風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

あの輝きが原点

晴れたり曇ったりしています。
カッコーの巣の上で」兵庫公演が始まりましたね。
大千秋楽まで、皆さん、お身体に気をつけて、
無事にやり遂げられますように、願っています。


さてこういう記事が出ました。
【 藤原×蜷川コンビで12年ぶりハムレット 】
藤原竜也(32)が演出家蜷川幸雄氏(78)とのコンビで12年ぶりに「ハムレット」(来年1月22日〜2月15日、彩の国さいたま芸術劇場)に主演することが6日、分かった。藤原が蜷川氏に直訴して実現した。オフィーリアに満島ひかり(28)、レアティーズに満島真之介(25)と初の姉弟共演も実現。台湾、ロンドンで海外公演も行われる。


う〜ん、そうですか〜。
小栗くんじゃなかったら、誰だろうと考えていたのですが、
もう一度藤原くんがくるとは思いませんでした。直訴して叶ったのですね。
最初、オールメールでって書かれていたような気もするのですが、
オフィーリアは満島さんなんですね。
小栗くんはちょっと蜷川さんと離れすぎているというか、
2009年の「ムサシ」以来、お仕事してないですから。
それにしても、よくインタビューに蜷川さんのことが出てきたり、
「Next Stage」に書かれていた、
「蜷川舞台に出たい。今俺のやりたいこと優先順位ナンバーワン」と、
言っていたのは、こちらは願いが叶わなかったのかな。
それとも「蜷川幸雄80周年記念作品」が他にもあって、
何かに出てくれるのでしょうか。
個人的には、四大悲劇のうち、「オセロ」「マクベス」「リア王」は、
40歳過ぎてからでいいかなと思っていて、
ハムレット」は今の時期、是非と思っていたので、
勝手に期待していただけなんですけど、結構、ショックです・・・。
私は2004年「お気に召すまま」初演で、小栗くんに嵌ったので、
蜷川シェイクスピアの小栗くんが原点なんですよね。
あの輝きをずっと追いかけているというか、
今、実力も充分ついて、機は熟したと思っていたのですが、残念です。
蜷川さんの舞台をしなやかに駆け抜ける美しい小栗くんを観たかった。
シェイクスピアの知的で優雅な美しい台詞を語る彼を観たかった。
今は石川安吾くんが心の支えです(え?笑)。