風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

ANN さよなら企画 第4弾

晴れましたが、風が強くて冷たいです。
まずフィギュアスケート世界選手権、高橋選手、真央ちゃん、
優勝、おめでとうございます!日本アベック優勝、素晴らしいです。
会場のスタンディングオベーションと拍手がすべてだと思います。
見事な金メダルでしたね。本当におめでとうございました。


BBSにて教えていただきました(ありがとうございます)。
「A-Studio」、4月2日(金)のゲスト、こちらは井上真央ちゃんなのですが、
HPの予告に、小栗くんの写真、名前が出てきます。

【 A-Studio HP 】

お話が楽しみですね。


さて引き続き、「ANN さよなら企画 第4弾」を書こうと思います。
小栗旬のオールナイトニッポン」、第51回〜第100回までの、
私の選んだ、小栗くんから語られた言葉たちです。


吉田鋼太郎さんがゲスト。
今までやっぱり理解してるつもりでも、腑に落ちてないところがいっぱいあって、俺は結構、それがわかりやすい人っていうか、全然腑に落ちてないと、芝居もぶれるし、声も出ない。カリギュラに関しては、自分の中でどんどんのってったから、そのおかげで、声を出すのは辛いって思わなくなったっていうか〜それを知ったときに、これからはなるべくこういうところへ持っていけるようにしなければいけないんだなあって思ったんですけどね。( 2008-1-23 第51回 )


でも僕は、雪は好きです。ちょっとロマンチックですよね、雪って。ええ。なんだよ!なんだよ!あははは。( 2008-2-6 第53回 )


演劇部の公演にあたって・・・生の役者さんの肉体が、どんなふうに動き、そしてどんなふうに息をし、それがどんなふうにお客さんに伝わり、そこに感動が生まれるのか、恐怖が生まれるのか、何かが生まれる瞬間みたいなものがね。やっぱり僕は好きなので。そういうことをね、もう少しこう、こうやってラジオを聞いてくれてるみんなに伝えられたらなあっていうね。ここで踏み出したから、どうかっていう話だとは思うんだけども、一歩も歩かないよりは、一歩ずつね。何か進めていけたらという思いから、始めましたけども。( 2008-3-12 第58回 )


“旬くん、エロいね。ちょっと引く” こちら小学校6年生の12歳の女性からいただきましたけど。うふふ。全然エロくないよ。12歳に、旬くん、エロいね、ちょっと引くって言われちゃった25歳、どうでしょうか。どうもこんにちは。皆さん、小栗旬です。ちょっとエロくて引いてください。んふふ。( 2008-3-26 第59回 )


横田さんがゲスト。演劇部第1回公演の様子を聞いて・・・だから俺は逆にそういうのやりたかったから、ほんとにね、こういうときってさ、どこまで熱くなれるかみたいな勝負もあるよね。熱くなっていく自分にブレーキかける人っていうのもいると思うし、あると思うんだけどね。最近俺はほんとに普段の自分の仕事では、熱くなることにブレーキをかけてる人だと思うんだよね。ん。すごく。だからなんかこう格好いいコメントをすることに抵抗があったりとか、格好つける自分とか凄く抵抗があったりして、今回のオールナイト演劇部をやって、みんなとこうやって話したりしている自分を見て、俺ってやっぱり熱いし、クサイ台詞とか好きなんだなって思ったよ。( 2008-4-9 第61回)


小学校3年生か4年生ぐらいのときに、調理実習みたいなのを親と一緒にやるみたいなのがあったんですよ。それのときに、俺、まだその頃、“ママ”って呼んでて、お母さんのことを、“ママ”って呼んだら、隣にいた女の子に、小栗、まだママって呼んでるんだ、気持ち悪いって言われたことがあって、それ以来、そういうこと、いろいろ考えるようになりましたよ。〜でも俺、なんか逆に今の年とかになったら、母親と手繋いで歩きたいなあとか思いますけどね。( 2008-4-23 第63回 )


花より男子ファイナル」で香港に行ったときの話・・・怪我させたら大変だから、それに向こうはパパラッチが凄いから、ちょっとでも不快そうにするだけで、次に日の新聞にすげぇ載るから我慢してくれって言われて。もう心の中はうわ〜ってなってるのに、ここに4本腕がポンポンポンって、のっかって、ぐわー引っ張られんの。掴まれたのよ、腕を。俺さ、でもこれで怒っちゃいけないって、おかしいんじゃないのって思って、あの、ちょっと腕をパッって払ったら、潤に怒られました。旬、大人になれって。〜さすが松本くんって思いましたけどね。( 2008-6-11 第69回 )


