風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

東京DOGS 第6話

晴れたり曇ったりしています。
昨日、まず「HEY!HEY!HEY!」は、「東京DOGS」第6話の服装で、
以前「オールナイトニッポン」で話してくれたことでしたね。
穏やかな小栗くんでした。
そしてその「東京DOGS」第6話、観ました。
今回もとってもいい回でしたね〜。
堀川くんも益子さんも活躍する回で(勝地くん、チャーミングでした・笑)、
いつものようにちょこちょこ笑えるところもあって、
奏とマルオの掛け合いも調子良く、一緒にホテルに泊まってくれましたし(笑)、
奏  「シャワー、・・・浴びてくる」
マルオ「なんでそういうこと。・・・おまえ、わざと言ったろ」
その後、ニタッって笑った奏の顔がよかったです(笑)。
大友課長の「奏」と呼び止めて、「あせるなよ」という言葉は、
神野への思いに突っ走りそうになる奏への、愛情ある一言でしたね。
潜入捜査ということで、チンピラのような格好の奏とマルオでしたが、
格好よかったです〜(笑)。大きく開いた胸元がセクシーでした(笑)。
チンピラでもなんだか品があって、格があるような、
それは奏がチンピラに扮しているからですよね。
蛇にピアス」でのチンピラ役は、チャラチャラしたほんとのチンピラでした。
楽しそうでしたが(笑)。
それからそれから高倉家は、もう絶好調で、
あの中谷くんの「ペ・ドンチャン」?には声を出して笑ってしまいました。
中谷役の吉村くん、もう凄いと思います(笑)。
そんな中谷くんの頬を叩いてしまった奏でしたが、
ちゃんとママにグッズを買ってきて、優しいですよね。
そして今回、私が一番心動かされたシーン、
由岐ちゃんに感情移入してしまって、涙が出そうだったシーンはここです。


潜入捜査の準備をしている奏の部屋へノックする由岐。
奏 「なんだ」
由岐「ちょっと」
奏 「マルオは?」
由岐「そこで寝ちゃった」
奏 「どうした、何か思い出したのか」
由岐「(奏の顔をみつめながら)・・・・私」
奏 (何も知らず、由岐の顔をみつめる)
由岐「・・・・ごめん、なんでもない」
奏 「なんでもないのなら、おまえも早く寝ろ」
由岐「なんか眠れる感じがしなくって」
奏 「それなら牛乳を40度から50度に温めて飲むといい。
   それから半身浴もいい、副交感神経が働いてリラックスできる。
   温度は38度から40度で、それからレタス・・」
由岐「(笑っている)優しいんだね。・・・なにげにね。優しい」
奏 「(少し戸惑いながら)そんなことない。
   (椅子に座り)すまない。やらなきゃいけないことがある」
由岐「何か、何か手伝おうか」
奏 「心配するな。おまえは自分のことだけ考えていればいい」
由岐「でもひとりで行くんでしょ」
奏 「当たり前だ。俺の仕事だ。誰も巻き込むつもりはない」
由岐「そう。(少し奏へ近づく?)」
奏 「おまえは(振り返って)思い出すことだけ、考えていればいいんだ」
由岐「(うなづきながら)うん、そうだね。思い出すね」
奏 「おやすみ」
奏の背中を見ながら、ドアを閉める由岐。足早に自分の部屋に入っていく。
マルオの溜息。


「なにげにね。優しい」の“優しい”〜その表情が、もう由岐の思いが、
ものすごく伝わってきて、涙が流れそうでした。
父親を殺した神野を捕らえるためだけに、捧げられた奏の人生、
あの日から時間が止まってしまった奏。
その背中は孤独と意志と覚悟と、でも愛しさに満ちていて、
由岐、マルオ、みんなが奏を大事に思っていること、ちゃんと届くといいな。
ほんとは優しい奏のこと、みんなわかってるよ。
あの少し近づきそうだったとき、由岐はどうしたかったのでしょう。
奏の背中は近いようで、遠い。
小栗くんの背中はいつもいろんな思いを語る背中で、
かつ小栗くんの背中へ、いろんな思いを投げかけてしまいたくなる背中で、
今回は奏として、たくさんの思いが伝わってきました。
裁縫をしていた不器用そうな長い指も、愛おしかったです。
最後は、とうとう自分が神野の恋人だったことを言ってしまった由岐でしたが、
来週も目が離せませんね。
マルオも相変わらずいいやつで、由岐が吉高さんで、マルオが水嶋くんで、
奏が小栗くんで、本当によかったなあと思いました。
そして由岐と同じように、心の中にどんどん奏という人物が広がっていくような、
そんな第6回でした。
そして来週の予告では、塚本くんが出ていましたね。
小栗くんとはあの雑誌「H」で一緒に撮ったとき以来?
第1話は成宮くんが来てくれましたし、ちょっとした同窓会のようで、
小栗くんも嬉しいでしょうね。