風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

天地人 第38回

爽やかな秋晴れです。
キノピーさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
10月4日の「堂本兄弟」のスペシャル 22:00〜
「秋のイケメントークバトル」出演。
http://wwwz.fujitv.co.jp/DOMOTO/index.html
歌はきっと水嶋くんが歌ってくれると思います(笑)。
minharunoさんが、小栗くんが「マルコポロリ」に出演したときの様子を、
BBSに書いてくださいました。ありがとうございます。読んでみてくださいね。
「いい加減小栗さん怒りますよ!」と言われたときの、
小栗くんの表情を見てみたかったです(笑)。
そして小栗くんの「TAJOMARU」御礼舞台挨拶の記事です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090919-00000009-maiall-ent
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090918-00000016-oric-ent
あの「浪切の剣」が受け継がれていったんですね(笑)。


さて昨日の日曜日、新聞のテレビ欄を見ていたら、小栗くんの名前が出ていまして、
こちらの地方の「ボニータ!ボニータ!!」という番組に、
インタビュー出演をしていました。
番組のHPに、そのときの様子が書き起こされています。
下の方にスクロールしていただいて、「一押しボニータ!〜俳優編〜」に、
小栗くんとの会話や、彼に対して、ファンションチェックするスタジオでの、
会話が一言一句書いてあります。読んでみてくださいね。
http://www.tv-aichi.co.jp/bonita/oa/index.html
服装は、テレビ局は違いますが、こちらと同じ服装です。
http://www.nagoyatv.com/ana/cinema/single.sms?DATA_SEQ=26
ファッションを扱う番組だったので、でも小栗くんが、
ファッションチェックされるのは珍しいですよね。
少し恥ずかしそうにゆっくり一回、まわったりしていました(笑)。
袖の折り方まで見るんだなあとか、時計はDior だったんだとか、
顔がちっちゃくてモデル体型、声もいい〜は嬉しかったです。
ユニーの話は、以前「間違いの喜劇」で名古屋に来たときも言っていましたね。
そして「おしゃれイズム」は、藤原くん、小栗くんの話をたくさんしてくれて、
なにより小栗くんのことを「戦友という感じ」と言ってくれて嬉しかったです。


天地人」第38回、観ました。
「ふたつの関ヶ原」迫力ありましたね。
最初、大垣城で、皆を集めて、三成が礼を言うところ、
三成の気持ちがよく伝わってきて、よかったです。
それにしても戦いを前にして、ますます美しい三成さま、
戦いのときの、あの兜も堂々としていましたね。
三成側としては、小早川と毛利、本当に赦し難い。
味方だと思っていたのに、戦いの最中に寝返られるとは、
さすがに動揺もあるし、総崩れも致し方ないかなと思います。
たった一日で決着がついたんですね。
大谷吉継島左近の最期が、心にぐっと来ました。
福島正則が陣に攻め入ってきたときの、三成の表情もとてもよかったです。
秀吉の恩に報いること、成し遂げられるはずだった理想、それらが崩れていく瞬間、
戦い果てようとするところへ、左近が止めに入ります。
三成「左近、何をする左近!」
左近「お引きください。私が時をかせぎまする。急ぎ、落ちられませ。
    大坂城に戻れば再起の道はございます。上杉がおります、
    直江殿も戦っておられます。」
三成「左近・・・」
左近「死んではなりませぬ!・・・殿、おさらばでござる」
主従関係を物語る、左近の最後の微笑みが心に響きます。
その後、三成の城、佐和山城は炎上し、
初音によって、三成は洞窟にかくまわれます。
傷も負い、ボロボロになった三成でしたが、
自分のことよりもなお、刑部、宇喜多のことを気遣い、
初音が食べ物を探しに行く時も、「初音、気をつけて行け」と声をかける、
これが初音と交わす最後の言葉?心優しい三成でした。
そしてポツンの水の音がして、その方へ近寄ると、
上から白い日の光が・・・。
この光を見上げる三成が、まるで幼子のようで、
彼の中で、ぐるぐると時間が駆け巡っていたのでしょうか。
本当に純粋な思いだけでここまで来たのに・・・。
三成「天よ。我を守らせたまえ」
心掴まれるシーンでした。
三成の一縷の望みと、叶わないであろう思いと、
切なさ、悲しさ、曇りのない美しい瞳は、すがるように天を見つめていました。
三成を演じるとわかったとき、やはり悲劇の部分を期待していました。
見ると苦しいのですが、でも悲劇を演じる小栗くんを観てみたかったのです。
たった一日ですべてが崩れ落ちた三成の無念の思い、
三成の表情だけで、これまでの彼の思いが、すべて染み入ってくるような、
繊細に丁寧に演じられた、素晴らしい小栗三成だと思います。
来週が小栗三成としては、最後でしょうか。
しっかり見届けたいですね。