風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

オールナイトニッポン第139回

よく晴れました。
山りんさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
ハワイ帰国時のあの電話はお兄様からだったということを、お兄様がブログで、
書いてくださったそうです。そうだったんですね(笑)。
そしてお兄様のブログですが、以前、ここでご紹介したのですが、
その後、読ませていただいていましたら、あまり露骨に、
弟さんのファンという方の書き込みはちょっと・・・というようなことを、
仰っていたときがありましたので、直接リンクは貼らないようにしますね。
BBSから飛んでいってください(笑)。
すーこさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
撮影は、やはりあの映画・・・ということが書かれてるブログを、
紹介してくださいました。こちらも個人の?ブログのようなので、
BBSから飛んでいってくださいね(笑)。
正式発表が待たれますね。


さて「オールナイトニッポン」第139回、聞きました。
小栗くんの年賀状は、約3000万通。
4年目を迎えた「オールナイトニッポン
恒例の忘年会、開催できた。初詣をして、初日の出を見た。
お酒をあまり飲まなくなった。最近、早寝早起き。
今年は「シュアリー・サムデイ」公開。劇場で楽しんでください。
そしてテリー・ギリアム監督、登場。通訳の方も。
ギリアム監督より。
「身長がすごくあるんですね。10mくらい、アバターに出てくる人みたい」
小栗くん、ひと足先に「Dr.パルナサスの鏡」観た。
制作には、9週間の予定が、4週間を終えたところで、
主役のヒース・レジャーが亡くなってしまったので、中断し、
そこから再開し、この作品を救ってくれた、ジョニー・デップジュード・ロウ
コリン・ファレルが、参加してくれて、後半の撮影を終わらすことができた。
全体的には、12、3週間の撮影。編集に6ヶ月(SFXがあったので)。
3人の俳優さんが後に参加してくれたことについて、
映画史でもこんなことはない。いかにヒースという人間が愛されていたか、
リスペクトされていたかを証明している。映画の神様が見守っていた。
ヒースとは「ブラザーズ・グリム」で出会い、会ったときから、素晴らしいと思った。
知的で、心が広くて、常に新しいものにチャレンジする学び続ける姿勢を持った方。
ブラザーズ・グリム」では、コメディ的な部分も見せることができた。
これから作る映画、すべてをヒースと作りたいなと思わせてくれた人。
畏れ知らずの俳優で、どんな役を演じていても、地に足がついている。
重みのある、存在感のある演技をしてくれる。個人的にも仲良くなった。
Dr.パルナサスの鏡」を撮影しているときも、本人も監督志望だったので、
脚本も書きたいと言っていた。家族ぐるみの付き合いだった。
亡くなったときは、悲しい気持ちでいっぱいになった。
後から入ってくれた俳優さんたちは、リハーサルの時間がなくて、
でもヒースのことを知っているからこそ、ああいう演技をしてくれたんだと思う。
日本は4回目。2日は京都で過ごさせてほしいと言っている。比叡山が大好き。
ひとりっきりで、マジカルな空間に身を置いている。
日本は複雑さを持ち合わせていて、東京は自分の脳の中に似ている。
コントラストが強い場所で、美しいアートもありつつ、醜いものと同居している。
エネルギーが凄い。精神が深いように思う。秋葉原メイドバーも面白かった。
監督のいるロンドンのいいところは、この時期は日本の観光客でいっぱい(笑)。
街としてのエネルギーが凄い。クラブも多い。
英国と日本は似ているような気がする。
島国で小さい国でかつては帝国を築き、お茶が大切な文化。
ロンドンは、家の外観が皆同じ、でも住んでいる人の姿は全然違う。
日本は逆で、格好は似ているが、住んでる家は統一性がなく全く違う。
しかし来るたびに、東京の若い方は、より独創性がでてきた。皆さんユニーク。
ここからはメールに応える形で。
どうしてこんな深夜に、このラジオに出演してくれたのですか?
日本の大、大、大映画スターに直々会えるわけですから(笑)。
常に新しいエキサイティングな才能を見出そうとしているから。
小栗くんを評論するとしたら?
ナイスガイで、俳優としても素晴らしくて、
今、着てらっしゃるジャケットなんですけど、ドクロだらけで、
オールナイトニッポンのHPの写真でわかります)

