリー・サムデイ」をあげてくれて、
コメントが嬉しかったので、小栗くんのインタビューとともに、
少し書き出してみたいと思います。




「日本映画magazine vol.19」


小栗くんのインタビューについては、
スタッフさんが自分より何倍もある重い荷物を担いで山を登っていくのを見て、
手伝おうとすると、
「大丈夫。君には僕らが背負ってきたものすべてを背負ってもらうから」と,
言われたこと等、こういう「岳」の撮影に対して、そして山に対しての言葉が、
印象的でした。
インタビューは「時計じかけのオレンジ」舞台中だったので、
演じることについては、それは大変なこと。
「自分ではない人間を演じるって精神的に必死で、
 手に入れると同時に失っているものもあると思います。」
「正直しんどいときもあるよ」とも書かれていましたが、
でも演じ続けるのは、過酷であればあるほど燃えること。山を登るのと同じで、
登っている最中は過酷でも、登りきると、達成感もあり、
その過酷さを意外と忘れてしまい、
小栗「また登るか!と思うのが不思議なんです」
ーやっぱり惹かれるんでしょうね。
小栗「うん、結局芝居が好きなんです。だから自分でやりたくてやっていることなのに、ぶつくさ文句を言うのは矛盾というか弱さですね。きついんだけど、面白いことに出会うと、やりたいというかやらなきゃと思って、最終的には楽しんじゃってるんですよ。ただ単純に好きだから最高とも言えないけど、やっぱり好き・・・みたいな。めんどくさいですね(笑)。でも僕はこんなことを言いながら、チャンスを頂ける限り、一生芝居を続けていくと思います」
この言葉はとても嬉しかったです。
以前、あるアスリートのスタッフの方のお話で、
皆同じように凄い練習メニューをこなして、
でも何故彼女が一歩先を行けるかというと、それはその競技が好きだから、と、
仰っていたのですが、「好き」って凄いことだと思うんですよ。
はたから見ていても、小栗くんはお芝居が好きなのが伝わってくるので、
こうやって、あらためて彼の口から聞けたことは、とても嬉しかったです。
やっぱりお芝居をしている小栗くんが大好きなので。


「あなたの好きな日本映画1本、教えてください」については、
小栗くんが「サマーウォーズ」を選んだ理由は、
デジタルとアナログの融合、最新のアニメ技術で魅せて、
最終的に問いかけるのは人間の人情・・・そこが凄く上手だと思うし、好き。
この映画を作ったチームの作品として、
時をかける少女」も好きと書かれていましたが、
私も「サマーウォーズ」観ました。とても面白かったです。
絵も綺麗ですし、そうそう、最後は人間の人情っていうところが、
よかったです。でも私は「花札」をよく知らないので、
花札」を知っているともっと面白かったかな。
なので、私は「時をかける少女」の方が好きです(笑)。


溝端くんは「キサラギ」をあげてくれています。
出ている俳優さんが素晴らしい。5人、キャラが濃いのにいいバランス。
ライブ感もあり、とにかく楽しめる映画。
細かい芝居やキャラクラーの見せ方など勉強できる。
菅田くんは「シュアリー・サムデイ
誰もが共感できる。演出がすごく好き。個人的には、
小栗くんと妻夫木くんの警官が面白かった。
ああいう青春、いいなと思った。普通の高校生ならではの映画。
菅田「今はやっぱり、僕にはお仕事があるので。命かけて下さっているスタッフさんがいるんだから、こっちも命かけなきゃいけない。でもこの映画では、命かけなくていい状況の奴らが、命かけなきゃいけないのが面白い。そこが好きです」
溝端くんも菅田くんも、俳優ならではの目線がいいなあと思いました。
特に菅田くんは、「獣医ドリトル」でもいい演技でしたが、
仕事に対しての姿勢も伝わってきましたし、
“命かけなくていい状況の奴らが、命かけなきゃいけないのが面白い。”
そうかあ、なるほどって思いました(笑)。
そういう見方があるのね、というか、
若い男の子はそういうふうに見るのだなあと思いました。
そしてこれを読んだら、小栗くん、嬉しいだろうなあって思いました(笑)。