風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

オールナイトニッポン第77回

ときどき雲ったりしていましたが、しっかり晴れてきました。
まず北島選手、2種目2連覇、おめでとうございます!
本当に素晴らしいですね〜。リアルタイムでその瞬間に出会えたことに感謝です。
昨日は女子体操、可愛いなあとか、フェンシング、格好いいなあとか、
皆さん、その競技を愛している気持ちがとっても伝わってきて、よかったです。
沖野さんから教えていただきました(ありがとうございます)。
脚本家の松枝佳紀さんが、ブログで小栗旬くんのことを書いてくださっています。
http://alotf.cocolog-nifty.com/nikki/2008/08/post_3019.html
沖野さんも仰ってますが、プロの方にこういう風に言ってもらって、
本当に嬉しいですよね〜。いつかお仕事で出会う日がくるでしょうか。
さつきさん、ほのじさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
昨日の読売新聞夕刊「pop style」に、小栗くんのインタビューが掲載されました。
さつきさんが、BBS No.2376にて、ほのじさんが昨日のコメント欄にて、
書いてくださっています。読んでみてくださいね。お芝居、一生続けてほしいです。
恋蓮さん、はなここさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
木俣さんのブログに源治に再会したことが書かれています。「+act」に載るんですね。
http://blog.livedoor.jp/kamitonami/
源治、優しいですね。
さて今夜は「キサラギ」楽しみです!


オールナイトニッポン」第77回、聞きました。
「クローズ」の撮影に入っていて、とにかく学ランが暑い。
とことん熱いものになると思う。
オリンピックの話題。北島選手、100メートルの金は感動した。
インタビューアーの人に苦言。
取り上げるスポーツと取り上げないスポーツの差が激しすぎる。
小栗くんの同級生、バドミントンの佐藤選手の試合。最初の試合はテレビで見られた。
オリンピックってこんなに感動と興奮があるんだなあと思う。
同世代が活躍すると、頑張んなきゃなあと思う。
佐藤選手は3回戦、マッチポイントまでいったが敗れてしまった。
力をもらっているんで、選手の皆さん、頑張ってください。
小栗くんもオリンピック、見られているようでよかったですね。
本当に、感動と力をもらっています。頑張ってください!
そしてゲストの岩松了さん、登場。
出会いは、「ハムレット」公演中、すでに岩松さんと知り合いだった二宮くん、
そして成宮くん、小栗くんで、ロシア料理を食べに行ったこと。
引率状態だった岩松さん。
それから8月9日のブログで紹介させていただいた、「ハムレット」公演中に、
毎回出番がくるまで、岩松さんのところへ遊びに行った話。
岩松「僕はずーっと本書きながら、小栗くんは側でなんか子供みたいに遊んでて」
小栗「んふふふふ」
岩松「内線の電話がかかってきて、小栗さん、そろそろ出番ですって」
小栗「そうなんですよね」
小栗くんの末っ子気質全開の可愛いエピソードですが、
声の感じが少し、小栗くん、恥ずかしそうだったかな(笑)。
味の素のCMで、初めて共演。
岩松さんは、そのときは久しぶりに小栗くんと会って、しかもCMの中で、
「小栗くん」と呼ぶシーンがあるので、芝居してる感じではなかった。
小栗くんは、CMは決められた時間内での演技になるので、難しい。
自分の間では許してもらえないときがある。
岩松さんの前で、こういう芝居見せたくないなあと思ったりする。
ロシア料理を食べに行った頃からすると、
小栗くんの印象が、世間的にだいぶ変わっている。
だからCMで共演したときは緊張したくらい。「あ、あの小栗旬だ」みたいな。
「羊と兵隊」を観に行った後、一緒に飲んだ。
岩松さんの「オールナイトニッポン」、ひとりで喋るところ、凄い早口になってしまった。
小栗くんも1年間は早口だった(笑)。
これより岩松さんがメールで送られてきた質問に答えます。
Q 役者、脚本家、演出家、映画監督、一番キツイのは?
  小栗くんとはどんな形で仕事をしたいですか?
A キツイのは舞台の本を書くこと。役者の仕事は楽しい。映画も楽しい。
岩松「小栗くんと昔、ほら、一緒にやろうよ、やろうよって言いながら、
    ずーっと時間がたって、いまや、声かけてもスケジュールが、とか、
    言われるような状況になってるんでね。ま、コノヤロウって感じなんですけど。
    あははは」
小栗「ほんとにコノヤロウですよね。俺もなんかもう最近、やっぱりこうやって、
    絶対やってみたい、僕は出来れば岩松さんの芝居に出たいですけど。
    舞台ってなると、なんかこう自分も予期せぬところで、
    話がこう終わってしまったりすることがあるんでね。
    そこはなんとかしたいなあと思うんですけど」
岩松「事務所から手懐けないといけないよね」
小栗「あはははは」
Q 岩松さんが役者小栗旬に言わせたい台詞は?
