風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

夢を託される人

晴れの日が続きます。
今日は9月15日ですが、よく去年の今日は、一昨年の今日は、
何を書いていたのかなと見るときがあります。
2009年9月15日は、「トップランナー」の感想を書いていました。
トップランナー」の司会の箭内さんの言葉、
今でも凄く印象的に残っています。


箭内「ずっと今考えてたのは、なんとか真面目って言葉を使わないで、
    真面目だっていうことを言えねぇかなあと」
小栗「あはははは」
箭内「思ったんだけど、それが思いつかないままに時間が来てしまったんですよね。
    で、やっぱり戦ってるし、楽しんでるし、そのふたつを同時に、
    やってる人が世の中を変えてく予感をさせてくれるのは、
    すごい気分がいいなあ、世の中の人、みんなそれを、その姿を、
    いろんな作品を通して、見てるんだなあっていうのを、今日、感じました」
小栗「ありがとうございます」


この言葉に対して、小栗くん、恥ずかしそうでしたが嬉しそうでしたね。
そうなんですよね。真面目だと思います(笑)。
そして“気分がいいなあ”〜というのは凄くよくわかります。
“戦ってるし、楽しんでるし、そのふたつを同時に、
やってる人が世の中を変えてく予感をさせてくれる”
まさにそのとおりで、だから清々しくて、どこか羨望の思いもあって、
とても心惹かれるんですよね。
時計じかけのオレンジ」を観たときに、
目の前の美しい一青年の、演劇にかける心意気というか気概、
その混じりけのない純粋さが、とても伝わってきて、
改めて、この青年のことが、私は大好きなんだと思ったことを思い出しました。
やっぱり夢を託される側の人ですよね。
はい、存分に戦って、楽しんでほしいと思います。