風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

獣医ドリトル オフィシャルブック

小春日和の一日でした。
昨日「NEWS 23」を見ていたら、アジア大会で、100m、200mで、
金メダルを獲った福島選手がいろんな質問を受けていて、
イケメンが好きということで、具体的には?と訊かれて、
小栗旬さんと答えていましたよ。嬉しいですね。
福島選手、速かったですよね〜。短距離は日本人は、
なかなか難しいとされているので、女子選手として素晴らしいと思います。
これからも頑張っていただきたいですね。いきなり親近感がわいてきました(笑)。
さてその小栗くん主演「獣医ドリトル」のオフィシャルブックが届きました。


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獣医ドリトル」のドラマの雰囲気がよく伝わってくる本でした。
すでに雑誌に載った写真もなかにはあったのですが、
特にこの本自体が「TV LIFE」特別編集なので、
「Dramatic TV LIFE 」や、「TV LIFE」に使われていた写真もあったり、
でも写真のチョイスが良くて、私は好きな本になりました。
ただ表紙は、HP と一緒の写真で、もちろんそれもいいのですが、
私は、ドラマの「獣医ドリトル」とタイトルが出る、
青い空に、動物の形をした雲が浮かぶ、
あの映像が表紙だったら、もっといいのになあと思いました。
というのも、1ページは、遠目で赤いジープとドリトル先生
2ページ目は見開きで、富沢教授を訪ねて行ったところの、
富沢教授とドリトル先生が食事をするシーンが小さく、
背景の緑輝く大きな木と草原、連なる山々が大きく写っていて、
とてもいい雰囲気なので、そういう流れなら、
あのドラマのタイトルが出るシーンが表紙だったらよかったのにと思いました。
内容は、まず『小栗くん、真央ちゃん、成宮くんの対談』が、6ページ。
『メイキング・ショット』が、22ページ。
『インタビュー』は、小栗くん、真央ちゃん、成宮くん、
藤澤さん、笠原くん、菅田くん、石坂さん、國村さん。
『ドラマの舞台裏』として、登場人物紹介が、2ページ。
鳥取動物病院 診察日記 ストーリープレイバック』が、6ページ。
『BACK STAGE オフショット』が、10ページ。
他に、美術デザイナーの船山さん、特殊造形の神田さん、
原作の夏 緑さん、プロデューサーの瀬戸口さんのインタビューが載っています。
それではここからは内容に触れますので、読みたい方だけお願いします。





獣医ドリトル オフィシャルブック


『小栗くん、真央ちゃん、成宮くんの対談』は、私は買っていないのですが、
今発売中の「TV LIFE」のときと同じ取材だと思います。
6ページありますが、対談ページは2ページなので、あと4ページは三人の写真です。
最初のカットの、ドリトル先生が自分の椅子に足を組んで腰かけ、
右に花菱先生、左にあすかの写真が私は好きです。
黒づくめのほっそりとしたドリトル先生のえらそうな感じとか(笑)、
組んだ長い足とか、素敵です。
他には真央ちゃんを囲んでの写真、鳥取動物病院の、
長椅子に腰かけて、談笑している三人とか、いい雰囲気ですよ。
対談は、あのクロの治療のときの成宮くんの言い間違いの話、
まず動物ありきで撮影をしているので、俳優さんは極力NG を、
出さないようにしている話、これからの展開について等、書いてありました。


『メイキングショット』は、1話から、6話までが、
順を追って、載っています。
大きなカット、小さなカット、ドリトル先生の動物を診るときの、
優しくかつしっかりとした手つき、眼差しが素敵です。


『インタビュー』、小栗くんは5ページ。
インタビュー自体は1ページなので、写真が4ぺージあります。
このドリトル先生というか、小栗くんがとっても素敵なんですよ〜。
いつもの黒の上下に白衣を羽織って、上半身の写真があったり、
全身の写真があったりするのですが、これがですね。
いつものうらぶれた鳥取病院の偏屈なドリトル先生(笑)というよりも、
少し小栗くんの要素が入っているので、
これほど白衣が似合う人を私は知りません〜みたいな格好よさで、
これで普通のお医者様なら、ナースさんたちが列をなして、
ハーメルンの笛吹きのごとく、後をついていってしまいそうな、
そのくらいの格好よさです(ちょっと大げさです・笑)。
インタビューの内容も、
“主演の連続ドラマでこんなに乗れてやっているのは初めてなんですよ。”
こういう嬉しい言葉から始まって、良い内容でした。
真央ちゃん、成宮くんの写真も素敵です。
それぞれに役への向かい方が書いてあって、これもよかったです。
それから石坂さんのインタビューが、興味深いものでした。
“このドラマはペットと人間の関係性、動物医療のあり方等、
社会的なテーマを含んでいて、それを重くならず、軽快に描いているのがいい。
動物を出せば視聴率がとれるから、テレビマンは動物を出したがるけど、
ドラマでそれをやるのはものすごく大変。そこに挑んだだけでもすごい。
まだまだ描かなきゃいけない問題があるので、これからも続いてほしい作品。”
嬉しいですよね。
本当に、社会的なテーマを含んでいて、それを重くならずに、
軽快に描いているところがいいですよね。
石坂さんに続いてほしい作品と言ってもらえてよかったなあと思いました。


鳥取動物病院 診察日記 ストーリープレイバック』は、
1話から6話までの、動物たちが詳しく載っています。


『BACK STAGE オフショット』、10ページもいいですよ。
段ボール越しに話す小栗くん、真央ちゃんという、
見たことのある写真もありますが、素敵な写真もたくさんあります。
私の好きな写真は、大きなカットで選ぶと、
35番の真央ちゃんとソファに座って話している写真、
56番の手術シーンのために、先生に説明を受けながらの写真、
69番の蘇生治療のために、成宮くんへ何やら話している写真。
小さな写真の背中越しの俯いたショットとか(背中越し、好きなんですよね・笑)、
笑顔の写真もたくさんあって、やはりいつでも動物がいる状態なので、
オフのときはついつい笑顔になってしまいますよね。
真央ちゃんはオフショットの表情からも、本当に動物好きだなあと思いますし、
貴重な中村敦夫さんの笑顔が見られたり(笑)、子役の子たちもみんな可愛いです。


美術デザイナーの船山さん、特殊造形の神田さん、
原作の夏 緑さん、プロデューサーの瀬戸口さんのインタビューも、
それぞれにこだわりや、視点が違っていて、面白かったです。
特に、特殊造形は、いつも動物たちが本物と見間違えるくらい、
よく出来ているなあと感心していたので、
インタビューを読むことができて、よかったです。
プロデューサーの瀬戸口さんは、もう小栗くんのことをよくご存じで、
その期待に応えるように、いつもの研究熱心な、努力を惜しまず、
気配りと心遣いを持って、ドラマに向かっている小栗くんを、
また感じることが出来ました。
最後のページは、鳥取動物病院の玄関の写真で終わっています。
写真の多い本ですが、写真によって、「獣医ドリトル」チームの、
動物たちも含めて、暖かさが伝わってくるような本でした。