風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

オールナイトニッポン第132回

曇り空です。
小栗くん、「NIKE フラッグシップストア原宿」のプレビューイベントに、
出席しました。連日、大変です。記事はこちら。
【 <小栗旬>野茂英雄に「ノモマックス持ってます!」と感激 】
明日もワイドシュー等で、取り上げられるかもしれませんので、
見てみてくださいね。でも野茂選手に会えてよかったですね。


そして昨日のソニーエリクソンのCM 発表会は、テレビでご覧になられたでしょうか。
メイキングのシーンを流してくれたところもあって、
素肌が透ける濡れた白シャツ、はずしたボタン、ネクタイ、
顔を拭われるところ等、色っぽくてよかったです(笑)。
CM も流れ始めていますよね。
のんたんさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
動画はこちら。BBSでは、You Tubeで見られます。
【 小栗旬 会見でびしょ濡れ 】
スタッフさんへの気遣いが小栗くんらしいですね。


やはり昨日の「おじいさんの台所」は、まだ背も小さくて、声も高くて、
台詞は「バイバイ」だけでしたが、一応、森繁さんと、
一緒のシーンもありましたし(森繁さんの背中を見る形になりましたが)、
どんな思いで演じていたのかなあとか、こういうときがあって、
今があるんですよね。でも可愛かったです(笑)。


さて「オールナイトニッポン」第132回、聞きました。
「こいつら月9的に事件です。今度は月キュン」
オープニングの台詞は、なんと吉田鋼太郎さん(笑)。
冒頭から鋼太郎さん登場。小栗くんの映画にも出演している。
会うのは3週間ぶり。居酒屋から小栗くんの家へ行って飲んだとき以来。
小栗くんは途中で寝てしまって、みんなが片付けをして帰って行った。
メールより、オープニングの台詞を可愛く言ってほしいという要望が来て。
小栗くん「言わなくていい」、鋼太郎さん「ちょっと構えたのに」
小栗くん「ちょっと言ってみなよ」、鋼太郎さん「絶対言わない」とかいう、
攻防の後(笑)、結局、少し可愛らしく言ってくれた鋼太郎さん。
鋼太郎さんが、小栗くんの好きなところを3つあげるとしたら?というメールには。
吉田「ない」
小栗「バカ、バカ、バカ。なかったら来ないだろうなっていう話でしょ。あははは」
吉田「あははは。あのいっぱいありすぎてあげられません。はい」
小栗「なるほど、なるほど」
“バカ、バカ、バカ”〜がもう可愛くて、可愛くて(笑)。
ずっと鋼太郎さんを、小栗くんがからかっている感じなのですが、
甘えてるようにしか思えず(笑)、二人の声を聞くとやっぱり舞台を思い出すので、
その雰囲気もよくて、鋼太郎さん、来てくださって嬉しかったです。
鋼太郎さんは3回目の登場。だいぶ喋れるようになった。
吉田鋼太郎の「オールナイトニッポン」も少しやってくれました。
「ムサシ」で靭帯が伸びて怪我をした鋼太郎さん。膝にパットをしていて、
小栗くん、藤原くんから、「パッティ」と呼ばれていた。
小栗くんの映画、楽しかった。最高だった。出番も多かった。
ここで八嶋智人さん、登場。すごいメンバーが揃いました。
そして鋼太郎さんの舞台のお話に。
久々に観たい舞台。ダメなおじさんばっかり出てる。
アイルランドの劇作家。本が挑戦的。台詞が覚えにくい。
「ムサシ」のときは鋼太郎さん、追い込まれてなかった。
鋼太郎さんの舞台「海をゆく者」サイトはこちら。


