風色の椅子 第二楽章

小栗旬さんのファンブログ やや耽美主義

キツツキと雨 明日公開

穏やかに晴れました。
ゆまさんが昨日のコメント欄にラジオのことを書いてくださいました。
ありがとうございます。読んでみてくださいね。
【 MBS ラジオ ありがとう浜村淳です 】の、
「ありがとう写真館」をクリックすると、大阪のテレビ番組「ハピくるっ」の時の、
小栗くんが見られます。この小栗くん、若い感じで爽やかで素敵ですね!
ラジオは相変わらずいい声だったそうですよ。
“台本を読んだ印象は「克彦さんは役所さんとお話を聞いて、
台本を読んでしまったので、あー横に立ちたいなぁと思いました。”
横に立てて、よかったですね。
いい映画に出演できて、役所さんと共演できて、本当によかったなあと思います。


さて昨日の「ひみつの嵐ちゃん」は売れ残ってしまいましたね。
本人がモデル体型なのだから、
もっとシンプルな服装でも充分映えると思うのですが、
でも最後まで残った方がずっと見られてよかったです(笑)。
そしてこちらの地方での番組は、みな少しの時間で、
だいたい小栗くん、役所さん、沖田監督が、椅子に座って三人揃って、
「〇〇をご覧の皆さん、こんばんは」から始まるのですが、
昨晩の「みちゃえる」は司会が安田美沙子さんだったので、
そこに、「安田美沙子さん、こんばんは」がつきました。
何故か小栗くんがにこにこ顔で言っていました(笑)。
内容は既出のものが多かったです。
その「みちゃえる」は部屋に入ってくるところが見られたのでよかったです。


まだ私は本屋さんに行っていないのですが、今日発売の2つの雑誌です。
【 amazon.co.jp Men's JOKER 3月号 】
この表紙、とっても素敵です!ほっそりとしてお髭もないし、
美しい人は美しくあるべきだと思います(笑)。
「Men's JOKER」はいつもすごく写真が素敵ですよね。
【 amazon.co.jp POPEYE 3月号 】
こちらはお髭がありますが、すっきりしています。
実は尖った感じもどこかに残ってほしい気がします(笑)。
どちらも買う気満々です。
皆さんも本屋さんで見てみてくださいね。


キツツキと雨」の記事が続々出ています。
【 役所広司さんと小栗旬さんに助けられました〜「キツツキと雨」の沖田修一監督 】
■沖田監督「映画の中に出てくる映画監督というのは、巨匠だったり、何か威張った感じのキャラクターとして描かれるケースが多くて、幸一のようなタイプの監督はあまりいなかったのではないかと。僕もかつて、映画の現場で右も左もわからずに戸惑ったり、精神的にどんどん追い込まれたりした経験があります。でも、そういったことは、端から見ればきっと面白いんだろうなと思ったんです。」
 小栗さん自身が映画「シュアリー・サムデイ」(2010年)で監督を務めたことも、小栗さんを幸一役に起用する大きな要因だった。
■沖田監督「小栗さんに対しては、もちろん俳優さんとしての興味もありましたが、小栗さんが映画監督を経験されていて、しかも、その時のインタビューで、弱気な気持ちを素直に表していたのがすごく印象に残っていたんです。だから、小栗さんが幸一を演じることで、小栗さん自身の経験を幸一というキャラクターにうまく乗せることができて、映画がもっと面白くなると考えました。」
 南極基地で暮らす人たちの人間模様をユーモラスに描いた前作「南極料理人」が、商業映画としてはデビュー作となった。この作品は、藤本賞新人賞、新藤兼人賞金賞を受賞するなど、高い評価を受けた。
■沖田監督「南極料理人の時は、僕もまさに幸一のような状態で、周りの方々に助けられながら、なんとか映画を作り上げることができました。今回も状況はあまり変わらなかった気もしますが、自分としては、成功も失敗も含め、前作の経験を踏まえて現場に臨めたという実感があります。今回は、役者さんも撮影スタッフもオリジナルの台本をすごく楽しんでくれて、現場はお祭りのような雰囲気でした。役者さんたちは事前に「南極料理人」を観て、僕がどんな映画監督なのかを理解したうえで現場に臨んでくれたので、とてもやりやすかったです。
役所さんと小栗さんには本当に助けられました。「この場面はどう演じてもらったらいいのか」と、逆に僕の方から相談することもありましたが(笑)、お二人は「どうしたらこの映画が面白くなるか」を第一に考えて実践してくれ、そんな姿にすごくワクワクしました。」
 登場人物たちの日常のなにげない会話やしぐさにやわらかなユーモアを醸す作風が、沖田監督の持ち味だ。
■沖田監督「登場人物たちの言動は、決して突飛なものではなく、ごく普通の人間の営みの中で展開されています。映画を観てくれる方々に対して、「皆さんの身近にある世界の話ですよ」というメッセージをきちんと示せていれば、ことさら面白おかしく見せようとしなくても、自然とユーモアは生まれてくるものだと思います。」