A なにげない台詞を言ってほしい。
小栗「僕はやっぱり岩松さんの、それこそこの間の“羊と兵隊”でもそうなんですけど、
    “何で今、2回言ったの?”とかっていう、ああいう台詞が結構好きなんですよ」
岩松「はい、はい、はい」
小栗「その突っ込み必要なのって思ったりもするんだけど、結局そうすると、
    その台詞が後に残るし、後はやっぱり他の作品観ても、誰かがなんとかで、
    こうだよなって言った後に、しばらくしてから、そういやあの話、とかって、
    言うのがあるじゃないですか、それってすごく僕は日常会話で、
    よくある出来事だと思うので、ああいう感じのほんとにその中で生まれてきて、
    でも、やっぱり気になってるから訊くっていうこととかっていうのは、
    やりたいんだよね〜っていう話をしてたんですけどね」
岩松「是非、もうなんかね、やってほしいんだけどね。なかなかちょっとね。
    あの小栗旬がとかって言われる状況になってしまったのでね」
小栗「あはは」
岩松「でも一応こうやってね、公の場でやりましょうって言っときましょうよ」
小栗「絶対それは実現の第一歩だと僕は思っているので。
    今回来てくれて、ほんと改めて嬉しいです」
小栗くんの岩松さんの書かれた台詞について思うところは、
なんとなくわかる気がします。一見余分なこともひっくるめて、
日常を切り取る台詞なんですよね。岩松さんのお芝居、出られるといいですね〜。
Q 台詞はどうやって覚えるのですか?気に入らない台詞とかありますか?
A 自分で書いた台詞が多いので。
岩松「シェイクスピアの台詞なんか、大変でしょ。覚えるの」
小栗「いやあ、シェイクスピアと、それこそこの間やったカリギュラなんかは、
    やっぱり全然入んなかったです。最初は」
岩松「あ、そう」
小栗「ん。やっぱりどうしても、最初は丸暗記しないと、出来なかったんで。
    現代劇だとある程度、自分の腑に落ちて入ってくるじゃないですか。台詞って。
    それこそ台本1回読んだときでも、こういう話で、こういう話をして、
    自分はこういうことでこうやってやるんだということがわかっているから、
    もううる覚えだとしても、自分が言わなければいけないことって、わかっている。
    でもたとえば3ページに渡っての長台詞とかだと、ここで言いたいことがある、
    ここで言いたいことがある、これなんだけど、それ以外にも、
    いっぱいそのために言わなければいけない前ふりみたいのが、
    いっぱいあるじゃないですか。その辺はどうしても丸暗記しなきゃいけないと、
    思って、最初は覚えるんですけど。実際言い始めると、これがあるから、
    次のこれがあるってことが身体に沁み込んでくると、
    もうばんばん入ってくるんですけど。カリギュラとかシェイクスピアに関しては、
    最初は覚え、悪いですね」
岩松「そうですね。使い慣れない言葉とか多いので、シェイクスピアにしても、
    カミュカリギュラにしても。しかも、小栗くんひとりで喋っている台詞、
    やたら多かったでしょ」
小栗「そうですね」
岩松「カリギュラは特に。大変ですね」
岩松さんは必ずこの台詞が言えないという台詞が出てくる。
小栗くん曰く、鬼門の台詞がある。現場で覚える岩松さん。
役者さんはあの膨大な台詞を覚えるだけで、どんな頭脳なんだろうと思うのですが、
小栗くんのカリギュラも凄かったですよね。
でもそれはベースで、その上の演技で表現する、伝えるということですからね。
小栗くんは、この間、圭史さんの“SISTERS”を観に行ってきて、お話もした。
岩松さん、役者をやっていると不安になる、しらけるときもある。
小栗くんもそういうときがある。
そして岩松さんから、見てほしい、映画、本を紹介してもらうコーナー。
映画ベスト3
「卒業」 http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id13239/
「恋恋風塵」 http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id25519/
「サイコ」 http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id8337/
小栗くんのベスト3は、
メンフィス・ベル」 http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id23409/
「エターナルサンシャイン」 http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id319767/
「クラッシュ」 http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id322654/
子供の頃から好きなのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー
バック・トゥ・ザ・フューチャー3」 http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id18115/
公開されたとき、小栗くん小学校4年生(そうなんだ・笑)。
小栗「ちょうどグレムリン 2と、バック・トゥ・ザ・フューチャー 3が同時期公開で、
    吉祥寺の映画館へ家族で行って、僕がだだをこねて、グレムリン 2が見たい、
    みんなでバック・トゥ・ザ・フューチャー 3を見に行ったのに、
    映画館の前でグレムリン 2が見たいって言ったせいで、
    一番楽しみにしていた親父がグレムリン 2を見て、
    お母さんとお姉ちゃんとお兄ちゃんが、バック・トゥ・ザ・フューチャー 3を、
    見るっていうことをして、それ以来俺はほんとになんか子供ながらにそういう、
    わがままを言って、一番見たがってた親父に見せられなかったっていうことに、
    変な後悔を持って生きてきた」
岩松「あ、そう。あははは。でもその後、見れたんじゃないの。お父さん」
小栗「それはたぶん見に行ったんだと思います」
小栗家の様子が目に浮かぶようですが(笑)。
わがまま言っておきながら、優しい小栗少年は後悔しちゃうんですよね。
私が見たのは、「卒業」と「バック・トゥ・ザ・フューチャー
「エターナルサンシャイン」「クラッシュ」を早く見てみたいのですが。
質問に戻ります。
Q 一度仕事をしたことのある人との仕事でいい点は?
