風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

オールナイトニッポン第106回

今日もよく晴れて、風が強いです。
サファイアさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
「ムサシ」埼玉公演終演にあたって、その打ち上げが、
さい芸の「ビストロやま」で行なわれたそうで、
お店のブログにその時の写真が公開されています。
http://yamapepe.seesaa.net/
パッと見、隣が藤原くんとは思えず、
黒であわせて、恋人同士?のような二人ですね(笑)。
金髪が映えて綺麗です。
kumikumi さんから教えていただきました(ありがとうございます)。
大東くんのブログに小栗くんが出てきます。
4月21日「昨日と今日」のところです。
http://ameblo.jp/daito-shunsuke/entry-10246462752.html
“旬にーさん”っていいですね(笑)。


さて「オールナイトニッポン」第106回、聞きました。
「スマイル」は最低の男の役。
「ムサシ」埼玉公演が終わり、ひとつの場所で54公演は初めて。
日に日に発見があった。今日は一日中、「天地人」の撮影。
そして初対面ではなくて、初共演の玉木宏さん登場。
小栗「何しに来たんスか。うふふ」
玉木「宣伝もかねて遊びに来たんだよ」
小栗「ほんと」
初共演がこんな形になるとは、びっくりする二人。
初めて会ったのは、渋谷のスクランブル交差点(笑)。
「ごくせん」をやっている頃。よく遊んだ。
玉木さんのところに泊まったり、テキーラをたくさん飲んだり。
一緒に同じ種類のバイクに乗っていた。懐かしい。
この一緒に遊んだ仲間が、意外とみんな頑張っている。嬉しいこと。
会うのは6年ぶりくらい。そんなに会っていなかった。
小栗「なんでだろうね」
玉木「そうだね。違うよ、忙しいんだよ、旬が」
小栗「あはは。お互いさまじゃないですか」
“旬”という呼び方が、親しげでよかったです。
会ってた頃と体重が8キロくらい違う玉木さん。
玉木さんの新曲をかけるのに、ちょっと小栗くんが、
じらすようなやりとりがあって(笑)、新曲がかかりました。
ここで、ありがちな5つの質問。
1 俳優と音楽、幼い頃の夢はどちらでもない・・・NO
2 実はデビューしてから、かなりの苦労人だった・・・YES
3 実は今、小栗旬に相談したい悩みを抱えている・・・YES
4 こだわっている趣味がある・・・YES
5 今、時間とお金があったら、新たに始めてみたいことがある・・・YES
1について、芸能人になりたかった。テレビに出て、芝居も音楽も。
2について、オーディションには連続で落ちる。
天地人」の現場で妻夫木くんより、玉木さんの面白い話を聞いた。
妻夫木くんと玉木さんは「ウォーターボーイズ」で共演。
その撮影時、玉木さんは8万9千円の家賃のところに住んでいたのに、
給料は8万円。その後、「ウォーターボーイズ」公開時に会ったら、激やせしてた。
ほんとにヤバかった。みんな似たような経験をしている。
3について、小栗くんへ、舞台に出るにはどうしたらいいですか。
小栗「それこそ、キャパにもよると思うんですよ、舞台って、僕は。
   たとえば300人とかっていうサイズの劇場だと、ある種、
   映像的な芝居でもOKだと思うんですよね。僕なんか最近でいえば、
   700、800キャパのところでやってるんですけど。そうするとね、
   ときどき思うことは、細かい芝居をやっても、届かないので、
   大きな芝居とか、ある程度、感情どうのとか、今一瞬たとえば、
   ちらっと相手を見るというのは伝わらないから、だとしたら、
   身体を動かす、ということになってくると。
   それは、俺、よくもあり、悪くもあることだなあと思うんですよ。
   でかい劇場でずっと芝居をし続けている舞台俳優さんなんかだと、
   ときどき、一緒に共演したりするときに、あ、ここで何か感じないのかなと、