自主制作映画を撮る大学生の女の子へ・・・俺は今、たとえば自分の芝居を作っていく上での理論としては、あのう、嘘をついてまで、目なんか動かさない方がいいと思う。〜僕らは映像というものをすごくよく見る機会がいっぱいあったからね、だからこう、どうしてもね、形から入ってしまうことが多くなっちゃったんだよ。俺たちって。役を作っていく上で。そうするともちろん目線を動かすとか、身体を動かすとか、すごい上手い、みんな経験とかしてどんどん上手くなるんだけどさ、あのう、心が動いてないっていうかさ。気持ちで台詞を喋ってくれてないなとかっていうことがあったりするんだよね。だからやっぱり自分がこの役と同じ人生を生きたら、どうなるかなとかさ、そうしたら、どこまで私はこの人と接するときに、どの距離感で、どんなふうに、この人、嫌いなのか好きなのか、なんとも思ってないのかとかさ、そういうことで人間、全然人との喋り方も変わってくるから、そういうことを掘り下げていけば、きっと目の芝居なんていうのは、出来てしまうと、僕は思っていますね。( 2008-7-16 第74回 )


柴田淳さんからの「両思いでも片思い」という言葉を受けて・・・えー、これ名言ですね。両思いでも片思い、そういれたらね、恋はずっとこう続くよ。安心しないから。たぶん。(2008-9-10 第81回 )


うちのおふくろ話なんだけどさ。この間久しぶりに実家行ったらさ、お母さんが、旬、今度の水曜日オールナイトニッポンよねえ、ていうから、あ、そうだよって言ったら、旬の番組って、でもなんかこう、リクエストとかってないわよねって言うから、ああそうだね、ないねって言ったら、私、旬の母ですって言って、イ・ビョンホンの“いつか”かけてもらうように、リクエスト送ろうかなあって言ってたんだけど、来てんのかなあ、あはは。イ・ビョンホンの“いつか”はね、買ったらしくてね、お母さん、買っちゃった!って言ってた。あははは!(その後、イ・ビョンホンの“いつか”ちゃんとかかりましたよ)( 2008-11-5 第88回 )


今日はそういうのいろいろありながら、応援してくれてる人たちに、やっぱりちゃんと、だっていったら、俺がやることっていうのはさあ、やっぱり芝居ですからね。もっともっとそういうみんなが、自分のやる芝居で、興奮したり、悲しんだり、楽しんだり、もうなんかいろいろね、感情を揺さぶられるようなものを作れるようになりたいなあと思いますね。( 2009-1-14 第94回 )


もうね。去年まで俺に会ったら、大泣きだったうちの兄貴の娘がね、最近ね、チューとかしてくれんの。もうやばい。ほんとに。もうね、あのね、ん〜、ほんとにね、いつでもおもちゃを持っていってあげたいね。姪っ子は最高ですよ。( 2009-1-28 第96回 )


藤原くんがゲスト。「ムサシ」について・・・俺らなんか、だって、まだまだ失敗していかなければいけないわけじゃん。数多く。完璧なわけもないからさ。こういう機会に会えただけでも幸せだと思わなければなあって。( 2009-2-18 第99回 )


第100回ということで、たくさんの方からのお祝いメッセージに答えて。
松本くんへ・・・俺、今日ね、へたしたら、終わる頃、泣いちゃうかもしれない。ちょっとそんな空気がね、このブースを包み始めました。ありがとう、潤くんからだってよ。話したいことあるからって、電話くれって言ってた。あははは。それ別に、ここで言わなくてもよかったのにね。あいつ絶対移動の途中なんかオールナイト、聞いてねえと思うぜ。んふふふ。
藤原くんへ・・・あいつ、酔っぱらってんじゃないの。そういうタイミングで、とりに行っちゃったんじゃない、違う?おかしいねえ。ダメな人間とか言いながらも、ありがたいね。これもまた。
生田くんへ・・・8回目、来なくていいから、斗真。斗真、会ってないな最近。この間、全然最近会ってないけど、どうなの?っていうメールもらったけど、ぼちぼち会いたいな。斗真、元気、してんのかな。
横田栄司さんへ・・・この人、今日、僕らの楽屋に来まして、旬、今から俺、オールナイトのコメント取ってくるからって、サプライズじゃないって、台無しですよ。ほんとに。


