風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

クローズZERO DVD その1

雨が続きます。
konakoさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
小栗くんの公式HPでも発表されました。
情熱大陸DVD発売、第1弾は小栗旬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080417-00000015-oric-ent
http://contents.oricon.co.jp/news/movie/53849/full/
商品説明はこちら。
http://item.rakuten.co.jp/s-premium/gnbw7550/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0017WOPUG/ref=pd_luc_mri?%5Fencoding=UTF8&m=AN1VRQENFRJN5
凄いですね〜。これは買っちゃいそうです(笑)。
24歳の小栗くんは、いろんな形で残してもらえますね。
みゆさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
夏野苺さんのエッセイに、小栗くん登場です。
http://ichigox3.blog52.fc2.com/
苺さんとのお仕事、久しぶりですよね。
そしてグリコの「walky walky」が2週連続、1位、2位だそうです。
http://www.posbank.jp/PBOUTDATA/HTML/T080417.htm
早く全国発売してほしいですよね。


さて昨日届いた「クローズZERO」のDVD。
私が買ったのは、プレミアム・エディションです。
こちらで、詳しくわかります。
http://www.crows-zero.jp/dvd/index.html
その「特典ディスク」について書こうと思います。
読みたい方だけお願いします。













「クローズZERO」DVD              三池崇史監督作品
                            滝谷源治 小栗旬


「特典ディスク」
メイキング・オブ・クローズZERO・・・約74分
プロデューサー山本又一郎インタビュー・・・約12分
公開記念特番・・・約25分
完成披露試写会舞台挨拶・・・約6分
第20回東京国際映画祭・・・約8分
日舞台挨拶・・・約8分


