風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

DVD 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 その1

今日は立春ですね。暦どおり暖かくなりました。
先日の「スッキリ」の映像が、You Tube にUPされたそうで、
【 BBS 】にて、まぁこさんが教えてくださいました(ありがとうございます)。
見てみたい方は、ご覧になってくださいね。


【 BBS 】が、3日、繋がらない時間があったのですが、
今日は見られます。皆さんは見ることができるでしょうか。
もしまだ見られないようなら、教えてくださいね。
その【 BBS 】に感想を書いていただきたいのが、
時計じかけのオレンジ」、いよいよ今日から仙台公演ですね。
これからの地方公演、全公演、無事にやり遂げられますよう、願っています。
観に行かれる皆さん、どうぞ楽しんできてくださいね。通路も少し使いますが、
役者さんの身体には触れないようにした方がいいですよね。
以前「お気に召すまま」のとき、よく通路を使うお芝居だったので、
そのときに「触られるとふと素に戻ってしまう」と、ロザリンド役の成宮くんが、
言っていました。お芝居が中断しては、もってのほかですし、
ルールを守って観劇しましょう。
ogさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
4月12日発売の「FRaU」、小栗くん、載るそうです。
金髪の小栗くん、楽しみですね。


さて「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 」のDVDが届きましたので、
DISC が3枚、あるのですが、特典DISC 1 と本編の一部を見てみました。
本編の方は、オーディオ・コメンタリーを、プロデューサーの亀山千広さん、
脚本の君塚良一さん、監督の本広克行さんがされています。
私は本編がBlu-ray の方を買いました。


本編がDVDはこちら。
【 amazon.co.jp 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 プレミアム・エディション 】


本編がBlu-ray はこちら。
【 amazon.co.jp 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 プレミアム・エディション 】


では特典DISC 1 と、本編の一部の感想を書いていきたいと思いますので、
読みたい方だけお願いします。




DVD 踊る大捜査線 THE MOVIE 3  プレミアム・エディション


≪特典DISC 1≫ 117分
《メイキング of 「踊る大捜査線 THE MOVIE 3」》 約52分
青島さんはじめ、スリーアミーゴス等、皆さんのクランクインの様子から始まります。
青島さんが鳥飼くんを車に乗せて現場に向かうシーン。
ここで小栗くんはクランクイン。
「歴史のある作品なので、ありえない緊張感」
「過去の本庁の方達とは違うアプローチが出来ればいいなと思っている」
鳥飼くんがパソコンの爆発で負傷するシーン。
「あ〜、ドキドキするな」
倒れるシーンを撮って、カットがかかった後、
ゆるやかに起き上ったその顔がなんだか優しくてよかったです(笑)。
その後、血のりを顔に塗ってもらっている小栗くん。
なんとなく痛そうな感じがします(笑)。
倒れた小栗くんへ、腕をとって起こしてあげる織田さんが優しかったです。
警察庁にて。
後ろ姿の立ち姿が綺麗。
監督から「青島といたときより、こっちにくるとグッと政治家の顔になって」と、
言われていました。
柳葉さんとの緊迫したシーンの後、ゆっくり資料を置いて、
少し笑みを浮かべていました。
遠くの方で談笑しているところも、少し映っています。
鳥飼くんは、転校生のようというか、歴史ある作品に入っていくにあたって、
小栗くんは素に戻ってもどこか控えめで、ドキドキしていたり、笑顔も優しげで、
そこがまたよかったりしました(笑)。
パトカーから降りて、包帯、眼帯姿で歩くシーン。
なんでもないシーンでも、なんだかドキッとします。
旧湾岸署の外で、包帯姿の小栗くん、小泉今日子さんと同時にクランクアップ。
監督から花束をもらい、織田さんと握手をして、
「ありがとうございました」と言っていました。
旧湾岸署が最後ということで、長年携わったスタッフさんの紹介があったり、
あたたかいファミリーな感じのメイキングになっていました。


《 未公開シーン》
「消えた青島コートの行方」他、未公開シーン全6シーン。約11分
《キャスト・インタビュー》
織田さん、柳葉さん、深津さん、ユースケさん、スリーアミーゴス、伊藤くん、
内田有紀さん、小泉孝太郎さん、小栗くんのインタビュー
小栗くんのインタビューだけ見ました。約5分
最初に少し、鳥飼くんのシーンが続けて流れます。素敵です(笑)。
話の途中にも、本編のシーンがときどき映ります。
インタビューを受けているときの服装は、
完成披露舞台挨拶のときのプラダのスーツを着ています。
以下、小栗くんの言葉をまとめてみました。