A 気心が知れているので、やりやすい。
Q 演劇の魅力とは?
A 先に小栗くんに振られて。
小栗「映画とテレビであまり人に伝えられないこととかも出来る場所が、
    演劇だと僕は思っているところもあります」
岩松さんは、昔から演劇ばっかりやってきて、苦しいっていう面しかない。
映画の仕事が楽しい。映画はOKで終わっていく。演劇はOKがない。
一ヵ月同じ場所で稽古して、不健康。しかし濃密になる。それは良さかもしれない。
小栗「僕はあのう、どちらかというと悩むのが好きな人なので」
岩松「あ、そう。あはは」
小栗「あのう、どうしてもこう、今、自分がやったこと、映像のときには、
    自信を持てない部分がすごくあるんですよね。
    でも演劇をやっているときにはそれに対して、毎回こう、
    誰かがなにかしらのダメ出しをしてくれたり、
    もちろん演出家がそれをしてくれることで、今日はこれに課題ができた、
    今日はこれに課題ができたということを続けられることで、
    なんか自分がちょっとこう立っていられる気がするっていうのはあるんですよね」
岩松「そうか。ましては映像なんかだと、もうそんなに言われなくなったりするじゃない。
    確かにそれはあるかな」
小栗「ほんとに今の自分、いいのか、今の自分は正しいのかっていう連続なので」
岩松「わかるような気がします」
小栗「それとやっぱり生でお客さんを感じれるということが、
    恐怖であり、楽しみでもありますね」
岩松「そうですね。ほんとに」
真摯な思いが聞けて嬉しいですね。
“なんか自分がちょっとこう立っていられる気がする”
“今の自分、いいのか、今の自分は正しいのかっていう連続なので”という言葉は、
なんて謙虚なんだろうとも思うし、やはりお芝居に対して貪欲な言葉ですよね。
向上心があって、好きなお芝居、どんどん追求していってほしいと思います。
ゲストの方が楽、また呼んでくださいと、ここでお別れした岩松さん。
そして岩松さんに対して、こんなに年が離れているのに、
なんで普通に話をしてくれるんだろうと思う。蜷川さんもそう。
なんでこういうふうに接することができるんだろう。
勉強不足。吸収していきたい。これからもっともっと演劇について、
いろんな話を聞きたい。改めて、岩松さんの舞台に出たい。緊張した。
会うときに、ちょっと怖いなと思うこともある。ありがとうございました。
旬の「オススメメニュー」は、同志の自主制作曲。「ありがとうサンキュー」Poff Soul
「オグポン教授と最後のホニャララ」「旬兄ちゃん」のコーナーがあり、
横田さんからメールが来ました。
「ウッス」というタイトルで、
「なんだかのはずみでラジオを聞いているよ。冬物語のスチール取りで、
 ピロキ長谷川にあったよ。
 旬に会ってる?またみんなで飲みましょうよって言ってたよ」
横田さん、ガラスの仮面で、紫のバラの人の役をやっている。
ピロキ長谷川さんって、ケレアですよね(笑)。横田さんらしいメールですね。
そしてエンディング。
岩松さんからもう少し、演劇の話を聞きたかった。
かなり上の先輩が来るのは久しぶり。緊張した。ペルセウス座流星群のお話。
三枝くん、右の八重歯が欠けちゃって、笑うとちょっと面白い。
北島選手を生で見ましたというメールが来て。
「刺激はほんとに受けるよ。やっぱ本気で頑張っている人っていうのを見ると、
 やっぱりそのエネルギーって、テレビを通しても充分伝わってくるよね。
 俺もそういうのを伝えられる人になりてぇな。頑張ろう」
小栗くんからも充分伝わってきますよ〜。
「明日からもクローズの撮影、頑張ります。いい映画に出来るようにね。
 みんながクローズ見て熱くなれるように、そんな熱い映画にしたいと、
 思っておりますので、よろしくお願いします。そして岩松さんの“たみおのしあわせ”
 まだ公開中ですので、是非劇場の方に行ってみてください。
 さあ、今夜はこのへんでお別れしたいと思います。
 よい夜明けをお迎えください。小栗旬でした。バイバイ」
小栗くんのお芝居に対してのお話がたくさん聞けて、いい回でしたね。