「メイキング・オブ・クローズZERO」
このディスクの一番のメインです。とても充実していました。
撮影初日からクランクアップまで、カメラが追っていきます。
では、印象的な言葉、シーンを書き出して行きますね。
あのう、小栗くん中心になります(笑)。
鈴蘭高校。屋上。
美術さんが10日間もかけて、落書きを手書きでしています。
小栗「360度、どこ撮っても大丈夫な感じですね」
まだ髪も雰囲気も源治ではなく。
三池「意気込みはない、ない。あははは。そんなに青く、若くないよ。日常ですから」
これはかえって凄い言葉だと思いました。
カラスのぐっさん、ちょっと可愛い(笑)。
髪を切ってもらう小栗くん。白い前掛?に手をとおすところが、
これもちょっと可愛い(笑)。
源治になって、カメラさんへちょっかいを出す小栗くん。
いつもながら気さくです(笑)。
中央に「芹沢多摩雄」と書かれた壁を見上げて、煙草を吸うシーン。
三池「敵が凄いもので、勝てないものに、向かっていくときが、
    一番綺麗なんだっていう。それだけが伝わればいいかな」
傍らで何度も頷く小栗くん。
これは物凄くよく分かりますよね。そういうときの綺麗さというか、
源治はそういう綺麗さを体現している主人公だと思います。
寒くても「着たら、不良じゃなくなる」という小栗くん(笑)。
立ち方がクローズで凄くいいと言われる小栗くん。
どちらかに体重をかけないように立つようにしている。
どんな役でも立ち方、気をつけてますよね。それで雰囲気がとても出てきます。
伊崎と対峙して、袋叩きにされるシーン。
撮影が始まって初の本格的アクションに、悪戦苦闘している小栗くん。
何度もやるので、蹴られる役の人に、謝ったり。
小栗「難しいですね。アクションは」
三池「その前にくらべると今のはぐっと良くなって、OKなんだけど、
    これだけよくなったっていうことは、
    次はここまでいくんじゃないかなということで」
小栗「はい」
小栗「すみません(まわりの方々へ呼びかけるように)、
    皆さん、時間かけてしまいまして」
三池「いやいや、そのために撮影やってる」
小栗「回し蹴りくらい出来ないで、どうすんだよ(独り言のように)」
そしてOKが出ました。
小栗「ありがとうございました!」
こういう場面もそうですが、三池監督が想像していたより、ずっとソフトに丁寧に、
その役者さん自身の気持ちも汲みつつ、
もっとその力を出させるようにしていくんですよね。素晴らしいなあって思いました。
そして小栗くんも、謙虚に受け止めながら、まわりに気遣いも忘れず、
どんどん良くなっていく様が凄いなあって思います。
次の日もこのシーンの撮影が続きます。
小栗「身体中、くそ痛いっすよ。はは」
どうやら雨まで降ってきて。
一室。小栗くんは傷のメイクをしてもらいながら、側に高岡くん。
小栗「ちょっと蒼ちゃん、雨、止めてきて」
高岡「蒼ちゃん、今日ね。止めるね、あれをもってきてないんだ。
    ホテルに置いてきちゃった」
小栗「置いてきちゃった?ホテルにはあるんだ」
高岡「ある」
小栗「昨日は持ってきてた?」
高岡「冷蔵庫に入れてある」
小栗「冷やすの?あはははは」
“ちょっと蒼ちゃん、雨、止めてきて”で、ノックアウトなんですけど(笑)。
可愛いですよね〜。それに乗っかってくれた高岡くんも可愛いです(笑)。
二人は随分前からお友達なので、さりげないふたりの雰囲気がとてもいい感じでした。
そしてそのシーンの撮影は終了。
最後はアクションコーディネーターの方にも誉めてもらえて、
あのシーンは高岡くん演じる伊崎が、滅多打ちにされても這い上がってくる源治に、
何かを感じて、ついていこうと思うシーンなので、重要ですよね。
他には山田くんと友達になろうとしたのに、電話に出てくれなった話とかを、
楽しそうに話す小栗くん、楽しそうに聞いてる山田くん。
高橋さんに演技をつけているのに、その監督のそばで、
同じように百面相のようなことをしている小栗くん。
トンネルでのルカとのシーンのその美術が格好よかったこと。
涙を流すシーンは香川さんに、
教えてもらったこと(オールナイトニッポンでも言ってましたよね)。
ロケ地での様子。カーアクションのシーン。
撮影の合間に、高橋さんが小栗くんをカメラで撮ってくれたり、
逆に小栗くんが高橋さんを撮ったり。
武装戦線と戦うときの、あの火の川を渡るような美術。
小栗くんの手の怪我。クライマックスシーンの激しさ、熱さ、細やかさ。
でもそのクライマックスシーン、決闘のシーンを撮り終えた後は、
皆さん、口々に「最高」「楽しかった」と言っていて、
小栗くんはじめ、皆さんの顔には達成感が見えました。
監督の胴上げがあったり、皆さんクラックアップはとてもいい笑顔で、
そして小栗くんのクランクアップの言葉。
小栗「え〜、ほんとうに、素晴らしいキャストと、素晴らしいスタッフと、
    素晴らしい原作に恵まれ、今日ここまで走ってまいりましたが、
    孝之がちょっと泣きそうなので、ね。あはは。
    あのう、まだみんなちょっと残っていると思いますけども、
    最高の映画が出来上がったと僕は思っております。ありがとうございました!」
本当に晴れ晴れとしたいい笑顔でした。
こうして小栗くん中心に書きましたが、一番クローズに熱い思いを持っている、
涙もろいやべさん、とても楽しそうな山田くん、仲間思いの高岡くん、
ユーモラスな高橋さん等、ほとんどすべての役の人がきちんと取り上げられていて、
美術さんのお仕事等、本当にたくさんの人の手によって、
作り上げられていたんだなあって思いました。
そして皆さん、一人残らず、とても楽しそうで、力を出し切った清々しさ、
力を合わせて作り上げる喜び、クローズチーム一丸という感じが、
とても伝わってきました。いいところで風が吹いてきたり、自然も味方につけて、
そして何より、撮影も撮影の合間も、凄く凄く楽しそうな小栗くんが印象的でした。
他の特典映像については、だいたいテレビで放送されたものですが、
明日書きます(笑)。