話を聞いたときはびっくりした。
所轄だったらいいなあと思っていたが、本庁だった(笑)。
青島さんとふたりっきりのシーンからだったので、凄く緊張した。
今の自分の年齢を踏まえながらやっていくこと、
青島さん、室井さんたちの年齢の方に会ったときに与える違和感のようなものを、
そのままストレートに出していくことが、大事なのかなと思った。
監督から鳥飼の過去のエピソードを聞いて、
それで悪に対する考えが偏っていると思った。
最初の頃は八方美人だが、爆発のシーンがあったところからは、
心の奥底に持っていたものをはっきり出していこうと思った。
鳥飼の、仕事をする上では年齢よりパートナーという考え方は、理解できる。
思い入れのあるシーンについて。
小栗「一番冒頭の調整するところですかね。あのう頭を下げる、なんていうカットは、
    やったところで、本広さんが拾ってくれたところなんですけど。
    なんかこう、のちのちその鳥飼のことを見ていて知ると、あの頭を、
    下げてることとかも、すごく計算高いところなんだろうなっていう、
    見え方がするだろうなと思うし。なんかこう、最初の方はね、
    こいつ、ちょっといいやつなのかも、なんていう見え方してるんですけど。
    それはかなり彼の中では計算っていうか、そうすることが一番人と、
    接する上で、うまく事を進めていける自分のキャラクターみたいなふうに、
    思っているっていう感じが見えるところだと思うので。
    あそこの部分のシーンでの鳥飼の居方というのが、
    すごくこう僕は好きなところですね」


いつも小栗くんの役についてのインタビューを聞くと、
なるほどなあと思うところがありますよね。
ある違和感とか、爆発のシーン後からは、心の奥底に持っていたものを、
はっきり出していこうと思った〜というのは、そのとおりに感じましたよね。
思い入れのシーンが冒頭のシーンというのが意外でした。
でも私は好きなシーンです。お辞義をするところは、なんて足が長いんだって、
思いましたが(笑)、本広監督が拾ってくれたところなんですね。
拾った意味がわかります(笑)。
あのときの音楽も好きで、思わず、本編で見てみたのですが、
物腰柔らかな鳥飼くんなのですが、やはり印象的な登場の仕方だと思います。
そのとき流れる音楽は、少し不安げでしかし綺麗な旋律で、
鳥飼くんに合っているなあと思いました。
この場面、三人のオーディオ・コメンタリーも聞いてみました。
プロデューサーの亀山千広さん、脚本の君塚良一さん、監督の本広克行さん、
どの言葉を誰が仰ったのかがわからないのですが(笑)、
少し書き出してみますね。


大会議室。鳥飼管理補佐官登場のシーン。
「来ました。管理官、補佐」
「実はこの芝居をやってる人って“踊る”の歴史にはなかったんですよね。
  もっとどうしても強くなってたのに」
「柔らかくね」
「でもね。裏の設定があるじゃないですか、小栗くんの役。
  それも彼にちゃんと伝えて、今のこの芝居、出してきましたからね。
  だから一個一個が丁寧なんですよね。
  こうやってお辞儀するところとか、彼がこうやって丁寧にみんなに、
  これで安心させるっていう」
「ほんとに彼は無駄なこと、やらない人でね。すごい。そこがまたいいんだろうなあ」
「きっと本質的にはほら、脇役からあがってきて、そうやってる子だから、
  やりたいと思うんだ。あの目立つ芝居とか。
  やっぱり与えられたポジションで自分はこうだって、パンッてそのへん見て、
  こうなってったんだろうね」
「そうですね。呼ばれたんだがら、仲間に入ろうと思わなかったという決断は、
  正しかったですね。彼は」
「ああ、なるほど」
「やっぱりどっかで、逆に言うとそれが自分のここの役回りの、
  一番正しい選択っていう」
「濃い芝居でぶつけてくっていう選択肢はとらなかったんだ」
車で青島さんと二人のシーン。
「これ、彼のクランクインだったんですよ。いやなシーンだなっていう」
「いきなり車の中で、主役の青島と何時間か缶詰でね」
「しかも子供の頃見てたヒーローと車の中に乗って、びっしょりでしょ、あれは。
  あはは」
「もう朝からめちゃくちゃ緊張したって言ってましたもん」


このシーンを聞いただけでもとても面白かったので、これは最初から、
全部聞こうと思います(笑)。
オーディオ・コメンタリーは、「隣人13号」のDVDで、小栗くんと監督が、
話しているのは聞いたことがあって、それを聞きながら見ると、
笑って見られる「隣人13号」になるのですが(笑)、
小栗くんのお芝居に対して、他の方から細かく聞けるのは初めてで、
とても新鮮で、こうやって見てくれているのだなあと感心して聞いていました。
小栗くんのお芝居の魅力というか凄さも、よくわかります。
鳥飼誠一を、小栗くんなりに捉えて、こういう芝居をぶつけてきたんだな、
それが正しい選択肢だったんだなと、確信できます。
オーディオ・コメンタリー、聞いてよかったなあと思いました。
DVD 「特典DISC 1」他には、これらが収録されています。
《湾岸署歌(カラオケ付)》
ファン必聴 映画劇中でも使用されている湾岸署歌を収録。カラオケ版もあります
《新湾岸署 MAP》
新湾岸署内部の様子を図面と写真で紹介
では、これからゆっくり本編と「特典DISC 2」も見てみたいと思います。
やっぱり鳥飼くん、好きです(笑)。