薄曇りです。
昨日はBS-TBS でつい「キサラギ」を観てしまいました（笑）。
家元くん、可愛いなあと思いながら、いつも感じるのは、
やはり脚本ってとても大事だなあということです。
「キサラギ」はなんといっても脚本が素晴らしい。
そしてテンポですね。テレビで放送する場合、どうしてもCM が、
入ってしまうのですが、特にこの作品は、だんだん畳みかけるテンポの、
その見事さも見どころのひとつなので、CM が入るととても残念です。
奇跡的な5人のキャストも揃って、本当に素敵な作品でした。
そしてこういう単館系の作品にまた出演できるようになって、
よかったなあと思います。「キツツキと雨」ですね。
大作映画には大作映画の魅力があると思うのですが、
このところ大作映画が続いていたので、単館系の映画にも出てほしいなあと、
思っていたところでした。
しかも「キツツキと雨」はオリジナル脚本で、
個人的にはこちら東海地方で撮影された映像なので、それも凄く楽しみです！
大作映画も単館系も、バランスよく出来るといいですね。
しかし「キサラギ」の最後のオタダンスは、
可笑しくて可笑しくてかわいくて、でも胸がいっぱいになるような。
メイキングの中では、振り付けをしたラッキィ池田さんが、
「いいですね。熱いものを感じますよ。妙なノリが合ってる感じがしますね」と、
仰っていました。
そのメイキングは、いかに笑いをこらえるかということがすべてのような（笑）、
NG 満載のメイキングで、まだ少年っぽい小栗くんがとても可愛かったです。
「キサラギ」は、まだHP が見られます。
【 キサラギ HP 】
その上の、「COMMENT UP!!」をクリックすると、
演出家、俳優さん等の皆さんのコメントが読めます。あらためて読んでみると、
小栗くんの映画にコメントを寄せてくれるなんて、
珍しいことではないでしょうか（笑）、蜷川さんと、
そしてこれからを予見するように、
「時計じかけのオレンジ」の演出をされた河原雅彦さん、
劇団「新感線」のいのうえひでのりさんが、コメントをされていて、
少し驚きました（笑）。
蜷川さん。
「面白い！個性豊かな俳優たちがいきいきと演技を競い合っている。
うまい俳優の演技はホノボノとユーモアに包まれて、清潔感があるのだ。」
河原さん。
「終わった後、「惜しいアイドルを亡くしたな…」と本気で悲しくなるぐらい、
如月ミキが魅力的に思えてくる。そんな名演をアイドルオタクに扮した、
全てのキャストが存分に魅せてくれてます。グッジョブです。」
いのうえさん。
「凄い面白かった。良く出来た脚本。計算された伏線。
ドンデン返しの連続をテンポよく観せる。笑えるし。一幕ものの傑作ですね。」
皆さんのコメントが嬉しいですよね〜。
そして主演の小栗くんは、
「小さな愛が散りばめられた“愛のメロディ”のような作品」と、
言っていたんですよね。ちゃんと伝わってきましたよ。
なんか伝わるって気持ちが温かくなるなあって、あらためて思った映画でした。
