風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

舞台の歩み

桜は葉桜になりつつあります。
ogさんから教えていただきました(ありがとうございます)。
「CUTIE 5月号」は、インタビューと写真で2ページ。
服装はカジュアルな感じで、鮮やかな青のカーディガンと水玉のシャツを、
着ているそうですよ。壁にもたれ掛かってしゃがんでいる写真が、
素晴らしい表情だそうで、よかったら、見てみてくださいね。
そして小栗くん、結局「シューイチ」でしか、
インタビューの様子が放送されませんでした(あれれ?)。
モーニングバード」は確かに月曜日って言っていたのですが、
いつか放送してくれるでしょうか。
でも「シューイチ」の小栗くんは、可愛かったですよ。
男性の新人アナウンサーがインタビューするという形だったのですが、
小栗くん、獲物を見つけた猫みたいに(笑)目をキラキラさせて、
彼をいじる、いじる(笑)。
まず緊張で汗を拭く彼に対して、小栗くんがハンカチを取り、
額の汗を拭いてあげます。
アナウンサーの方、ついポッとしてしまって、まさみちゃんに、
「恋しちゃったみたい」なんて言われていました。
そしてその彼の見せ場?「余談ですが・・・」という話をしようとするところで、
髪の毛についてるゴミを取り、その話の腰をおる。
「私の1番のシーンだったんですけど」とアナウンサーの方、
「知ってます!」と小栗くん、満面の笑顔(笑)。
その後も彼の後ろでワヤワヤしていまして、まさみちゃんが、
手で顔を覆って、笑っていました。
最後は三人肩を組んで、最後の最後、小栗くんのウインクで終わりました〜(笑)。
とってもおちゃめな小栗くんでした。
まさみちゃんもともにニコニコと楽しそうなインタビューでした。
インタビューの内容はだいたい知っている内容でしたが、
「岳」の原作者の方もちらっと映画に出演されていることを知り、
嬉しかったです。


さて先日テレビで映画「のだめカンタービレ」を見ていたら、
BGM に「第九」が流れてきて、もれなくアレックスを思い出しました(笑)。
まだまだアレックスの面影がこんなにも色濃く残っているのに、
もう「髑髏城の七人」が発表になって、本当にどうしましょう、なんですが(笑)。
時計じかけのオレンジ」は大きな劇場で全57公演でしたが、
「髑髏城の七人」は数えたら、同じくらいの大きな劇場で、全68公演でした。
まわりの役者さんも芸達者の方が並んでいますよね。
また大きな挑戦になると思いますが、きっと今までにないパワーを身につけた、
最高に魅力的な色っぽい小栗くんが、
さらに成長して花開く小栗くんが観られること、信じています。
以前「笑っていいとも」で、シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」に、
挑戦する山本くんがゲストのときに、タモリさんがこう仰っていました。
「仕事って面白いもんで、自分がこれくらいの力があって、
もっと力を付けたいんだけども、この辺くらいに行ったときに、
ちょうどこの仕事が来ると良いなと思ってたら来ないんだよ。
絶対前の段階で来るんだ。でも、そこでひるんだらココまでまた行けないんだよね。
だから絶好のチャンスだと思うよ」
このお話を聞いて、妙に納得して、小栗くんはまさに、
その繰り返しだったのだなあと思いました。
ことごとくそのチャンスを、ものにしてきたのだと思います。
ではここで、今までの小栗くんの舞台の歩みを書いてみますね。


2003年
≪宇宙でいちばん速い時計≫
10月3日〜20日 三軒茶屋 シアタートラム
ハムレット
11月16日〜12月14日 Bunkamura シアターコクーン


2004年
≪JOKER≫
東京公演 3月29日〜4月3日 ル テアトル銀座
大阪公演 4月8日〜14日 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
≪お気に召すまま≫
8月6日〜21日 彩の国さいたま芸術劇場


2005年
≪偶然の音楽≫
10月31日〜11月20日 世田谷パブリックシアター


2006年
≪間違いの喜劇≫
東京公演 2月3日〜19日 彩の国さいたま芸術劇場
大阪公演 2月24日〜26日 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
福岡公演 3月3日〜5日 メルパルクホール FUKUOKA
愛知公演 3月10日〜12日 愛知県勤労会館
≪タイタス・アンドロニカス≫
東京公演 4月21日〜5月7日  彩の国さいたま芸術劇場
富山公演 5月13日14日 富山オーバード・ホール
大阪公演 5月19日〜21日 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
新潟公演 6月3日4日 りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
英国公演 6月16日〜24日 ロイヤル・シェイクスピア・シアター
英国公演 6月29日〜7月1日 シアター・ロイヤル・プリマス


2007年
≪お気に召すまま≫
東京公演 7月5日〜29日 Bunkamura シアターコクーン
大阪公演 8月3日〜12日 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
静岡公演 8月17日〜19日 静岡市民会館 大ホール
仙台公演 8月24日〜26日 仙台イズミティ21 大ホール
カリギュラ
東京公演 11月7日〜30日 Bunkamura シアターコクーン
大阪公演 12月5日〜11日 シアターBRAVA!


2009年
≪ムサシ≫
東京公演 3月4日〜4月19日 彩の国さいたま芸術劇場
大阪公演 4月25日〜5月10日 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ


2011年
時計じかけのオレンジ≫ 全57公演
東京公演 1月2日〜30日 赤坂 ACT シアター 
仙台公演 2月4日〜6日 イズミティ21 大ホール
大阪公演 2月9日〜15日 梅田芸術劇場 メインホール
九州公演 2月18日〜20日 北九州芸術劇場 大ホール
愛知公演 2月24日〜27日 刈谷市総合文化センター 大ホール
≪髑髏城の七人≫ 全68公演
大阪公演 8月7日〜24日 梅田芸術劇場 メインホール
東京公演 9月5日〜10月10日 青山劇場


脇役から準主役、そして主役になって、どんどん公演日数も増えて、
お芝居にもよりますが、この頃は劇場も大きくなって、
観客動員数も申し分なく(赤坂ACTシアター、新記録でしたね)
今までのすべてのものが血となり肉となり、着実に力をつけて、
歩んできてるなあって、本当に、素晴らしいと思います。
小栗くんにこういう機会を与えてくださった、白井さん、蜷川さん、
そして河原さん、これからのいのうえさん。
蜷川さんが一番作品数が多いのですが、揺るぎなく才能を信じてくださって、
ここまで来るんだって引っ張り上げてくださって、愛情を持って育ててくださって、
感謝の思いでいっぱいです。
そしてそれに応えるべく、一生懸命に努力して、しかし彼独特の軽やかさで、
花開かせていった小栗くん。
こういう彼をみつめてこられたこと、本当に本当に幸せでした。
こんなに成長してくれて、大きくなってくれて、なにより魅力的になって、
これ以上のファン孝行は他にないと思います。
しかも舞台だけでなく、映像でも楽しませてもらっていますから、
たくさんたくさん、ありがとうですよね。
いろんな世界に連れて行ってもらいました。
「髑髏城の七人」はまたどんな素晴らしい世界に連れて行ってくれるのでしょう。
とても楽しみです!


今日の台詞は「カリギュラ」より。
カリギュラ「不可能がありさえすればそれで充分だ。
       不可能!おれはそれを世界の涯てまで探しに行った、
       おれ自身の果てまで。」