【 舞台 海をゆく者 】


写真が格好いい。
写真は、きっとこのトップページの写真のことだと思います。
すごく格好いいです。引きこまれます。もうすでに写真にパワーがありますね。
鋼太郎さんと八嶋さん、舞台で共演したことはない。飲み友達。
NHKのラジオドラマでは1回だけ共演あり。
演劇をしている人たちは、どこかの酒場で出会っている。
演劇の人たちが飲んでいる酒飲み場に顔を出すようになって、
どんどん知り合いが増えた、でも共演したことはないと小栗くん。
八嶋「そして小栗旬っていう人はね。えらいなあと思うのは、
    ほんとにちっちゃい劇団のね、ある人と一瞬でも飲んだりして、
    名前聞いたりすると、次のとき、ちゃんと覚えてるよね。
    それがみんな涙が出るほど嬉しいって言ってたけど(笑)。
    さらにだからもっと共演したような気になってるの」
小栗「あははは。そうなんだ」
八嶋「小栗旬はさあ〜とか言われてんだよ。知らないとこで」
そこは凄いなあっていつも思います。スタッフさんに対してもそうですよね。
それは相手の方はとても嬉しいと思います。
でもちっちゃい劇団は、なんだか好きそうですよね。小栗くん(笑)。
ここで八嶋さんの映画のお話に。
八嶋さん2度目の主演映画、「つむじ風食堂の夜」のサイトはこちら。