【 “映画の現場”だからできること。役所広司、小栗旬が語る 】
役所広司小栗旬出演の映画『キツツキと雨』が11日(土)から公開されるのを前に、役所と小栗のふたりがインタビューに応じ、映画の撮影現場を舞台にした本作ならではのエピソードを語ってくれた。
本作を手がけたのは『南極料理人』が話題を呼んだ新鋭・沖田修一監督。鋭い人物描写と、俳優の魅力を見事に引き出す演出が魅力の新鋭監督だが、役所は沖田監督を“懐かしいスタイルの映画監督”と評する。「沖田さんは現場でテストをして、“どうやって撮っていくか?”についてスタッフたちが監督を囲んで相談していくんです。とにかくたくさん“映像素材”を撮って、どのテイクが本番だったのかわからない撮影現場が主流になる中で、沖田監督は、ほしいカットとほしいお芝居のために時間を費やす。『こうやってしっかりと映画を撮っていこうとする人がまだいるんだ』と思いましたね」。
さらに役所は「沖田監督は“わからない”ことは“わからない”と言うんです。それが沖田さんの正直で男らしいところ」という。映画監督は撮影現場の統括者。彼の下にスタッフとキャストが集い、監督の指示ひとつで動く。ちなみに本作の新人監督・幸一は、多くのキャスト・スタッフを前に“わからない”と言えずに悩む男だ。小栗は「僕も自分で監督したときに“わからない”って言えなくて苦しかったので、沖田さんが“わからない”と言い、悩んで撮影が止まっても『すいません』と言いながら自分を通そうとする姿はスゴいと思いましたね」と振り返り、「でも、監督がそう言えば言うほど、僕らは『監督のために何をすればいいんだろう?』と思いますし、役者もスタッフもいろんなことを試して映画が出来上がっていくので、役所さんが前におっしゃいましたけど、いい意味での“自主製作感”がある作品でした」と笑顔を見せる。
映画はそこに関わる俳優やスタッフが1カットずつ悩んだり、試行錯誤しながら撮影されていく。本作に登場する新人監督の幸一も、いつの間にか映画の現場に巻き込まれてしまった木こりの克彦も、悩んだり立ち止まったりしながら“映画をつくる”行為を通して、友情を育み、自らを見つめなおしていく。ふたりが「撮影現場の空気感が作品に出ていた」と語る本作。そこにはこれまでの友情ドラマにはない“映画の撮影現場を舞台にした作品ならでは”の、人間ドラマが描かれているのではないだろうか。


この二つの記事は監督側、役者側から書かれていて興味深いですね。
監督さん、役者さん、両方がちゃんと同じ方向を向いていたのだなあと思います。
そういう心の通い合いがちゃんと出ていた映画でした。
そして映画って、監督さんのお人柄が出るのだなあと、
沖田監督を見て、その言動を聞いて、改めて思いました。
やっぱりクリエイティブなことっていいですよね。
作りだしていく、生み出していく、それも皆で力を合わせて、
そういう様子が描かれていく映画ですし、実際もそういう感じだったのだなあと、
二重に伝わってきて、心に響きます。
いよいよ明日公開ですね!
日舞台挨拶に行かれる方、舞台挨拶も映画も楽しんできてくださいね。
とにかくすごくいい映画なので、
映画だけの方も楽しみにご覧になってくださいね。
心に春を運んでくれる映画です。ほっこり温まって帰ってきてください(笑)。