「ムサシ」初日を終えて・・・ムサシの初日を迎えました、舞台。いやいや、大変でしたよ。昨日、まあ、ゲネプロという通し稽古、ラストシーン、3分の2、僕、台詞間違えました昨日。3分の2。それで今日初日。出来るもんだね〜。やったね!ん。なんかね、よくわかんないけど、俺、もうなんか今日の、このオールナイトニッポンに、向かってくる最中、これから73公演あるわけですよ。今日の1回目をむかえて、これからムサシは73公演あるんですけど、その間にね、俺、もしかしたら、最後の日に、泣いちゃうかもしれないと思ったの。ちょっと。なんでかって言ったら、やっぱりね、藤原竜也っていう人間とね、なんかこう、同士とか、戦友とか、ちょっとね、そういうのを飛び越えた感じ、で、今日のラストの場面、なんかね、二人とも目が血走っててさ、もうとにかく必死にお互いフォローもするし、お互い、引っ張っていこう、みたいな感じで、すげぇ、それ以上に、竜也が俺のこと、引っ張ってくれたんだけど、なんかすごくね、感動的でした。ん、で、なんか、うん、すごくいい日でしたね。


「100回目」を迎えて・・・さあ、今夜もお別れの時間となってしまいましたが、いやあ、なんかほんとに、ほんとにありがたいっすね。みんな、ありがとう。ほんとにありがとう。なんかここになんか自分のまた居るべき場所が、ああ、この100回にして、あるなあ、と思えた瞬間ですね。真央ちゃんも来てくれたし、クローズのメンバーも来てくれて、いやぶっちゃけね、深夜、1時、2時に仕事で来るって、正直大変なことですよ。それでも来てくれるっていうのはね、ほんとにありがたいです。そしてね、改めて、いつもこのラジオの向こうで、小栗旬のオールナイトニッポンを、例えばね、この水曜日は、小栗旬がやってから聞いてやろうかなって思ってくれてる皆さんにもね、ほんとに感謝です。たまたま聞いてくれた人にも感謝してます。ほんとに。〜そして100回をこえての小栗旬の目標は、やっぱりみんな、言ってくれたようにね、200回とりあえず目指したいなと思いますね。そして僕はやっぱこのラジオで、一番大事だと思っていることは、演劇部だったり、そういうね、演劇を伝えていく、自分が役者であることを伝えていくっていうことが、大前提なのでね、そこを守りながら、時には脱線して、みんなとこう、セッションしていけたらいいなあと思います。そして今日からムサシも始まりましたので、ええ、チケットの方はほんとに取るのが大変で、ラジオの向こうの皆さんは、観たかったのに、観えないっていう人もいっぱいいると思うから、なんかあんまりね、あれするのも、あれだけど、そんな観えない人たちにもね、あのう公演中にね、ムサシの良さだったり、いい部分だったりを、伝えられたらいいなあと思ったりもしますからね。とにかく今日はほんとにね、素晴らしい奇跡的な初日を迎えられ、こんなに素敵な100回記念を出来て、最初、冒頭はね、なんで俺来なきゃいけないんだよって言ってましたけど、あれはあくまで、冗の談ですよ。冗の談です。皆さん、そのへんね、ご了承をということですけど、いやあ、しかしすごいね、100回、うん、楽しいね。頑張ろうね、三枝くん。200回ね、まあ、もしかしたら、途中で放送作家が変わるかもしれないけど(笑)、ということで!みんな、また来週も、この時間にお会いしましょう。それでは今夜はこのへんでお別れしたいと思います。よい夜明けをお迎えください。小栗旬でした。バイバイ〜。( 2009-3-4 第100回 )


去年の3月、このときは、本人も200回まで、続けていくつもりだったんですよね。
続けてほしかったんですけど。
去年の夏頃、決めたようなことを言っていたでしょうか。
そしてこうやって書き出してみると、小栗くんのご家族の話も、
たくさん聞くことができました。そのたびに愛されて育ったんだなあって思いました。
これは彼にとって大きな基礎になることで、彼のまっすぐさ、人の良さ、品の良さ、
優しさ、素直さ、愛されて育った人の魅力を充分に備えている人ですよね。
小栗くんはでも高校を中退したことに対して、後悔しているようなことを、
よく話していますが、あの時間は、あの時間で、俳優さんにとっては、
すごく大事な時間だったと思います。
私がしつこく書いている(笑)、彼の、“相反するものが同居する魅力”は、
この時期がなければ作られていないと思います。
蜷川さんからも「何もしない時期があって、本当によかったんじゃないか。
そのまま役者を続けてたら、多分お前はいなくなってたよ」と言われたと、
書いてありましたが( ACTORS STYLE Autumn 2004 より )、
あの時がなかったら、今の小栗くんの雰囲気は出なかったと思います。
愛されて育った温かさもありながら、ふと切ない危うさもある・・・。
この頃、役柄のせいか、真っ当な方の小栗くんですが(笑)、
また危うい、少し斜めな雰囲気の彼にも会ってみたいです。
そして、小栗くんの言葉を書きながら、私の息子たちは、
母親と手は繋いでくれないだろうなあと思いました(私も恥ずかしいですし・笑)。
でも一緒に舞台を観に行ってくれただけでもよしとしなければね(笑)。