風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

空間の中に俳優を彫刻する

晴れたり曇ったりしています。
ほんだしHP」にて、そうめんのCM が見られるようになりました。

【 ほんだし CM 】

私は30秒篇しか見ていないので、15秒篇も見てみたいです。
そうめん、美味しそうに食べますよね。
やはり食べ物のCM は綺麗に食べる人じゃないといけないと思うので、
小栗くんは左利きでもお箸の持ち方も綺麗ですし、ぴったりだと思います。


そして「髑髏城の七人」のブログにチラシがUPされました。

【 髑髏城の七人 BLOG 】

凄い迫力です!格好いいですね〜。片観音折りって、
いつものチラシより大きいですよね。ワクワクします!
そして写真を撮る方はいつも同じ方なのかな。
とても雰囲気のある写真ですよね。
劇団☆新感線は、パンフレットも凄いって聞きますし、
舞台装置も凄いのでしょうか。
私は、蜷川さん、白井さん、河原さんの舞台しか観ていないのですが、
それぞれ素敵なのですが、やはり蜷川さんの舞台美術がとても好きです。
「タイタス・アンドロニカス」のアフタートークのときに、
このときは、翻訳家の松岡さん、鋼太郎さん、小栗くんの3人の、
アフタートークだったのですが、松岡さんの言葉で印象的な言葉がありました。
「客席の後ろの斜めから、舞台を観るのが、一番客観的に見える。
 蜷川さんはいつもその位置から見ている。今回、松岡さんがその位置で見たら、
 すごくそれぞれの目線が端正で綺麗。
 それに関して、蜷川さんは立ち位置にうるさかったそうで、
 エアロンが隅に座ったり、立ったりするのも、舞台的に綺麗な配置になっている。
 白いキャンバスに、ここと、ここに赤を、というように、
 蜷川さんは思い描いているのではないか。」
このお話を聞いて、舞台美術も、衣装も、役者の配置も、
すべて考えて、それこそ1枚の絵を描くように、舞台を思い描いているのだなあと、
思いました。特に蜷川さんの舞台は、その一瞬一瞬を切り取っても、
凄く絵になるというか、舞台美術自体も斬新でハイセンスで美しいですよね。
何年も前に蜷川さんと鈴木杏ちゃんが、
イギリスを旅する「シェイクスピア紀行」という番組の中で、
イギリスの演劇評論家の方が蜷川さんを絶賛していて、
「視覚的想像力と西洋的な感受性を持っている」
「画家のような目で舞台や空間や色を使っている」
「画家がキャンバスを使っているように舞台を使っている」
「空間の中に俳優を彫刻する」等の言葉があり、感動しました。
「空間の中に俳優を彫刻する」って、言葉自体もとても素敵ですね。
「髑髏城の七人」は、どんな空間の中にどんな感じで、俳優は彫刻されるのでしょう。
彫刻のように端正な美しい捨之介の、しかしその身体能力を活かした、
激しい動きと殺陣と、それぞれの渦巻く思いと、
舞台というキャンバスに今度はどんな絵が描かかれるのか、
楽しみにしたいと思います。