風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

命をかけられるだけのスタートライン

よく晴れました。
27日にwowow ドラマ「結党!老人党」徹底解剖が、放送されます。
8月の「結党!老人党」本編の放送に向けて、それから何度も再放送がありますが、
ほんの少しでも出るでしょうか。見てみてくださいね。
昨日のコメント欄にmking さんがエキストラに参加した様子を、
書いてくださいました。読んでみてくださいね。楽しそうでよかったですね。


さて本屋さんへ行ってきました。
「DVD STATION」は見つからず、「日本映画HEROS」は、
「日本映画HEROS navi」と同じような写真でしたので、保留しました(笑)。
そして買ってきたのは、「GINGER 9月号」
小栗旬の人生論 第3回 小栗旬 夢と未来を語る」で、カラー4ページ。
そのうち写真が、2ページと少し。
写真はとても繊細で、素敵ですよ。物憂げで優しげで、
インタビューの内容と相反するような写真でした(笑)。
「DVD STATION」も過激な内容だったようですが、
でも最近の「オールナイトニッポン」の小栗くんの声などを聞いていると、
とても謙虚で穏やかで、いい時間が流れているなあと思っているんですよね。
だから、こうやって雑誌に出ると、時間差があるというか、
今、インタビューしたら、きっとこれほど強い言葉が並ぶインタビューには、
ならなかったかなあと思います。
なんとなくなくですが、未知の世界へと発射すべく、
小栗号というロケットをちょうど点火したあたりが、
これらのインタビューのときで、その未知なる世界へ発射するエネルギーが、
怒りだったり、挑戦だったり、燃えるような力強いもので、
そしてそのロケットは見事、打ち上げに成功し、今、軌道に乗っているときで、
それで、最近の「オールナイトニッポン」の穏やかな声に、
繋がっていくのかなあと思いました。
でも本当に、今の芸能界は、私のような素人が見ても、
あからさまに儲け主義が透けて見えて、まず芸術ありきとは、
ほど遠いような環境だと思います。
でもそうだとしても、小栗くんが、先頭を切らなくてもいいかなとか、
これだと、小栗くんが矢面に立つ形になりますよね。
小さな事務所なので、映画は単館作品、自社製作のものがほとんどで、
ドラマでも、声がかかるとしたら、人気におんぶにだっこのもの、
考えてみると、舞台は、いい作品に恵まれていますよね。
それは蜷川さんという、しがらみをもろともしない力強い方が、
ついていてくださるため。
大きな事務所の圧力に負けず、商業主義にとらわれず、
小栗くんを使いたいという蜷川さんのような方が、
たくさん現れてくれないかなあと思います。
私としては、ただただ、いい作品に出会ってほしいのです。
一番もったいないのは、小栗くんの役者としての才能が、
眠ってしまうことです。しかも今、この青年期の美しいときに、
どうぞ、いい作品、素敵な作品、素晴らしい作品に恵まれますように。
ひとつの夢だった映画監督という仕事、今はきっと軌道に乗って、
楽しんで、撮っていると思います。
でもその情熱を同じように注ぎ込むような役を、彼に与えてほしいと思います。
インタビューより。
“自分が命をかけられるだけのスタートラインにはいつも立っていたい、
 それだけなんです。
「この作品に命をかけるためにきましたから、あとは皆さんの好きなように、
 料理してください。
 その思いできましたから何でも言ってください。やりますよ」って。”