【 映画 つむじ風食堂の夜 】


こちらも素敵な雰囲気です。一生懸命宣伝する八嶋さん。
つれない?(笑)小栗くんに対して。
八嶋「なんで人のそういうのに、興味なさげな感じにするの?わざと。
    だってオンエア終わってから、ごめんなとか、言うくせに」
小栗「んふふ。そういうあの芸能裏ネタやめてくれる。あははは!
    そうでしょう。だって応援したいですよ。応援したいけども、
    なんかやっぱりさ」
八嶋「月9で忙しい」
小栗「いや、ちょっと忙しいけど(笑)、みんながやっぱこう、こういうね。
    宣伝しに来てくれてありがたいですけども」
吉田「宣伝しにきたわけじゃないね」
八嶋「たまたま」
吉田「忙しくて会えないから」
八嶋「時期的に宣伝しようかな、みたいな」
小栗「二人とも今、がっつりがっつりだったよ」
“ごめんな”とか言うんだ(笑)。小栗くんらしいですね。
八嶋さんも関西、鋼太郎さんも関西に住んでいたことがあったそうで、
ボケるとちゃんと拾ってくれるというトークが続いて(笑)。
小栗「なんかさ、おかしいよ。空気が。なんか、あのうなんだろうね、
    なんでこんなおかしなトークショーになったんだろうね。今日、ここ」
吉田「化学反応かな」
小栗くんが言うには、鋼太郎さんがいつものお芝居のように、間をあけて、
喋ろうとすると、八嶋さんがその間に耐え切れず、喋ってしまうので、
おかしな感じになっている(なるほど・笑)。
「宣伝が下手くそすぎる」と鋼太郎さんへ小栗くん(笑)。
そして何故か「八嶋さん、お疲れ様でした」というような、
ここで帰る?みたいなメールが数通来て。
わざわざ京都から駆けつけた八嶋さん。
二人に千枚漬のお土産まで持ってきたのに(笑)。
鋼太郎さん、50歳。八嶋さんも小栗くんも犬年。
鋼太郎さんも早生まれなので、犬年の人と同じ学年だった。
ひとまわりずつ違う三人。
小栗くん、O型、鋼太郎さん、B型、八嶋さん、A型。そこは違う(笑)。
鋼太郎さんはプレイボーイ。もてるでしょと小栗くん。
ここで八嶋さんが新幹線の中で読んできた「東スポ」の記事。
「小栗くんと水嶋くん、1ヶ月限定歌手デビュー。東京DOGSのスピンオフ企画。
作詞作曲EXILE。アレンジには水嶋くんも参加。メロディアスな曲調。
すでにプロモーションビデオは撮り終えている。
ユニット名は“ヒロ&シュン” ユニット名を考えたのは小栗くん。
フジテレビサイドは“ヒロ&シュン”に関して広告しない。
口コミのヒットを狙っている。」
え〜!歌は小栗くんと最も離れているところにあると思うのですが(笑)。
案の定、小栗くん、全く知らない。自分の知らないところで動いているのか?
八嶋さん、ユニット名、最初にヒロを持ってきたあたりが、
謙虚な小栗くんらしいと思っていた(笑)。
小栗くん、ちょっとびっくり。全く身に覚えがない。これで曲が出たら、衝撃的。
八嶋さん曰く、小栗くんの言った台詞の中から繋ぎ合わせて作るんじゃないか。
今の技術なら、出来ないこともないですよね(笑)。
それにしても凄い新聞記事でしたね〜(笑)。
実はCDを出していた八嶋さん。鋼太郎さんの「プカプカ」は絶品。
八嶋さん、鋼太郎さんが26歳の頃の話を聞かせてくださいというメールが来て。
鋼太郎さん、26歳の頃。芝居をやっていたが、1年半くらい芝居から離れていたとき。
芝居を始めたのは大学に入ったとき、ちゃんと劇団に入ったのは21歳。
大学の頃からシェイクスピア。原語でやっていた。上智大学。ドイツ文学科にいた。
あの頃は丸覚え。今のようにいろんなところに出るようになったのは、
35歳過ぎてから。ここ最近、また本数が増えている。
八嶋さんは26歳の頃、映像をちょこちょこっとやり始めたとき。
いっぱい芝居を観に行って、飲み会に行って、自分をアピールしていた頃。
いろんなところに客演していた。
小栗くんとは小栗くん18歳の頃、「編集王」で会った。
Summer Snow」でも少し共演。小栗くん、17歳。八嶋さん、29歳。
八嶋さん、ふけ顔(笑)。ずっと変わらない。
俳優として、40代頃がすごくいい時期という話になり、
舞台「海をゆく者」の写真、それぞれの顔の情報量が多い。後ろ側が見える顔。
右下の鋼太郎さん、こんなにウィスキーが似合う男だったか。
一朝一夕で撮れる写真じゃない。この写真の中の方々を見ると、
年を重ねていくことに対して。
小栗くん曰く、自分の人生が楽しみになる。
俺はこのときどういうふうになれるんだろう。
3人で共演するなら、どんな演目がやりたいですか?というメールには。
小栗くんはコメディがやりたい。
鋼太郎さんは、それぞれがみんなの固定観念を崩した役がいい。
八嶋さんは、作家さんに3人の当て書きを書いてもらう。そして役を交替してやる。
お酒を飲んでいるとこういう話はする。やるとしたら、動いていきたい。
俳優プロデュース、海外ではよくある。
小栗くんが好きなエピソード。
ジュード・ロウイーサン・ホークと、パブのステージで、