   思ってしまったりすることがあったりするんですよ。
   そうすると映像なんか目の一個ちょっと動くだけでも、
   かなり大きなことなんだけど。そういうこともあったりして。
   ただほんとに僕自身もこれからもっとやらきゃいけないことのひとつとしては、
   やっぱりほんとに、発声と滑舌。この二つだけはもう一回基礎から、
   やり直さなければいけないなあと思うんですよね」
映像と舞台は違いますよね。以前のことを思うと、声は随分出るようになったと、
思うのですが、持っている声自体がいい声なので、舞台でもより一層、
いい声に聞こえるように、頑張っていただきたいです。
4について、カメラ。人はあまり撮らない。
小栗くんが知っていた頃の玉木さんは、1日に3杯はカフェラテを飲んでいた。
そして枕元にチョコレートが置いてあった。今は赤ワインをほぼ毎日飲んでいる。
5について、世界中を一人旅したい。
玉木さんは、今は、今の仕事をやり続けたい。
山田くん、妻夫木くん、藤原くん、常にテーマを背負い続けて戦い、
仕事をしている。みんな精神が逞しい、心が強いと思うと小栗くん。
小栗「俺はちょっと折れかかった時期があって、ほんとに。
   やべぇ、もうこんなになんか、毎回、結果出せ、ちゃんとやれ、
   見ている人たちも今度はどんな作品になってるんだ。
   それにもうなんか押しつぶされそうになった瞬間が、
   去年なんかちょっと一回あって。そんとき俺、自分で、
   こんなに弱いんだなあって思ったときがあったんだけど。
   今はすごい前向きなんですけど」
玉木「言ってたね」
小栗「だからみんなどうゆうふうにそれを乗り越えてっているのかなあというのは、
   すごい興味があるんですよね」
玉木「こんな話はなかなかしないからね。だから人はほんとに、
   どうなってるんだろうなあっていうのは思うけど。
   すごい孤独を感じることはよくあるというか。
   でもそれと向き合わなきゃいけないんだなと。
   確かにプレッシャーにも凄く押しつぶされそうになることもあるけど。
   やばい、やばいと思ったら、どんどんやばくなるじゃん」
小栗「そうですね」
玉木「気の持ちようってでもあると思うし。今までなんとかなったんだから、
   大丈夫だろうと思うしかないというか」
やはり第一線で活躍する二人ですから、共通の悩みというか、同じ局面に、
立っているので、そこを聞きたかった後輩、難しい質問ながらも、
答えてくれた先輩という感じで、いいお話でした。
そして電話相談で、電話に出ていたのは、なんと八嶋智人さんで、
最初、高校生を装っていました(笑)。
八嶋さん、「ムサシ」を観に来たときに、4月中にラジオに出たいと言っていた。
自分の劇団の芝居の宣伝をしたい。しっかり宣伝をしていましたよ(笑)。
ほんとに最初は騙されていた二人でした。
メールを読みながら、声のいい二人について。
小栗くんは、自分が耳で聞いている声じゃない声を、最近、やっと認識してきた。
玉木さんは、最初は自分の声に全然慣れなかった。
好きな声はめざにゅ〜の杉崎さん。
小栗くんの好きな声は、ドライの中に甘みを持った声。井上真央ちゃんの声。
ゆるゆるとしているけど、スカッとしている。
玉木さんは今日もサンダル。昔からサンダル。半袖の玉木さん、暑がり。
ウルルンに出た二人。また再会したい。
「デス・チキンレース」、記録は3cm。いい記録なんですけどね。
「別にエロくないですよ」コーナーにも玉木さんはお付き合いくださって、
そしてエンディング。
小栗「いかがでしたか。本日は」
玉木「あっという間だね」
小栗「意外とあっという間に、あのう、話してるとね」
玉木「ん。まずはほんとにこうやって、ここで会えたこと、
   ちょっと嬉しかったなと思う」
小栗「最初、ちょっと緊張してたんですけど、久々に会って、
   こうやって話をすると、楽しかったです。よかった」
本当に久しぶりに会えてよかったですね。
久しぶりなんだけど、どこか親しげな感じが伝わってきました。
そして声のいい二人、聞いていて心地良かったです。