【 オールナイトニッポンHP 】

デンジャーな感じがする。今、銃口を頭にあてられているので、
悪いことは言えない(笑)。妻と子供は助けてください(笑)。
小栗くんにどんな役を?
日本の位の高い役であったり、泥棒を演じているのを見ました。
上背があるので、ロマンティックな役がいいかな。
ただテストはさせていただきます(笑)。
キレぎみの殺人鬼なんだけど、とてもデリケートな面も持ち合わせていて、
ロマンティックな役とか、どうでしょうか。
人を殺す行為は、彼をとても苦しませるが、連続殺人鬼で、
非常に混乱している、そんな役はいかがでしょう。
小栗さん、ナイスガイに見えるけれども、もしかしたら、奥深いところで、
極悪人かもしれません。ナイスな俳優さんに悪い役を演じてもらうのが面白い。
映画鑑賞の楽しみ方のこつは?
観客の方にはこう見ろとは言いたくない。自分自身の映画体験をしてほしい。
全く同じ映画を見たとは思えない感想が出てくるのが面白い。
積極的に見てほしい。受身ではなく、自分も参加型の作品の方が、
家に持ってかえるものがあるのではないか。
監督さんは「甲乙つけがたい」コーナーにも参加。監督さん、楽しそうでした(笑)。
小栗くんから、
「アートに関して子供の頃から興味があったのですか?」という質問が出て。
小さいときから絵を描いていた。旅をしていたときはスケッチブックを携えていた。
そこから会話が始まったりした。浮世絵をコレクションしている。
浮世絵は素晴らしい。その技法にも興味がある。
映画をつくるとき、コンテが描ける。
Dr.パルナサスの鏡」は絵コンテを作った。
小栗くんより、「Dr.パルナサスの鏡」の世界も、ファンタジックな部分、
怖い部分もあり、面白いアートの世界だった。
絵画的な美術にした「Dr.パルナサスの鏡」。遊びながら作った。
ここで、ギリナム監督とはお別れ。楽しかったと仰っていました。
監督さん、ちょこちょこ冗談が混じって、気さくで、饒舌な方でした。
さすがに観察眼があるなあとも思いました。
小栗「すごく素敵な人でしたね。あんなに普通にトークするのに、
    あんな不思議な映画を撮るんだから、頭ん中、どうなってるんでしょうね」
監督がお帰りなるときに、
「次に会うときには、確実に英語で喋れるようにしておきます」という話を、
させていただいた。
今年は、英語の土台を手に入れたい。ある程度、会話ができるレベルにまでは、
持っていきたい。すごくいい時間を過ごさせていただいた。
ん、小栗くん、是非、英語頑張ってください!
サッカーの中田選手や(中田選手はイタリア語もペラペラでしたね)、
この間、フィギュアスケートの安藤選手も英語で受け答えをしていて、
スケールの大きさを感じますし、世界が広がるでしょうし、格好いいですよね。
俳優さんも、絶対英語は必要だと思うので、頑張っていただきたいです。
女性の通訳の方が、同時通訳だったのですが、
とても聞きやすい、いい声の方で、なめらかな英語で素敵でした。
でも私はいつも同時通訳が信じられないのです(笑)。
自分が話しながら、相手の話を聞きながら〜って、相手の話が、
聞けないように思うんですけど(年々、ふたつのことが同時にできくなった・笑)。
凄いですよね。
そしてそうです、上背があるので、ロマンティックな役がいいですよね。
連続殺人鬼で、とてもデリケートな面も持ち合わせていて、
ロマンティックな役〜いいと思います!(笑)
いろいろコーナーがあって、そしてエンディング。
小栗「今年はそうだなあ。どうしようね、今年1年。頑張っていくつもりでは、
    いるんだけどね。でもね。やっぱり人生には山あり谷ありだからね。
    楽しいときもあれば、辛いときもあるさ。ん。ま、でもあのう、
    今年の7月に結婚をするっていうことはないです。
    それだけは新年一発目に言っておこうかなと(スタッフから笑い声)。
    ええ。まだまだもう少しね、やっぱり自分と向き合わなきゃいけないしね。
    いろんなこと、考えなきゃいけないし。それこそ英語だったり、
    勉強しなきゃいけないこともいっぱいあるんでね。そういうこと全部、
    クリアしたときにね。そこにいい人がいたら、そんときは、
    ちゃんと結婚します、と自分の口から。あの、なんで、
    報告しなきゃいけないのかもよくわかんないんだよね、俺、実際。
    だからこっそりします。あはは。ということで、皆さん、
    今夜はこのへんでお別れしたいと思いますけれども、
    よい夜明けをお迎えください。小栗旬でした。バイバイ」
〜ですって(笑)。
はい、たくさん勉強して、身につけて、
俳優小栗旬としてのクオリティーを上げていってください。
今年も期待しています!