風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

彼の細くて長い指は何を掴んだのでしょう

晴れました。風が冷たいです。
rinrin さんが【 BBS 】にて「時計じかけのオレンジ」の感想を、
書いてくださいました(ありがとうございます)。読んでみてくださいね。
そうなんですよ。心が戻ってこないんです(笑)。
カーテンコールも、とてもいい雰囲気ですね。
ひよママさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
ACTシアター横のTBSに「時計じかけのオレンジ」ブースが、
できているそうです(玄関入ってすぐ斜め左側)。
小さなプリクラを撮るようなスペースもあるそうなので、
これから行かれる方は寄ってみてはいかがでしょうか。


さて舞台で東京公演の場合、よく他の俳優さんも観にいらしていて、
私は「カリギュラ」のとき、上戸彩ちゃんと、ユースケさんをお見かけしましたが、
同業者の方に、観てもらえることも嬉しいことですよね。
時計じかけのオレンジ」を観劇された他の俳優さんの感想をみつけました。
鈴木くんはあの「シュアリー・サムデイ」の鈴木くんです(笑)。

【 鈴木亮平くんのブログ 】

【 坂口涼太郎さんのブログ 】

“革新的かつ確信犯的な作品になってました。
何より、同世代の出演者たちが楽しんでやってるのが伝わってきたなぁ”
“斬新なアイディアとお芝居の安定感がすごい。
体感する映画のような、音楽のアトラクションのような舞台”
これらは、そうそうって思いますよね。
いろいろと考えていくと、なんだかどんどん罠にはまっていくような、
やはり確信犯的?なのかな(笑)、そんな舞台だと思います。
薄っぺらに見せておいて、実は底なし沼のように深くて、
選択をちらつかせながら、混乱させ、
激しい照明と音楽で溺れさせながら、ひんやりと醒めた目を感じる。
とにかく何故か心から離れない舞台です。
私としては、少年の不安定な色気というものが、
とても好きなので、もうズバリでした(笑)。
青い色気ですね。思い出しただけでもゾクゾクします。
それこそ若いときにしか出来ない役だと思うので、
小栗くんがここで演じてくれたのはすごく嬉しかったです。
悪の化身のようで、しかし幼子のように可愛くて、
皆を支配しているようで、皆の視線の生贄になっているような、
その白い頬が紅潮した銀色の髪の細身の美少年、
彼の細くて長い指は何を掴んだのでしょう。
世界を混乱させる鍵?見せかけの自由?
それともただの空虚・・・。
アレックスの物語はまだまだ続きます。