勝手にいきなり、即興の芝居をやったりしたことがある。
日本ではなかなか出来ない。
鋼太郎さんは、八嶋さんのシェイクスピアを観てみたい。
ラジオドラマで一緒だったとき、ほんとに変幻自在で上手いと思った。
お土産を渡したから?(八嶋)。千枚漬、大好き(鋼太郎)。
小栗くんも「ボンビーメン」で共演したとき、なんでも出来るんだなあと思った。
自分が主演だったから、助けてもらった。
八嶋「よく喋れたっていうのはありますね。そういう話が出来たというか、
    旬も聞いてくれたし、で、この人、稽古が好きじゃない?」
吉田「大好き、大好き」
八嶋「それがやっぱりテレビではなかなかね」
吉田「稽古終わった後、うちに来て、台詞、やれって言うんだよ」
小栗・八嶋「あはははは!」
吉田「俺は家に帰って、俺はご飯食べて、一杯飲んで寝たいっていうんだよ。
    来て。一緒に読んでくれ、一緒に読んでくれって、一緒に読んで。
    帰るかなって思ったら、飯食って帰るって」
小栗・八嶋「あはははは!」
吉田「早く帰ってくれって。稽古大好きなんだよ」
八嶋「でもそういうふうにね、時間がない中、積み上げていく作業が、
    出来る人だなっていうのが、やっぱあったから、喋っているうちにも、
    いろんなことが出来ていくんじゃないかなと思って」
小栗「絶対、そうですよね。だから自分ひとりの読み方だとやっぱり偏りがある」
吉田「それは絶対そうだよ」
小栗「そこに必ず誰かのね、なんかひと言だったり、それが入ってくると、
    あ、なるほどそんなこともあるんだとか、
    あ、この人はこんな読み方するんだという発見が。
    ちょっとそれも試しにやってみようっていうことなんです」
吉田「そうそう」
八嶋「頑固じゃない方がいいよ。やっぱり自分で決めこまない方が」
稽古好きな小栗くん。いくつになっても柔軟性が必要ですよね。
恋は受験の邪魔、恋は演劇の友等、
小栗くん、やっぱり大学は行った方がよかったかという話が出て、
八嶋さん、大学は哲学科。当時、まったく分からない(笑)。
八嶋「己がどういうふうに生きてるかっていう、その自分が何を掴みたいのかと、
    いうのは、やっぱりまあ、好きこそものの上手なれみたいな」
吉田「八嶋が言ってるように、ちょっと恥ずかしいことなんだけど。
    当時は勉強しなかったと、今になって、すればよかったと、でもほんとに今、
    すればいいだよ。な。あのときさ、デカルトだとかパスカルだとかカントとか、
    分かんないもんね。今、欲があるんだったら、分かるもん。
    分かろうとするんだから、分かるから。そっちのが全然いい」
小栗「そうなんですよね。ほんとにそういうことなんですよね。
    欲してるから、覚えが早いんだよ。やっぱり」
八嶋「入っていくもん」
小栗「ん。欲してないときはいくら聞いてもさあ」
吉田「いっぱい読みなさいよ」
小栗「・・・はい」
吉田「漢字読める?」
小栗「漢字は意外と読めます」
吉田「じゃあ大丈夫」
八嶋「ん。ただひらがながあんまり読めない」
小栗「あははは」
吉田「どんなやそれ」
私は小栗くんはクレバーな人だと思っています。
本人としてはいろいろあるかもしれませんが、
あの高校を中退した何年間が、小栗くんを形成する一部分になっていると思うので、
それこそ役者に役立つというか、いわゆる少し不良っぽい雰囲気と、
愛情豊かに育った雰囲気、よく書いてますが、相反するものが同居する魅力は、
そういうところからもきているとも思うので、
今の小栗くんで、また自分の欲するままに、
いろんなことを勉強していけばいいかなと思っています。
それからまたお二人の舞台、映画の宣伝があって。
小栗「芝居をさ、地方に観に行って、そしてその出演者たちとお酒を飲んで、
    次の日の朝方、昼くらいに新幹線で戻ってくるって、
    素晴らしくいい時間を過ごしたなあと思う」
吉田「それがまたいい芝居ならなおさらね」
小栗・八嶋「そうそうそう」
私は“出演者たちとお酒を飲んで”〜はないですが、新幹線に揺られながら、
素晴らしくいい時間を過ごしたなあ〜は共感します(笑)。
そしてエンディング。
最後までいてくれた鋼太郎さん。また「ムサシ」のとき、小栗くん、藤原くんが、
ホテルの食事代を鋼太郎さんのつけにした話になって、
二世代下だから出来ると八嶋さん。一世代下は出来ない(笑)。
そんなこんなで3人の笑い声の中、コーナーはいっさいなく、
鋼太郎さん、八嶋さん、お二人を迎えての楽しい放送は終了しました。
本当に本当に楽しくて、面白くて、面白い中にも、
小栗くん含め、三人の方々のそれぞれの優しい気遣いが流れていて、
小栗くんを可愛がってくださっているお二人の気持ちも伝わってきて、
そしてなにより、役者さんという匂いがより濃いお二人のお話、雰囲気が、
とても心地よかったです。いいお話もたくさん聞けました。
小栗くんも居心地良さそうで、たくさんの笑い声も聞けて、
とっても充実した「オールナイトニッポン」でした。